思い出の風俗<大塚~裏風俗編①>
こんにちは、かずさんです。
昔と比べるとだいぶ様変わりしましたよね、JR大塚駅の周辺って。
小ぎれいな駅前はさておき、今なお大塚は激安風俗のメッカとして知られています。老舗のピンサロや人妻系のヘルスなどが立ち並び、学生の時分から大変お世話になってきた町の一つです。
通った回数も多く、数々の忘れられないエピソードがあるのですが、中でも身の危険を感じた裏風俗店のお話をご紹介いたします。
2001年8月の終わり頃、地方の大学に通っていた私は、都内の実家に帰省する都度、どこか風俗に立ち寄ってから地方に戻るのをルーティンにしていました。
それほど資金も潤沢ではない学生ですので、3千円から5千円で若さゆえの溢れる性欲をしっかり受け止めてくれる大塚のピンサロには、足を向けて寝られない程にお世話になっていたわけです。
ちょっとネットで調べれば分かりますが、大塚には数多くの格安ピンサロが軒を連ねており、私は特にお店を固定せずに色んなお店を訪ね歩いていたわけですが、あの時はそれが裏目に出てしまったのです…。
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私の感覚ですが、大塚駅の北口の方にあるホテルの東横INNさんの周辺などには本当に多くの風俗店が点在しており、日中でもステキな立て看板が路地に並んでおり、私などは辺りを散策するだけでワクワクするわけです。
この日も、行き交う一般のご婦人の目を少し気にしながら注目の立て看板に目を凝らしていました。ひと通り歩き回り、JRの路線に近い側のやや薄暗い路地に差し掛かるとポン引きの兄さんに声を掛けられました。
あからさまな客引きに一瞬迷いはあったのですが、陽気なポン引きの口車にまんまと乗せられ、ビルの地下へと案内されたのです。
階段を下りてすぐの地下階のガラスドアを開けると、薄暗い広めのロビーが広がっていました。背の高い観葉植物を緩衝材にして、コの字に並ぶソファのセットが等間隔にいくつも置かれています。ピンサロ特有の爆音のBGMなどは流れておらず、待合室のようなサロンといった感じです。
やや緊張しながら待っていると、髪はセミロングで少しソバージュがかり、目元は少しキリっとした感じの20代中頃で、細身のスラっとした女性が私のソファにやって来ました。彼女は青いサテン系のキャミソールに黒いレースのカーディガンを羽織っていて、何というか年上のお水なイメージの女性でした。
第一印象としては「こりゃ~セクシーなお姉さんが来たな♫」などと期待していたのですが、この後、彼女が私を追い詰めてくるのです…。
【続く】