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【永遠の悩み】フルリモート VS 出社 VS ハイブリッド

私はもともと終日出社で週5会社に通っていたが、コロナを機に終日フルリモートの生活に切り替わった。

そのような方はいっぱいいるだろう。
あれから約2年半。私は今でもどちらの働き方が良いのかとても悩んでいる。

もちろんどちらにもメリット・デメリットがあり、かつそれに業務内容、その人のライフスタイル、性格などが組み合わさって初めて「これだ」と思うスタイルが出てくると思われる。
しかも実際に勤務している会社がそうだとは限らないから、さらに転職活動というシビアな戦いにまで進む可能性もある。

そこでもう一度【働き方】について深掘りしてみようと思う。
もちろん人によっては週2出社、週3リモートがベストという人もいれば、フルリモート+フルフレックスと時間の指定が入るパターンもあると思う。

働く上で、会社の規模、仕事内容、同僚の人柄などなどいろんな要素にさらに上記のような掛け合わせも出てくるのだ。
非常に難解で複雑である。
でもこれを究極的に解明できれば、その後の仕事人生は楽かもしれない。
自分にとって本当に譲れないものは何なのか、つまり『どう生きていきたいのか』を選択できる時代になったのだ。
これは一昔まではなかった考え方だ。限られたものの中で、その枠にいかに収まるかを模索してきた時代は過ぎ去ったのだ。

喜ばしいこととして、思いっきり思案したいと思う。

※今回のnoteについては、出勤スタイルにのみ特化してフルリモートVS出社VSハイブリッドをメインとして書くこととする。
※対象はリモート可能な職種の方向けです。

フルリモート

◆メリット
・勤務地が固定されない(誰向け:職場近くでないところで住みたい人)
・通勤時間がカットされる(誰向け:家庭がある方、副業をしている方、プライベートの時間を重視している方、通勤嫌いな方)
・不要なコミュニケーションが減る(誰向け:仕事以外の話をしたくない方、チャットが好きな方、仕事に集中したい方、1人が好きな方)
・賃金格差が場所によって起きない(誰向け:地方に住みたいが賃金格差により悩んでいる方、土地の高騰などにより住居変更を検討している方、田舎などのため近くに企業がない方)

◆デメリット
・直接のコミュニケーションがない(誰向け:人と話したい方、アイディアが必要な方、気分転換したい方、一人暮らしの方、口頭説明の方がわかりやすい方)
・運動不足になる(誰向け:仕事中座りっぱなしな方、平日は外に出ない方、体を動かすことが嫌いな方、通勤以外で運動してこなかった方)

出社

◆メリット
・直接コミュニケーションできる(誰向け:人と話すことが好きな方、職場の人とも友達になれる方、仕事帰りに遊びに行きたい方、人と話す方がアイディアが浮かぶ方、言葉によって誤解を生みやすい方)
・通勤による運動時間などの確保(誰向け:仕事中座りっぱなしな方、普段から外に出ない方、体を動かすことが嫌いな方、通勤以外で運動してこなかった方、通勤中、本を読むなど趣味の時間にあてている方)

◆デメリット
・不要なコミュニケーションが増える(誰向け:仕事以外の話をしたくない方、チャットが好きな方、仕事に集中したい方、1人が好きな方)
・通勤時間が増える(誰向け:家庭がある方、副業をしている方、プライベートの時間を重視している方、通勤嫌いな方)
・会社近郊以外から通えない(誰向け:複数の違う都市に居住したい方、家庭の事情で住居を変える可能性がある方、テレワーク希望の方)

ハイブリッド(例:週2リモート、その他出社)

◆メリット
・フルリモート、出社のデメリットを改善できる(誰向け:対面、非対面それぞのコミュニケーションを取りたい方、集中する時間と人と話す時間を明確に分けたい方、運動不足な方、天気やスケジュールによって出社可否を決めたい方、メリハリをつけて働きたい方、同僚とのコミュニケーションを重視している方)

◆デメリット
・通勤時間が増える(誰向け:家庭がある方、副業をしている方、プライベートの時間を重視している方、通勤嫌いな方)
・通勤によるPCの持ち運び(誰向け:よく忘れ物をする方、家が遠い方、重い荷物を持ちたくない方)
・会社近郊以外から通えない(誰向け:複数の違う都市に居住したい方、家庭の事情で住居を変える可能性がある方、テレワーク希望の方)

こうやって書いてみると1番のポイントはやはり居住地だと思う。
たとえばどうしても関東以外の地方や海外に住みたい。将来的に転居することが確実に決まっている等の方は、フルリモートの方が満足度が高いと思われる。
出社、ハイブリッドだと結局必ず転職することが必要になってしまうからだ。
上記にプラスして特に家庭がありプライベートの時間を多く取りたい方、一律の賃金で地方に住みたい方はフルリモート一択で良いと思う。

逆にもともと関東や大阪など大都市が地元で、その後も移動の予定がない方はフルリモート、出社、ハイブリッド選び放題だ。
あとは働き方としてコミュニケーション、移動時間のメリデメを考えて合う方を選べば良いだろう。

私のお話をさせていただくとこのコロナ禍のフルリモートでメンタルが疲れてしまい、結局退職して地元に戻ってきた。
原因について考えたところ、一番はコロナ禍という不安定な社会に対する不安と何より人に直接会えないことの苦痛だったと思う。
マネジメント職だったため、他の人よりMTGの回数や人とやりとりする機会は多かったものの全てオンラインなので、雑談はしづらく、かつみんなの実際の心内が分かりづらいのは非常にやりづらかった。
またプライベートでの遊びも激減したため、ストレス発散もできなかったのだろう。

今こうして地元に戻ってきて思うのは、フルリモートも周りの状況が変われば働く感じは変わってくるだろうということだ。
結局前職がコロナ禍以外もフルリモートにします、場所は自由ですとはっきり宣言してくれていれば今も同じところで働き続けていたかもしれないと思うとやはり会社としては選択肢を多めに持っている方が社員が残り続けてくれる可能性は上がるだろう。

話は戻るがフルリモートの会社に時短で就職してみたのでそこで試してみて自分に会った働き方を見つけていきたいと思っている。
何事も焦らずに、大人になってもいろんなパターンに挑戦してみることが大事なのではないかなと思う今日この頃である。

みなさんも自分にはどういう働き方があっているのか考えるきっかけになってくれたら嬉しい。


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