個人的に大好きなやる夫スレ1 『 774の474 』
突然はじまります。えっ、番号ついてる。シリーズにするつもりなの…?
今回ご紹介するのは、短編ながらとても鮮やかに恐怖を味わうことができるおはなしです。
たまには散歩にでも行ったらどうだお?
やる夫短編 『 774の474 』(作者不明)
なお、この記事書くためにまとめサイトさんを検索したら一個もヒットしませんでした。テキストファイルを残しておいて正解でした。
まとめサイトさん、ありました!やったー!
主人公やる夫は学生。仲良しのクラスメートたちと平凡な毎日を過ごしています。ですが、明らかにおかしい点があるのに、作中のキャラたちはみんな平然としていて……
「今から取ってきたらどうだお?」というやる夫のアドバイスを聞いて、昼休みに忘れ物を取りに戻ったやらない夫。
購買にだけ行くつもりだったのに、やる夫が頼んだコーラのために自販機まで遠回りすることになったキョン。
やる夫から聞いた幽霊の噂を確かめるために、1人で学校を抜けて廃ビルに向かったハルヒ。
授業中ずっと寝ていたせいで帰りの支度が終わっていないやる夫に言われた通り、やる夫を置いて先にクレープ屋に向かった誠と言葉。
読んでいるうちに「まさか、まさか…」と恐れていたことを、ラストに鮮やかに明かされるのは怖すぎて逆に快感です。
ぜひ夜遅い時間に、1人で読んで~!短いのですぐ読めますよ。