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医療DX,デジタルヘルス,医療AIの話題

以下は2024年12月1日の投稿です。
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https://ameblo.jp/motomitsu1/

★★もくじ★★

■医療機器
○キヤノン、米ペンシルベニア大と次世代CTを共同研究
○CT画像から腹部臓器の異常を高精度に検出するAIを開発
○AiRato×東北大学「放射線治療における頭頚部癌の腫瘍自動輪郭抽出」
○経鼻内視鏡手術シミュレーションモデルの開発と手術技能習得効果の検証
○腹部画像診断における高精細画像の臨床知見、キャノンスペシャル
○中国の医療設備産業、市場規模1兆3千億元に迫る
○マンモグラフィー(検診)と眼底(検診)の返却レポートコード化による運用開始

■行政動向(IT)
○生産性向上・職場環境改善等による更なる賃上げ等の支援に828億円
○厚労省 健診等情報利活用WG 民間利活用作業班 資料
○製薬協 医療データ二次利用で「個人情報保護法の特別法早期制定を」

■デジタルヘルス
○がん研有明病院など4病院、がん診療の記録一元化
○CSI、医療DX進展に向けたクラウド事業の取り組みを強化
○血圧測定時にAIで心房細動検出 オムロンヘルスケア
○「楽天ヘルスケア」がアプリの食事データを基にサプリメントを一包化
○「Medi-Bank」電子カルテ情報共有サービスに対応
○東大発スタートアップAI予防医学研究所との業務提携、テクノクラフト
○がんや脳卒中リスクをAI予測 MDVや住友生命など
○頭痛の要因1位は、「気圧の変化」~気象からヘルスケアを考える

★★ここから各記事の概要★★

○キヤノン、米ペンシルベニア大と次世代CTを共同研究
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC275FV0X21C24A1000000/
キヤノンは27日、米ペンシルベニア大学と次世代CTについて共同研究を
始めたと発表した。次世代CTは「フォトンカウンティングCT」で、
従来型より高精度に撮影でき、診断精度の向上につながる。
(日経新聞 2024.11.27)

○CT画像から腹部臓器の異常を高精度に検出するAIを開発
https://www.med.osaka-u.ac.jp/activities/results/2024year/hori2024-11-28
大阪大学大学院医学系研究科の大学院生 佐藤淳哉さんらの研究グループは、
日常診療で放射線科医によって作成された読影所見文とCT画像から
情報を自動抽出し、これを学習することで、腹部CT画像の異常所見を
臓器ごとに検出する高精度AIを開発しました。
(大阪大学 2024.11.29)

○AiRato×東北大学「放射線治療における頭頚部癌の腫瘍自動輪郭抽出」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000119113.html
東北大学病院で放射線治療が施行された頭頚部がん患者さんを対象に、
医療画像データ(CT画像、MR画像、PET画像など)をマルチモーダル
(異なる種類の情報を統合して処理する手法)にAI解析することで
CT画像上の腫瘍を自動で抽出できる技術の開発を行っていきます。
(PRtimes 2024.11.25)

○経鼻内視鏡手術シミュレーションモデルの開発と手術技能習得効果の検証
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000046445.html
慶應義塾とジャパン・メディカル・カンパニーが共同研究契約を締結、
「経鼻内視鏡手術シミュレーションモデルの開発と手術技能習得効果の検証」
に関する共同研究を行い、その成果を第31回日本神経内視鏡学会学術集会
にて発表しました。
(PRtimes 2024.11.25)

○腹部画像診断における高精細画像の臨床知見、キャノンスペシャル
https://www.innervision.co.jp/sp/ad/suite/canonmedical/sup202411/gss2024_05
CT画像においてノイズと解像度はトレードオフの関係にあり,
検査内容や関心領域に応じて適切なバランスを取る必要がある。
このようなトレードオフの問題を解消する新たな画像再構成法が,
キヤノンメディカルシステムズの高精細CT「Aquilion Precision」の
画像を教師として学習させたSuper Resolution Deep Learning
Reconstruction(SR-DLR)の「Precise IQ Engine(PIQE)」である。
(INNERVISION 2024.11.25)

○中国の医療設備産業、市場規模1兆3千億元に迫る
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/中国の医療設備産業-市場規模1兆3千億元に迫る/ar-AA1uLd0y
ハルビン思哲睿智能医療設備が開発、生産する内視鏡手術ロボット。
人工心肺装置「ECMO(エクモ)」や内視鏡手術ロボットなどの
ハイエンド製品の発売が承認され、臨床で用いられているほか、
機能画像診断装置や放射線治療装置など業界をリードする
オリジナル性の高い製品が次々に登場している。
(新華社通信 2024.11.26)

○マンモグラフィー(検診)と眼底(検診)の返却レポートコード化による運用開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000144632.html
YKR medical labo が提供する遠隔読影サービス「Radi-Dock」にて、
マンモグラフィー(検診)と眼底(検診)の返却レポートコード化に
よる運用が可能となりました。
(PRtimes 2024.11.25)

★★★

○生産性向上・職場環境改善等による更なる賃上げ等の支援に828億円
https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/24hosei/index.html
厚労省は11月29日、令和6年度厚生労働省補正予算案を公表した。
「医療分野の生産性向上・職場環境改善等による更なる賃上げ等の
支援」として828億円を計上した。具体的には生産性向上に資する
ICT機器の導入に対して、4万円/病床数を補助する。
(公表 2024.11.29)

○厚労省 健診等情報利活用WG 民間利活用作業班 資料
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46172.html
PHR基本的指針に関する以下の課題について検討、見直す事とした。
課題1:「対象とする情報」及び「対象事業者」の定義
課題2:最新の情報セキュリティ対策への対応
課題3:無害化処理の要否
課題4:インポート/エクスポート機能具備の要否
(厚労省 2024.11.18)

○製薬協 医療データ二次利用で「個人情報保護法の特別法早期制定を」
https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=77497
日本製薬工業協会は11月25日の規制改革推進会議健康・医療・介護
ワーキング・グループで、医療データの利活用に向けて、欧州のEHDS
(European Health Data Space) のような「個人情報保護法の
医療分野の特別法の早期検討・制定」を要望した。
(ミクスonline 2024.11.26)

★★★

○がん研有明病院など4病院、がん診療の記録一元化
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG268YT0W4A121C2000000/
がん研究会有明病院は、愛知県がんセンターなど3医療機関とがん患者の
臨床データベースを統合する仕組みを始めると発表した。電子カルテから
年齢や診療履歴などの情報を自動で収集し、有明病院が開発した
データベースで一元管理する。医療従事者の負担軽減や臨床試験
(治験)の迅速化などにつながるとしている。
(日経新聞 2024.11.26)

○CSI、医療DX進展に向けたクラウド事業の取り組みを強化
https://www.atpress.ne.jp/news/418536
国の医療DX工程表の中で今年度モデル事業が開始される「電子カルテ
情報共有サービス」において、NECが開発した、電子カルテシステムと
医療現場を安全・安心に接続するクラウドサービスである、
「MegaOak Cloud Gateway」を、NECとの技術連携により、
CSIの電子カルテシステムを導入する全国の病院へ展開します。
(@Press 2024.11.28)

○血圧測定時にAIで心房細動検出 オムロンヘルスケア
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024112801026&g=eco
オムロンヘルスケアは、人工知能(AI)技術を活用し、血圧を
測定する際に心房細動の可能性を検出する技術を開発したと発表した。
米国では10月に食品医薬品局(FDA)の認可を取得。
国内では25年度中に薬事認可の取得を目指す。
(時事通信 2024.11.28)

○「楽天ヘルスケア」がアプリの食事データを基にサプリメントを一包化
https://www.nikkei.com/article/DGXZRSP682680_W4A121C2000000/
「楽天ヘルスケア」は、アプリの食事データに基づいて、一般的に
不足しがちなビタミンなどを含む20種類の栄養素を一包で摂取できる
サプリメントの新商品「THE ONE」を監修した。
(日経新聞 2024.11.26)

○「Medi-Bank」電子カルテ情報共有サービスに対応
https://www.infocom.co.jp/ja/news/news2024112501.html
インフォコムは、大阪府立病院機構 大阪急性期・総合医療センターに
導入している診療情報管理システム「Medi-Bank(メディバンク)」を
機能拡張し、電子カルテ情報共有サービスに連携可能な退院サマリー
作成機能を開発しましたのでお知らせします。
(同社ニュース 2024.11.25)

○東大発スタートアップAI予防医学研究所との業務提携、テクノクラフト
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000060820.html
テクノクラフトと東京大学発スタートアップAI予防医学研究所は、
認知症の予防医療の伸展とトータルサポートを目指したデジタル
ヘルスケア分野での業務提携を開始したことをお知らせいたします。
(PRtimes 2024.11.26)

○がんや脳卒中リスクをAI予測 MDVや住友生命など
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC272EC0X21C24A1000000/
メディカル・データ・ビジョン(MDV)は、がんや脳卒中を含む34の
疾患について、3年以内の発症リスクを予測できるサービスを開始する。
NECソリューションイノベータも、健診結果から4年以内の11疾患の
発症リスクを予測するAIを搭載した製品「NEC健診結果予測
シミュレーション」の提供を始めた。
住友生命保険は、保険業界初となる自社で保有するデータや日々の
活動データを活用したAI疾患予測サービスの提供を開始した。
(日経新聞 2024.11.29)

○頭痛の要因1位は、「気圧の変化」~気象からヘルスケアを考える
https://dentsu-ho.com/articles/9122
気圧予報に基づく体調管理アプリ「頭痛ーる」を開発・運営する
ベルシステム24の飯山隆茂氏(気象予報士)と、気象と頭痛の関係に
ついて研究する勝木将人氏(脳神経外科医)をゲストに迎え、
電通ヘルスケアチームの山口久子氏が調査結果をもとに話を聞きました。
(電通報 2024.11.25)

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