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医療DX、デジタルヘルス、医療AIの話題。最新記事

以下は2024年9月9日の投稿です。
最新の投稿や古い投稿はアメブロでご覧ください
https://ameblo.jp/motomitsu1/

★★もくじ★★

■医療機器(SaMD、AI)
○キヤノン系、スマホ連携の超音波診断装置 在宅医療に的
○超音波AI、胎児心臓超音波スクリーニング支援システムの薬事承認
○オリンパス系、初のクラウド型AI内視鏡画像診断支援システムがFDA承認
○脳腫瘍MRIレポートを用いてChatGPTと放射線科医の診断能力を比較
○サムスン、仏ソニオの株式100%取得 「AIソリューションで医療機器を革新」
○CT-FFRは血行再建術を要する冠動脈狭窄患者の選択に有用
○膵臓がん早期発見へ治験 放射性の新検査薬を開発
○日本超音波医学会セミナーレポート(キヤノンメディカル)
○Zio Vision 画像の本質を診る(ザイオソフト)
○自閉症の新しい診断方法が開発されました
○レナが続伸、TMUバイオテックとプログラム医療機器の共同開発
○ニューロテック医療機器ベンチャーINOPASEが資金調達を実施
○AIを活用した医療機器クラウドのインフラストラクチャBioT

■行政動向(IT関係)
○医療DX推進に向けた全体像示す 医療保険部会

■デジタルヘルス
○プレシジョン、相澤病院と国産の生成AI活用に関する実証実験
○PHR「カルテコ」、AIで健診結果を基に疾患発症リスク予測
○医療・介護の連携システム「さくらネット」稼働へ 横須賀・三浦
○ARI社 全身麻酔患者状態のAI予測モデルで横浜市大らと共研
○ドコモ「血圧上昇習慣推定 AI」高血圧予防プログラムを神石高原町へ
○眼球や結膜の写った光学画像に対するAIを用いたアレルギー性結膜炎診断
○国際医療福祉大学がTriNetXのネットワークに参加
○DeSCヘルスケア、RWD利活用支援サービスのmMEDICIと業務提携
○SOMPOがチョコザップと連携、健診と運動のサイクルつくる

■国外動向(IT関係)
○Googleが患者の咳を分析して結核を検出できるAIモデルを開発
○AIが舌の色を使って高精度に病気を予測する方法

★★ここから各記事の概要★★

○キヤノン系、スマホ連携の超音波診断装置 在宅医療に的
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC056WX0V00C24A9000000/
https://www.innervision.co.jp/report/usual/20241001
キヤノンメディカルシステムズは6日、手持ちサイズの
超音波診断装置の新製品の国内受注を10月から始めると発表した。
(日経新聞,INNERVISON 2024.9.6)

○超音波AI、胎児心臓超音波スクリーニング支援システムの薬事承認
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2024/0906/index.html
理化学研究所、国立がん研究センター、昭和大学の共同研究グループは、
超音波検査で胎児の心臓に異常がないかスクリーニングする際に、
検査者の超音波診断を支援する人工知能(AI)システムを共同開発し、
AI搭載医療機器プログラムとして厚生労働省の薬事承認を取得しました。
(国立がん研プレスリリース 2024.9.6)

○オリンパス系、初のクラウド型AI内視鏡画像診断支援システムがFDA承認
https://www.olympus.co.jp/news/2024/nr02725.html
オリンパスグループのOdin Vision社(英国ロンドン)が開発した、
内視鏡画像のコンピューター支援検出(CADe)システム「CADDIE」が、
米国食品医薬品局(FDA)より510(k)認可を取得したことを発表します。
(同社ニュースリリース 2024.9.6)

○脳腫瘍MRIレポートを用いてChatGPTと放射線科医の診断能力を比較
https://www.omu.ac.jp/info/research_news/entry-13113.html
大阪公立大学大学院の研究グループは、医療現場から収集した
脳腫瘍術前MRI画像レポート(テキストのみ)150件について、
ChatGPTと放射線科医の脳腫瘍診断能力を比較したところ、
ChatGPTは放射線科医と同等の診断能力を示しました。
(同学プレスリリース 2024.9.2)

○サムスン、仏ソニオの株式100%取得 「AIソリューションで医療機器を革新」
https://www.mk.co.kr/jp/business/11107331
三星メディソンはフランスのスタートアップ、ソニーオー(Sonio)の
持分100%の買収作業を先月30日に終えたと発表した。
ソニオは超音波診断レポーティングとAI診断補助機能を開発した
スタートアップだ。
(毎日経済韓国 2024.9.2)

○CT-FFRは血行再建術を要する冠動脈狭窄患者の選択に有用
https://www.carenet.com/news/general/hdn/59152
冠動脈CT血管造影検査(CTA)のデータを用いた血流予備量比
(FFR)の解析(CT-FFR)は、心拍数を制御せずに施行しても
冠動脈狭窄患者の虚血評価に有用であり、侵襲的な血行再建術に
紹介される患者の人数を減らすことが報告された。
(CareNet 2024.9.3)

○膵臓がん早期発見へ治験 放射性の新検査薬を開発
https://www.47news.jp/11236906.html
国立がん研究センターなどの研究チームは、1センチ未満の
小さな膵臓がんを見つけることを目指し、放射性物質を用いた
新しい検査薬の臨床試験(治験)を始めた。
(共同通信 2024.9.3)

○日本超音波医学会セミナーレポート(キヤノンメディカル)
https://www.innervision.co.jp/sp/ad/suite/canonmedical/seminarreport/2409_us06
ランチョンセミナー10:Aplioが拓く次世代ハーモニックの未来
https://www.innervision.co.jp/sp/ad/suite/canonmedical/seminarreport/2409_us03
ランチョンセミナー5:SLD診療における超音波検査の意義とATIの未来
(INNERVISION 2024.9月号)

○Zio Vision 画像の本質を診る(ザイオソフト)
https://www.innervision.co.jp/ad/suite/ziosoft/ziovision/202409
Ziostation REVORAS活用事例:新潟大学医歯学総合病院
画像認識精度や操作性の向上で画像作成業務を効率化し,
診療科と連携した画像提供を支援。
循環器内科のECV解析,呼吸器外科の肺切除解析などの
アプリケーションを生かし診療科のニーズに応える。
(INNERVISION 2024.9月号)

○自閉症の新しい診断方法が開発されました
https://elblog.pl/ja/2024/09/01/自閉症の新しい診断方法が開発されました/
革新的な手法には、磁気共鳴画像を用いて標準化された脳マップを
作成し、その後、人工知能を用いてそれらのスキャンを再分析する
という手順が含まれています。 スズキ・深認、ワシントン大学の
教授は、研究中に脳のための新しい数学モデリング手法である
「輸送ベースの形状測定」を開発しました。
(elblog.pl 2024.9.1)

○レナが続伸、TMUバイオテックとプログラム医療機器の共同開発
https://minkabu.jp/news/4011794
レナサイエンスが続伸。台湾のタイペイ・メディカル・ユニバーシティ-
バイオテック(TMUバイオテック)とプログラム医療機器(SaMD)の
研究開発及び事業化について共同開発契約を締結した。
(みんかぶ 2024.9.2)

○ニューロテック医療機器ベンチャーINOPASEが資金調達を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000116421.html
INOPASEは東京大学ジャパンバイオデザイン発の医療機器ベンチャー
企業として、植込み型ニューロモデュレーションデバイスの開発に
取り組んでいます。難治性過活動膀胱を治療する仙骨神経刺激装置
および難治てんかんを治療する脳神経刺激装置の開発を並行して
進めています。
(PRtimes 2024.9.3)

○AIを活用した医療機器クラウドのインフラストラクチャBioT
https://earthkey.blog/global/aiを活用した医療機器クラウドのインフラストラク/
BioT(イスラエル)は、医療機器向けのクラウドベースのプラット
フォームを提供しているイスラエルのスタートアップ企業です。
このプラットフォームは、デバイス、患者、介護者間の接続を
シームレスにし、コーディング不要の環境で、接続ケア
ソリューションの開発と導入を簡素化します。
(earthkeylab 2024.9.4)

★★★

○医療DX推進に向けた全体像示す 医療保険部会
https://media.shaho.co.jp/n/n399c3e11fef3
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43143.html
厚労省の社保審・医療保険部会は8月30日、医療DXの推進に向けた
検討の全体像を示した。「全国医療情報プラットフォームの構築」
「医療等情報の二次利用の推進」「支払基金の抜本改組等」の3つを
取り組みの柱としており、電子カルテ情報の二次利用のための
データベース構築や、支払基金の改組等を掲げている。
(社会保険研究所 2024.9.4)

★★★

○プレシジョン、相澤病院と国産の生成AI活用に関する実証実験
https://www.shinmai.co.jp/news/article/PRPTc80023_r20
内閣府 SIP「統合型ヘルスケアシステム」テーマ1「医療LLM
基盤の研究開発・実装」の一環として、株式会社プレシジョンは、
相澤病院(松本市)と協力し、医療現場での国産生成AIの活用に
関する実証実験を開始します。
(信濃毎日新聞 2024.9.2)

○PHR「カルテコ」、AIで健診結果を基に疾患発症リスク予測
https://digitalpr.jp/r_detail.php?release_id=94404
メディカル・データ・ビジョン(MDV)はPHR「カルテコ」にAIで
健康診断結果を基に将来の疾患発症リスクを予測できる機能を
10月に実装する前に、メディア向け体験会を9月27日に開催する。
ソニーネットワークコミュニケーションズが提供するAI予測分析
ツール「Prediction One」を用いる。
(Digital PR 2024.9.5)

○医療・介護の連携システム「さくらネット」稼働へ 横須賀・三浦
https://mainichi.jp/articles/20240902/k00/00m/100/337000c
医療介護連携ネットワーク「さくらネット」を近く稼働する。
同ネットの運営は、「横須賀共済病院」や「湘南鎌倉総合病院」が
中心となって設立された「さくらネット協議会」が担う。
計269施設が参加を予定している。
県はシステム構築の初期費用として4億9000万円を支援する。
(毎日新聞 2024.9.3)

○ARI社 全身麻酔患者状態のAI予測モデルで横浜市大らと共研
https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=77098
ARアドバンストテクノロジ(ARI)は、横浜市立大学医学部
麻酔科学教室、戸塚共立第2病院と、全身麻酔患者状態の
AI予測モデルに関する共同研究を開始した。
(ミクスonline 2024.9.4)

○ドコモ「血圧上昇習慣推定 AI」高血圧予防プログラムを神石高原町へ
https://iotnews.jp/smart-city/254418/
NTTドコモと広島県神石高原町は、スマートフォンなどで収集した
生活情報をもとに、今後の血圧上昇リスクが高い生活習慣を推定する
「血圧上昇習慣推定 AI」を活用した「高血圧重症化予防プログラム」
を、神石高原町の住民を対象に実施すると発表した。
成果連動型委託契約(PFS)を活用し、実施する。
(IoTNews 2024.9.4)

○眼球や結膜の写った光学画像に対するAIを用いたアレルギー性結膜炎診断
https://www.cresco.co.jp/ja/news/news1788649607597947590.html
鳥取大学とクレスコ技術研究所の共同研究の成果である、
眼球や結膜の写った光学画像に対するAIを用いたアレルギー性
結膜炎診断に関する研究論文が、日本アレルギー学会の英文誌
「Allergology International」に掲載されました。
(同社ニュースリリース 2024.9.5)

○国際医療福祉大学がTriNetXのネットワークに参加
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000133055.html
リアルワールドデータ研究を推進するグローバル医療機関
ネットワークTriNetXと日本で最大の医療福祉専門大学である
国際医療福祉大学は新しい治療法の開発と医療技術の進歩への
貢献のため、新たなヘルスケア連携契約を締結しました。
(PRtimes 2024.9.2)

○DeSCヘルスケア、RWD利活用支援サービスのmMEDICIと業務提携
https://dena.com/jp/news/5148/
DeNA子会社のDeSCヘルスケアは、リアルワールドデータ(RWD)
利活用支援サービスを提供する、mMEDICIと業務提携した。
mMEDICIは産官学のRWD研究者等のステークホルダーとの
ネットワークを形成している。
(同社ニュース 2024.9.6)

○SOMPOがチョコザップと連携、健診と運動のサイクルつくる
https://bizgate.nikkei.com/article/DGXZQOLM2732X027082024000000
両社は、chocoZAPで得たメディカルデータや運動履歴といった
データをSOMPOHDが持つ健診データなどと組み合わせ、
最適な運動プログラムを提示する。
(日経BIZgate 2024.9.4)

★★★

○Googleが患者の咳を分析して結核を検出できるAIモデルを開発
https://gigazine.net/news/20240902-google-hear-cough-ai/
Googleの研究組織「Google Research」が、1億もの咳の音を
用いてトレーニングすることで、結核などの病気の初期症状を
検出することが可能なAIモデル
「Health Acoustic Representations(HeAR)」を発表しました。
(GIGA ZINE 2024.9.2)

○AIが舌の色を使って高精度に病気を予測する方法
https://hackernoon.com/lang/ja/AIが舌の色を使って高精度に病気を予測する方法
ミドル・テクニカル大学(イラク)と南オーストラリア大学の研究者
らは最近、AI技術で舌の色を分析して診断できることを発見した。
(HackerNoon 2024.9.5)

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