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医療DX,デジタルヘルス,医療AIの話題

以下は2024年11月4日の投稿です。
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https://ameblo.jp/motomitsu1/

★★もくじ★★

■医療機器
○キヤノン系、医療画像解析ソフト新製品 AIで臓器抽出
○キャノン「2024年アジアデザイン賞」X線CT診断装置が銀賞
○医機連ジャーナル 第127号(AUTUMN)
○Smart Opinion、Mayo Clinicの支援プログラムに選出
○アイリス所属AIエンジニアがRSNAのKaggleコンペで世界2位入賞
○MRI造影剤新薬開発企業インベンテラは、185億ウォン投資誘致
○遺伝性腎疾患、AI活用の病理診断手法を開発-筑波大ほか
○子宮頸がんの診断と予防を越えて、今は治療領域まで挑戦する企業
○四病協、地域医療介護総合確保基金の拡充などを要望
○医療機器の設備更新が拡大、600億元投資も
○フィリップスMRIユーザーズミーティング全国大会
○キヤノンの通期予想、営業益4555億円に下方修正の背景
○GEヘルスケア、米国の医療機器販売好調で利益見通しを引上げ
○フィリップス、売上高予想を下方修正 中国が不振

■行政動向(IT)
○電子カルテ情報共有サービスの特設Webサイトを開設、厚労省
○電カル共有、PMHなど、社会保障審議会医療部会 資料
○東京都、高齢者スマートウォッチ等デジタル機器活用事業

■デジタルヘルス
○三重大学とNTTが、LLM「tsuzumi」電子カルテ要約の実証実験
○PSP,病理分野向けクラウドソリューションの販売開始
○東大発スタートアップ「AI予防医学研究所」5,000万円を調達
○FIXER、名古屋市立大学に生成AIサービスを提供
○THE PHAGE、保健医療分野のAI開発で4社と個別に意書
○ispec「業務管理一体型PHR」を、医療法人原会と共同開発
○クラウド電カル「movacal」医療文書の半自動生成機能等開発
○日本初「健康予測AI」の実証実験をCare Viewerが開始
○Splink、神奈川県と「認知症未病改善」共同実証事業を開始

■国外動向(IT)
○網膜スキャンで心疾患などの予測をするMediwhaleが17億円確保

★★ここから各記事★★

○キヤノン系、医療画像解析ソフト新製品 AIで臓器抽出
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC318920R31C24A0000000/
キヤノンメディカルシステムズは31日、医療画像の解析ソフトウエアの
新製品を11月5日に発売すると発表した。人工知能(AI)が骨や血管などを
自動抽出し、見たい臓器だけを表示する。医師の診断を効率化し、
働き方の改善につなげる。
(日経新聞 2024.10.31)

○キャノン「2024年アジアデザイン賞」X線CT診断装置が銀賞
https://medical.jiji.com/prtimes/251013
香港デザインセンターが主催する「2024年アジアデザイン賞」に
おいて、X線CT診断装置「Aquilion ONE / INSIGHT Edition」が
銀賞を受賞した。
(時事通信 2024.11.1)

○医機連ジャーナル 第127号(AUTUMN)
https://www.jfmda.gr.jp/ikiren_news/
就任のご挨拶:厚生労働省 医政局 医薬産業振興・医療情報企画課
医療機器政策室 室長 南川 一夫 氏 ほか
(医機連 2024.10.25)

○Smart Opinion、Mayo Clinicの支援プログラムに選出
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000097981.html
AI(人工知能)技術で乳がんの疑いを画像診断できる超音波検査
「AI乳がん検診『Smaopi』」の開発に取り組む、Smart Opinionは、
米Mayo Clinicが主催する医療技術スタートアップ支援プログラム、
に選出されたことをお知らせします。
(PRtimes 2024.10.29)

○アイリス所属AIエンジニアがRSNAのKaggleコンペで世界2位入賞
https://news.biglobe.ne.jp/economy/1029/prt_241029_0561034465.html
人工知能を使用して腰椎MR画像から5つの腰椎変性疾患の分類と
検出を支援するKaggleコンペティション ”RSNA 2024 Lumbar
Spine Degenerative Classification”において、世界中から1,874
チームが参加する中、アイリスのAIエンジニアの有安が所属する
チームが2位入賞を果たし金メダルを獲得しました。
(PRtimes 2024.10.29)

○MRI造影剤新薬開発企業インベンテラは、185億ウォン投資誘致
https://www.mk.co.kr/jp/it/11154921
インベンテラは延世大学化学博士のシン·テヒョン代表が
高性能MRI造影剤を開発するために2018年に設立した会社だ。
リードパイプラインである「INV002」(筋骨格系造影剤)は現在、
国内臨床2b相患者投薬を全て終え、結果報告書を準備中だ。
2番目のパイプラインである「INV-001」(リンパ血管系造影剤)は
現在、国内臨床1/2a相を進行中である。
(毎日経済韓国 2024.10.30)

○遺伝性腎疾患、AI活用の病理診断手法を開発-筑波大ほか
https://www.qlifepro.com/news/20241031/alport-syndrome-3.html
筑波大学は10月24日、アルポート症候群を模倣するモデルマウスを用い、
オスとメスの比較や、メスの腎臓病変の詳細について調べ、メスに
特徴的である、IV型コラーゲンが保存された領域と欠損した領域の
基底膜病変を観察する手法を開発したと発表した。
(QLifePro 2024.10.31)

○子宮頸がんの診断と予防を越えて、今は治療領域まで挑戦する企業
https://auth.sso.biglobe.ne.jp/mail/
NTLヘルスケアは、AI(人工知能)プログラムを活用して子宮頸部
拡大撮影映像を分析し、子宮頸部癌の有無を識別する医療機器の
開発に成功した。 これにとどまらず、米国の癌征服プロジェクト
「Cancer Moonshot」のために結成された民官協議体「Cancer X」
の会員としても参加している。
(毎日経済韓国 2024.10.29)

○四病協、地域医療介護総合確保基金の拡充などを要望
https://www.ajha.or.jp/topics/4byou/
四病院団体協議会(四病協:日本病院会、日本精神科病院協会、
日本医療法人協会、全日本病院協会)は、厚生労働大臣、財務大臣宛に
「地域医療介護総合確保基金の拡充について(要望)」ならびに
「病院への緊急財政支援についての要望」を提出した。
(四病協 2024.10.11)

○医療機器の設備更新が拡大、600億元投資も
https://www.nna.jp/news/2722142
中国で医療機器の設備更新への投資が広がりそうだ。
政府の買い替え促進策を受けて、地方政府の間では
医療機器の買い替えプロジェクトの承認が進んでいる。
(NNA ASIA 2024.10.30)

○フィリップスMRIユーザーズミーティング全国大会
https://www.innervision.co.jp/ad/suite/philips/special_report/gyrocup2024
フィリップスユーザーがMRIの撮像技術のアイデアを競い合う
ユーザーズミーティング全国大会「Gyro Cup 2024」が,
開催された。熱気に包まれた会場の様子をレポートする。
(INNERVISION 2024.11.1)

★★★

○電子カルテ情報共有サービスの特設Webサイトを開設、厚労省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/johoka/denkarukyouyuu.html
厚労省は10月31日、電子カルテ情報共有サービスの
まとめサイトを開設した。
(厚労省 2024.10.31)

○電カル共有、PMHなど、社会保障審議会医療部会 資料
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44808.html
厚労省が10/30に開催した同会議資料。資料タイトルは以下。
・オンライン診療の推進について
・電子カルテ情報共有サービスについて
・自治体と医療機関・薬局をつなぐ情報連携基盤(PMH)の構築
・「医療機関・薬局間の情報」の共有・標準化等について、ほか
(厚労省 2024.10.30)

○東京都、高齢者スマートウォッチ等デジタル機器活用事業
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/10/30/16.html
東京都、スマートウォッチ(リストバンド型活動量計)の製造等を
行うFrontAct及び東京都健康長寿医療センターは、連携し、
円滑に事業を実施することができるよう協定を締結した。
(東京都 2024.10.30)

★★★

○三重大学とNTTが、LLM「tsuzumi」電子カルテ要約の実証実験
https://www.ntt-west.co.jp/news/2411/241101a.html
NTT西日本と三重大学は、産学連携包括連携協定を締結し、
医療DXの推進を通じて、医師の働き方改革や三重県下の
医療の発展をめざします。NTT版大規模言語モデル(LLM)
「tsuzumi」を活用した電子カルテの要約による、
医師の事務作業の効率化に関する実証実験を開始します。
(NTT西日本 2024.11.1)

○PSP,病理分野向けクラウドソリューションの販売開始
https://www.innervision.co.jp/products/release/20241208
PSPと病理画像解析AIなどの病理分野のソリューション開発に強みを
持つメドメイン社の技術を融合させたクラウド型病理PACSサービス
『NOBORI』の提供を開始し,病理分野のデジタル化の推進を支援し,
病理診断業務におけるワークフローの改善および効率化に貢献する
ことを目指している。
(INNERVISION 2024.10.31)

○東大発スタートアップ「AI予防医学研究所」5,000万円を調達
https://mainichi.jp/articles/20241031/pr2/00m/020/293000c
脳神経外科専門医で、東京大学 高齢医学研究機構 特任研究員、
認知症リスク判定AI「AICOG(アイコグ)」(特許第6702836号)の
開発者である酒谷薫は、このたび東京大学発スタートアップとして、
株式会社AI予防医学研究所を2024年6月に設立、機関投資家から
シードラウンドで5,000万円の資金調達を実施した。
(毎日新聞 2024.10.31)

○FIXER、名古屋市立大学に生成AIサービスを提供
https://dempa-digital.com/article/602874
生成AI関連事業を手掛けるFIXERは、名古屋市立大学に
サービスを提供する。同大学は論文などの文書要約や添削、
校正のほか、海外文献の翻訳、対外メールの文面作成などに
生成AIを活用する。
(電波新聞 2024.10.29)

○THE PHAGE、保健医療分野のAI開発で4社と個別に意書
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000110505.html
同社は、明治、TOPPAN、メディヴァ(もう1社は社名非公開)との
保健医療分野のAI開発とデータ取得プロジェクトへの参画に関する
協業連携を発表。各社とそれぞれ基本合意した。
(PRtimes 2024.10.30)

○ispec「業務管理一体型PHR」を、医療法人原会と共同開発
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000033917.html
ispecは、関東地域で精神病院や介護施設などを多数有する医療法人原会と
協力し、体調・生活管理を行う「業務管理一体型PHRサービス」を
共同開発した。同時開発された就労移行支援施設向けの基幹システムに
導入され、2つの就労移行支援施設で運用が開始された。
(PRtimes 2024.10.31)

○クラウド電カル「movacal」医療文書の半自動生成機能等開発
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000065803.html
NTTプレシジョンメディシンおよび新医療リアルワールドデータ
研究機構(PRiME-R」)は、クラウド型電子カルテ「movacal.hospital」
movacal.net」において大規模言語モデル(LLM)を用いた
医療文書の構造化および半自動生成機能の共同研究開発を推進する。
(PRtimes 2024.10.29)

○日本初「健康予測AI」の実証実験をCare Viewerが開始
https://aismiley.co.jp/ai_news/careviewer-health-prediction-ai-experiment/
Care Viewerは、Gillie.AIとの連携事業として「健康予測AI」の
実証実験を、2024年10月より開始しました。介護福祉現場の
生産性向上、ケアの質の標準化を目指します。
(AIsmiley 2024.10.31)

○Splink、神奈川県と「認知症未病改善」共同実証事業を開始
https://mainichi.jp/articles/20241031/pr2/00m/020/689000c
産学公連携により神奈川県内等における認知症未病改善を目的に
セルフチェック型認知機能測定ツール「CQ test(R)」を展開。
認知機能低下を未病の段階で改善する「ブレインウェルビーイング」
を推進。
(毎日新聞 2024.10.31)

★★★

○網膜スキャンで心疾患などの予測をするMediwhaleが17億円確保
https://www.atx-research.co.jp/contents/mediwhale
Mediwhale は、非侵襲で心臓病、腎臓病の予防を支援する
プロダクトが特徴。2016 年に韓国で設立した。
心臓CTスキャンから得られる冠動脈カルシウムスコアと
同等の高精度な結果を残している。
(Advanced Technology X 2024.10.28)

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