医療DX,デジタルヘルス,医療AIの話題
以下は2024年10月19日の投稿です。
最新の投稿や古い投稿はアメブロでご覧ください
https://ameblo.jp/motomitsu1/
★★もくじ★★
■医療機器(医用画像)
○クレアボ,数坤科技社の心臓CT画像解析ソフトウェアを販売
○CMEFが深センで開催、Dawei Medicalは携帯超音波を展示
○医療AI企業のJLKは、脳卒中ソリューションが米FDA 510(k)を獲得
○【インドネシア】製薬カルベ、CT検査装置供給でGEと提携
○GE、超音波診断の遠隔トレーニングにNTT系映像配信サービス
○島津,エーザイ,大分大,臼杵市医師会,アミロイドβ蓄積予測能評価
○量子センシング技術を活用した生体内における代謝反応の直接計測
■行政動向
○電子カルテ情報等分析関連サービスに係る要件等調査研究等一式
○薬や医療機器、取り違え防止 厚労省が統一データベース
■デジタルヘルス
○富士通と帝京大学がXRや生成AIなどを活用し、生活習慣改善
○日本初!北欧トップヘルスケアAIとの連携による「健康予測AI」
○ソフトバンク、妊婦がスマホで栄養状態測定 新興と実証
○健康リスク予測サービス「マイリスク」運動〜健康リスク管理アプリ
■国外動向
○研究から往診まで、米国のヘルスケア機関で AI エージェントが加速
○AIが患者の治療法導くか IT企業の動き活発
○新興国医療、画像解析で支援、日本発AIソフト、医師不足補完
○ウエアラブルデバイスによる運動介入、肺癌の術後回復に役立つ
○高齢者の運動、医療と連携 IOC会長選候補の渡辺守成氏
○デジタル治療DTxの先進国事例と国内最新動向
★★ここから各記事の概要★★
○クレアボ,数坤科技社の心臓CT画像解析ソフトウェアを販売
https://www.innervision.co.jp/products/release/20241118
クレアボ・テクノロジーズ(株)は,Shukun Technology Co., Ltd.
(中華人民共和国北京)が開発した心臓CT画像解析ソフトウェア
「Careverse CoronaryDoc」の認証を取得し,国内販売を開始した。
(INNERVISION 2024.10.15)
○CMEFが深センで開催、Dawei Medicalは携帯超音波を展示
https://jp.prnasia.com/story/119331-3.shtml
第90回中国国際医療機器博覧会(CMEF)が10月12日から15日まで
深センで盛大に開幕。ダウェイメディカル(Dawei Medical)は、
ユーザーに手元でワイヤレスの視覚を提供する革新的な
携帯型超音波装置を展示しました。
(PRNewswire 2024.10.14)
○医療AI企業のJLKは、脳卒中ソリューションが米FDA 510(k)を獲得
https://www.mk.co.kr/jp/it/11142877
医療AI企業のJLKは、脳卒中ソリューションのJLK-CTPが米FDAから
510(k)を獲得したと明らかにした。JLK-CTPは、脳CT貫流映像の
脳血流(CBF)分析結果を基に、脳梗塞中心(Infarct core)と脳貫流
(Perfusion)低下領域の体積を自動計算するソリューションだ。
(毎日経済韓国 2024.10.17)
○【インドネシア】製薬カルベ、CT検査装置供給でGEと提携
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3a3786ad051539520c802e724e39009cb88061c
インドネシアの製薬最大手カルベ・ファルマは、グループ会社で
医療機器の製造を手がけるフォレスタ・カルメディック・グローバルが
国産CT検査装置の供給に関して、GEヘルスケアと提携したと発表した。
CT検査装置はこれまで国内で製造されていなかったが、
GEヘルスケアの支援で開発を進める。
(NNA 2024.10.18)
○GE、超音波診断の遠隔トレーニングにNTT系映像配信サービス
https://www.innervision.co.jp/products/release/20241119
GEヘルスケアとNTTコミュニケーションズは,医療関係者向けの
超音波画像診断の遠隔トレーニングサービスに,NTT Comが
提供する映像配信サービス「Smart vLive」を採用した。
(INNERVISION 2024.10.15)
○島津,エーザイ,大分大,臼杵市医師会,アミロイドβ蓄積予測能評価
https://www.eisai.co.jp/news/2024/news202477.html
島津製作所、エーザイ、大分大学、臼杵市医師会は、2022年11月より
共同で実施する大分県臼杵市を実証立地としたコホート研究において、
血液バイオマーカーを用いて、アルツハイマー病の重要な病理として
知られる脳内アミロイドβ蓄積の予測能を評価しました。
(エーザイ 2024.10.17)
○量子センシング技術を活用した生体内における代謝反応の直接計測
https://www.qst.go.jp/site/press/20241017.html
東京大学、量子科学技術研究開発機構、大阪大学、岐阜大学は、
高感度化時間に影響する分子構造の制約から、これまで開発が難しいと
考えられていたオリゴペプチド型の超核偏極MRI分子プローブの
開発に世界で初めて成功しました。
(量研プレス 2024.10.17)
★★★
○電子カルテ情報等分析関連サービスに係る要件等調査研究等一式
https://www.mhlw.go.jp/stf/shinsei_boshu/choutatsujouhou/chotatu/j-wto-iken/newpage_09627.html
厚労省は、令和7年度電子カルテ情報等分析関連サービスに係る
要件等調査研究等一式の仕様書案に対する意見を招請を開始した。
意見の提出期限は、11月5日12時まで。
(厚労省 2024.10.15)
○薬や医療機器、取り違え防止 厚労省が統一データベース
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA099OX0Z01C24A0000000/
厚生労働省は医薬品や医療機器に付与したバーコード情報の
データベースを構築し、2027年度にも運用を始める。
医療機関や卸事業者でのDXを進めて、効率的な在庫管理や
医薬品の取り違えの防止につなげる。
(日経新聞 2024.10.17)
★★★
○富士通と帝京大学がXRや生成AIなどを活用し、生活習慣改善
https://pr.fujitsu.com/jp/news/2024/10/18.html
富士通と帝京大学 は、XRや空間コンピューティング、
生成AIなどのデジタルテクノロジーを活用し、自身の体内の
状態を深く理解することで生活習慣の改善に向けた意識向上や
ヘルスケアリテラシー向上をサポートするUXプラットフォームの
共同研究を10月18日から本格的に開始します。
(富士通 2024.10.18)
○日本初!北欧トップヘルスケアAIとの連携による「健康予測AI」
https://japan.cnet.com/release/31044998/
さくらCS HD Grグループ傘下のAI・介護記録ソフトを提供する
Care Viewerは、医療看護介護分野向けのAIモデル開発企業で
フィンランド国内シェアNo1を誇るGillie.AI社との連携事業として、
グループ会社の介護施設10事業所にて「健康予測AI」の実証実験を
開始した。
(Cnet Japan 2024.10.18)
○ソフトバンク、妊婦がスマホで栄養状態測定 新興と実証
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC185R50Y4A011C2000000/
同社は、妊婦がスマホで栄養状態を定期的に計測できるサービスの
実証実験を始めると発表した。簡易尿検査キットを手掛ける
スタートアップのユーリア、健康食品を手掛けるトイメディカルと
共同で取り組む。高血圧や糖尿病のリスクを抑えつつ、
ストレスの少ない食生活を提案できるようデータを集める。
(日経新聞 2024.10.18)
○健康リスク予測サービス「マイリスク」運動〜健康リスク管理アプリ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000151154.html
レグラルは、健康リスク予測サービス「マイリスク」から運動〜
健康リスク管理アプリと健康施策立案サポートアプリがリリース。
革新的PHRアプリと健康施策の最新ツールが登場。
健康経営を強力にサポート。先行ユーザを募集。
(PRtimes 2024.10.15)
★★★
○研究から往診まで、米国のヘルスケア機関で AI エージェントが加速
https://blogs.nvidia.co.jp/2024/10/16/us-healthcare-ai-agents/
今週、ワシントン D.C. で開催された NVIDIA AI Summit では、
AI で加速された最新のツールが紹介されました。
国立先進トランスレーショナル科学センター (NCATS) は、
CPU ベースのインフラでは何時間もかかっていたプロセスが、
NVIDIA AI により数秒で完了できるようになったと報告しています。
研究論文や画像診断報告書、患者記録など大量のヘルスケアデータは、
構造化されておらず、PDF 文書に固定されているため、
研究者が情報を即座に検索することは困難です。
NCATS が運営する遺伝性希少疾患情報センターは、PDFデータ
抽出ブループリントを利用し、これまで検索不能だったデータベース
からの情報収集機能を高める生成 AI ツールの開発に取り組んでいます。
こうしたツールにより、希少疾患の患者からの質問に答えることが
可能となります。
(NVIDIA 2024.10.16)
○AIが患者の治療法導くか IT企業の動き活発
https://www.sankei.com/article/20241017-2DPCX7OSQJLBLOBLEHTBA764YE/
米マイクロソフトは、病理画像を基にがんの種類や特徴を見分ける
医療特化のAIモデルを開発したと発表。AWSも、胸部X線検査の画像を
AIに分析させ、どのような症状を引き起こしている可能性があるかを
回答させる医療画像の解釈支援サービスを開発している。
(産経新聞 2024.10.17)
○新興国医療、画像解析で支援、日本発AIソフト、医師不足補完
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO84123440V11C24A0TB2000/
エルピクセルがタイで結核向け、AIメディカルサービスはブラジルや
東南アジアで胃がん向けの事業を始める。
エルピクセルは日本貿易振興機構(ジェトロ)と連携。
(日経新聞 2024.10.16)
○ウエアラブルデバイスによる運動介入、肺癌の術後回復に役立つ
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/jama/202410/586099.html
韓国Sungkyunkwan大学のJunghee Lee氏らは、非小細胞肺癌と
診断され治癒切除手術を受ける予定の患者を対象に、術前から
ウエアラブルデバイスを用いた運動指導を行い、術後の回復度、
心肺機能、QOLなどに与える影響を調べる非ランダム化試験を行い、
異なる期間に標準ケアを受けた対照群と比べ、デバイスを用いた
介入は術後の運動能力を高め、呼吸困難を軽減していたと報告した。
(日経メディカル 2024.10.17)
○高齢者の運動、医療と連携 IOC会長選候補の渡辺守成氏
https://www.tokyo-np.co.jp/article/360680?rct=sports
国際体操連盟(FIG)の渡辺守成会長が16日、ジャカルタで
記者会見した。高齢者にスマートフォンで体の動かし方を伝え、
データを医療機関と共有する取り組みをインドネシアで試験導入
すると発表した。
(東京新聞 2024.10.16)
○デジタル治療DTxの先進国事例と国内最新動向
https://www.nttdata.com/jp/ja/trends/data-insight/2024/1018/
DTx先進国は、アメリカとドイツだ。それぞれ数十個のアプリが
存在しており、治療に使われている。代表的なDTxが以下の3つだ。
1つ目はアメリカ、米WellDoc社の『BlueStar』。2010年に世界で
初めて承認されたDTxで、糖尿病患者向けに血糖値や血圧、服薬状況、
食事や運動を管理する。2つ目は米Akili社の『EndeavorRx』。
8歳から12歳までの小児の注意欠如・多動症(ADHD)の治療に
使用されるアプリで、同時に2つの課題をクリアしていく形式の
治療向けゲームだ。Akili社は塩野義製薬と提携しており、日本での
販売に向けて当局の承認を待ちつつ最終準備を行っている。
3つ目は独GAIA AG社の『deprexis』。うつ病や抑うつ気分の
治療をサポートするインタラクティブな自助プログラムである。
(NTTデータ 2024.10.18)
★★★