医療DX,デジタルヘルス,医療AIの話題
以下は2024年12月8日の投稿です。
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https://ameblo.jp/motomitsu1/
★★もくじ★★
■医療機器
○RSNA2024 レポート速報
○Neusoft、RSNA 2024でAI搭載の医療画像ソリューションを発表
○サムスン、RSNA2024で最新の小児科向け統合ソリューション発表
○肺がん早期発見に「AI=人工知能」活用…中四国地方で初めて
○腹部臓器異常を高精度に検出するAI開発、読影所見文+CT画像から-阪大
○製薬企業に安定供給体制管理責任者(仮称)を提案
○がん研究会とTOPPAN、包括連携に関する基本合意書を締結
■行政動向(IT)
○セキュリティ確保や制度改正対応踏まえ「クラウド移行」を検討
○意識ない救急患者、マイナ保険証で医療情報を閲覧
■デジタルヘルス
○NEC系と倉敷中央病院、11種類の疾患リスクを同時に予測するAIを論文報告
○マーソ株式会社、AI画像診断のエルピクセル株式会社へ出資
○キヤノンITS「遠隔読影における読影依頼運用技術」が発明表彰受賞
○慶應義塾大学とのPHR活用による研究第二弾の論文掲載
○アイリス AIを用いて咽頭画像から高血圧を検出する研究論文を発表
■国外動向
○乳がん検診でAIが人間の医師を超える:Google DeepMindのブレイクスルー
○「富士フイルムを超える」健診事業で狙う時価総額5兆円、若き開拓者の野望
★★ここから各記事★★
○RSNA2024 レポート速報
https://www.innervision.co.jp/report/rsna/2024/products
キヤノン,AIやITの活用による読影・検査業務の改善を提案
シーメンス,統合型医療情報PFなど,医療の質と効率を向上を提案
GE,パーパス“Creating a world where healthcare has no limits”を掲げ
など。
(INNERVISION 2024.12.2~4)
○Neusoft、RSNA 2024でAI搭載の医療画像ソリューションを発表
https://kyodonewsprwire.jp/release/202412041068
Neusoftメディカルシステムズは、診断精度の向上、臨床ワーク
フローの効率化、そして高品質な医療へのアクセス拡大を目的
とした最先端となるAI搭載の医療画像技術を発表します。
(PRwire 2024.12.4)
○サムスン、RSNA2024で最新の小児科向け統合ソリューション発表
https://news.nifty.com/article/world/korea/12329-3625585/
サムスンは、小児心臓診断専用プローブ「TA2-9」や新生児専用
「L3-22」プローブ、安全性の高いデジタルX線「GF85」など、
小児・青年診断に最適な製品ラインアップを紹介しました。
また、移動型CT「オムニトムエリートPCD(OmniTom Elite PCD)」も
展示され、米国の10大小児病院の8カ所で使用されていることが
示されました。
(コリア・エコノミクス 2024.12.4)
○肺がん早期発見に「AI=人工知能」活用…中四国地方で初めて
https://www.fnn.jp/articles/-/797796
鳥取市にある鳥取県保健事業団で公開されたのは、AIを活用した
胸部X線の読影システム。肺がんなどの診断に欠かせない胸のX線
画像の読影、医師が読み解き、診断するのをサポートします。
2024年9月から、健康診断やがん検診などで活用しています。
(FNN 2024.12.5)
○腹部臓器異常を高精度に検出するAI開発、読影所見文+CT画像から-阪大
https://www.qlifepro.com/news/20241203/ai-free-text-radiology-reports.html
大阪大学は11月29日、日常診療で放射線科医によって作成された
読影所見文とCT画像から情報を自動抽出し、これを学習することで、
腹部CT画像の異常所見を臓器ごとに検出する高精度AIを開発したと
発表した。
(QLifePrp 2024.12.3)
○製薬企業に安定供給体制管理責任者(仮称)を提案
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/trend/202412/586716.html
厚生労働省は11月28日に厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会を開催。
次期医薬品医療機器等法(薬機法)改正に向け、医療用医薬品の安定的な
供給の確保のため、「安定供給体制管理責任者(仮称)」の設置を
製造販売業者に対して義務付ける方針を提案した。
(日経メディカル 2024.12.4)
○がん研究会とTOPPAN、包括連携に関する基本合意書を締結
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001561.000033034.html
公益財団法人がん研究会と、TOPPANホールディングスの2者は、
12月1日(日)「包括連携の為の基本合意書」を締結しました。
本包括連携により、双方が保有する知見や技術を活用し、
医療分野における様々な課題の解決に資する新規事業の立ち上げに
向けて共同で取り組みます。
(PRtimes 2024.12.2)
★★★
○セキュリティ確保や制度改正対応踏まえ「クラウド移行」を検討
https://gemmed.ghc-j.com/?p=64059
厚労省「医療等情報利活用ワーキンググループ」で、
「病院情報システムのクラウド化」の議論が始まりました。
なお、目的は「クラウド化」にあるわけではなく、
「セキュリティの確保、IT人材不足への対応、効率的・効果的な
制度改正等対応」などであり、少し時間をかけて丁寧に議論が
進められる見込みです。
■健康・医療・介護情報利活用検討会医療等情報利活用WG資料
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45421.html
1.全国医療情報プラットフォームで共有される情報について
2.全国医療情報プラットフォームと地域医療情報連携ネットワークに関する論点
3.救急時医療情報閲覧における利用可能な医療情報の追加について
4.病院の情報システムに関する現状と課題について
5.次の感染症危機に備えた、電子カルテ情報共有サービスの利用等について
(GEMMED 2024.12.3)
○意識ない救急患者、マイナ保険証で医療情報を閲覧
https://www.asahi.com/articles/ASSD435GVSD4UTFL01DM.html
救急患者を受け入れた病院が、患者の過去の医療情報を閲覧できる
システムの運用が9日から始まる。患者の意識がなく、同意がとれなく
ても、保険証にひもづいたマイナンバーカードがあれば、患者が
使っている薬や持病などを医療者が把握できるようになる。
(朝日新聞 2024.12.6)
★★★
○NEC系と倉敷中央病院、11種類の疾患リスクを同時に予測するAIを論文報告
https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/topics/20241206/index.html
NECソリューションイノベータと倉敷中央病院は、健康診断の結果から
複数の疾患リスクを同時に予測するAIを開発し、その研究論文が
「AJPM Focus」に掲載されました。
(同社トピックス 2024.12.)
○マーソ株式会社、AI画像診断のエルピクセル株式会社へ出資
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000013522.html
日本最大級の人間ドック・健診予約サイトMRSOを運営するマーソ(株)は、
エルピクセルの第三者割当増資を引き受けることといたしました。
(PRtimes 2024.12.5)
○キヤノンITS「遠隔読影における読影依頼運用技術」が発明表彰受賞
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001218.000013943.html
キヤノンITSメディカルの特許「遠隔読影における読影依頼運用技術
(特許第6561895号)」が、公益社団法人 発明協会が主催する
「令和6年度関東地方発明表彰」において「発明奨励賞」を受賞した。
本発明は、キヤノンIMが提供する医療クラウドサービス“Medical
Image Place”遠隔読影インフラサービスに活用されている。
(PRtimes 2024.12.6)
○慶應義塾大学とのPHR活用による研究第二弾の論文掲載
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000051375.html
シミックHD系で電子お薬手帳を基盤としたPHRを提供するharmoは、
慶應義塾大学薬学部 医薬品情報学講座との共同研究による論文
「PTPシートからの錠剤やカプセル剤の取り出しづらさに関する
要因分析」が、医学雑誌「British Journal of Clinical
Pharmacology」に掲載されたことをお知らせします。
(PRtimes 2024.12.6)
○アイリス AIを用いて咽頭画像から高血圧を検出する研究論文を発表
https://aillis.jp/news/post/20241203
AI医療機器を開発するアイリスは、自社が保有する咽頭画像の医学
データベースを用いて、AIが咽頭画像から高い精度で高血圧を検出
できることを示す最新の研究成果を発表し、その研究論文が
「BMJ Health & Care Informatics」に掲載されました。
(同社プレスリリース 2024.12.3)
★★★
○乳がん検診でAIが人間の医師を超える:Google DeepMindのブレイクスルー
https://innovatopia.jp/ai/ai-news/45223/
Google DeepMindが開発したAIシステムが、乳がん検診のマンモ
グラフィー診断において人間の医師を上回る精度を達成したことが、
科学誌「Nature」に掲載された。
(innovaTopia 2024.12.2)
○「富士フイルムを超える」健診事業で狙う時価総額5兆円、若き開拓者の野望
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00691/120200005/
富士フイルムの医療機器やAIによる画像診断技術を使った健康診断
センターの「NURA(ニューラ)」。21年のインド・ベンガルールを
皮切りに、モンゴル、ベトナムと3カ国の7拠点で展開しており、
これまでに累計で6万人以上が健康診断を受けた。
(日経ビジネス 2024.12.2)
★★★