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幡野広志のやさしい医療と写真

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コスパの悪い病気



大塚先生は京都大学の、きっと偉くて凄い先生だ。

大塚先生のことを知る人から、なんども大塚先生の学術的な凄さを教えられてきたけど、本人がウチすごいどすぇ感をまったくださないし、そもそも学術的な凄さはこちらもサッパリわからない。

「ぼくなんてノーベル賞とれないし」と、すこしホロ酔いの大塚先生がこんな弱音をいったことがある。ぼくが耳にしていたさまざまな弱音のなかで、断トツにいちばん強気の弱音だっ

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