医療DX,デジタルヘルス,医療AIの話題
以下は2025年1月5日の投稿です。
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https://ameblo.jp/motomitsu1/
★★もくじ★★
■医療機器(医用画像)
○新拠点「NURA Global Innovation Center」をインドに開設
○「画像診断の重要所見の見落とし」を避けよ―医療機能評価機構
○都ト協、脳MRI健診の助成対象年齢を40歳以上に
○GEヘルスケア×AWS、世界初の全身3D MRIモデルを開発
○CTやMRIから作った高精細3D、Apple Vision Pro対応
○国産次世代CT 世界で3台目の導入 広島大学病院
○クラウド型PASC「SonicDICOM PACS Cloud」海外で導入拡大
○オープン型医用画像データ一元管理システム「Miracle-VNA」
○世界で急拡大する「医療画像市場」、インドで新ビリオネアが誕生
○1回の肺CT検査でCNNがCOPDを正確に診断
■行政動向(IT)
○万博 大阪パビリオン発表会 25年後の自分に出会える?!
○政府、基幹インフラに「医療」追加へ…「能動的サイバー防御」導入
○[医療改革] 標準型電子カルテ、本格版を27年度に提供開始
■デジタルヘルス
○ミルボン、2025年大阪・関西万博「ヘルスケアパビリオン」出展
○患者情報をクラウド上に保存するシステムを開発 運用開始へ
○NTTプレシジョンM インテグリティ・ヘルスケアを関連会社に
○MedBankと順天堂大学、AI技術を活用した病理診断に向け共研
○埼玉よりい病院のDX推進をエム・シー・ヘルスケアがサポート
○佐賀市のIT企業オプティム、医療機関の文書作成、AIが支援 2025年から販売
■国外動向(IT)
○Alibaba、視覚的推論可能なAIモデル「QVQ-72B-Preview」を公開
○上海市が医療AIイノベーションを推進
○韓国ヘルスケア企業がAI技術を基盤にした製品開発に速度を上げている
○台湾発の医療AIリーダーKenkone、AEA 2024で輝く—NHKが特集
★★ここから各記事の概要★★
○新拠点「NURA Global Innovation Center」をインドに開設
https://www.innervision.co.jp/products/topics/20250202
富士フイルムは,健診サービス事業の新拠点「NURA Global
Innovation Center」をインドのケララ州にあるコジコードに
オープンする。がん検診・生活習慣病検査サービスを提供する
健診センターとしての機能のほか,同社が新興国への展開を
加速している健診センター「NURA」で働く医師・技師
・看護師などの専門人材を育成するトレーニングセンター
としての機能や,インド国内の各「NURA」で撮影された
医用画像を遠隔で読影する集中読影センターとしての機能を有する,
健診サービス事業のさらなる拡大に向けた戦略拠点である。
(INNERVISION 2024.12.24)
○「画像診断の重要所見の見落とし」を避けよ―医療機能評価機構
https://gemmed.ghc-j.com/?p=64565
日本医療機能評価機構が12月26日に公表した「医療事故情報収集等
事業」の第79回報告書では「画像診断報告書は『既読』であったが、
読影結果に対する治療開始が遅れた医療事故事例」を詳細に分析し、
改善策を提示しています。
(GEMMED 2024.12.30)
○都ト協、脳MRI健診の助成対象年齢を40歳以上に
https://www.logi-today.com/705821
東京都トラック協会は25日、脳血管疾患の早期発見と治療を
目的とした脳MRI健診助成事業について、助成対象年齢を
40歳以上に拡大したと発表した。
(LogisticsToday 2024.12.25)
○GEヘルスケア×AWS、世界初の全身3D MRIモデルを開発
https://innovatopia.jp/healthcare/healthcare-news/45731/
GEヘルスケアは業界初となる全身3D MRI研究用ファウンデー
ションモデル(FM)を開発しました。これまでのMRI画像解析
では2Dスライスに分割する必要がありましたが、このモデルは
初めて全身の3D画像をそのまま処理することが可能になりました。
(InnovaTopia 2024.12.24)
○CTやMRIから作った高精細3D、Apple Vision Pro対応
https://www.moguravr.com/holoeyes-md-apple-vision-pro/
Holoeyes株式会社は、医療用画像処理ソフトウェア
「Holoeyes MD」のApple Vision Pro対応版となるバージョン
MD3.0をリリースしました。CTやMRI画像から作成した
3Dモデルを、Apple Vision Proのパススルー機能を活用して
現実空間に重ねて表示できます。
(MOGURA VR 2024.12.27)
○国産次世代CT 世界で3台目の導入 広島大学病院
https://www.asahi.com/articles/ASSDX438JSDXPITB01GM.html
CTの次世代装置を広島大学病院が導入した。キヤノン
メディカルシステムズと共同研究を進めてきた
「PCD(Photon Counting Detector)CT」で、
従来のCT装置に比べて診断精度が向上し、被曝線量を
3~9割減らすことも期待できる。
(朝日新聞 2024.12.29)
○クラウド型PASC「SonicDICOM PACS Cloud」海外で導入拡大
https://www.atpress.ne.jp/news/420716
フジデノロソリューションズは、自社開発のクラウド型医療画像
管理システム「SonicDICOM PACS Cloud」が、遠隔医療や
医療格差是正を実現するソリューションとして、海外市場で
活用されていることを発表しました。
(@Press 2024.12.26)
○オープン型医用画像データ一元管理システム「Miracle-VNA」
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000002.000149829&g=prt
株式会社RYODENは、オープン型医用画像データ一元管理
システム「Miracle-VNA」に関する総販売元契約を締結し
2025年1月1日から販売を開始します。
(時事通信 2024.12.25)
○世界で急拡大する「医療画像市場」、インドで新ビリオネアが誕生
https://forbesjapan.com/articles/detail/76191
X線やCTスキャン、MRIの診断能力を向上させる造影剤を
製造するBlue Jet Healthcareの株価は、過去12カ月間で
約1.5倍に上昇した。
(Forbes 2025.1.3)
○1回の肺CT検査でCNNがCOPDを正確に診断
https://medical-tribune.co.jp/news/articles/?blogid=7&entryid=565806
人工知能(AI)を活用した新しい肺検査によって、呼吸困難の
ある人が慢性閉塞性肺疾患(COPD)であるかどうかを確認できる
可能性のあることが、新たな研究で示された。通常のCOPDの
診断では、患者が完全に息を吸い込んだときと吐き出したときの
2回のCT検査が必要であるが、新しい検査では、息を吸いこんだ
ときに撮影したCT画像のみからCOPDを正確に診断できるという。
米サンディエゴ州立大学数学・統計学分野のKyle Hasenstab氏ら
によるこの研究結果。
(media tribune 2024.12.26)
★★★
○万博 大阪パビリオン発表会 25年後の自分に出会える?!
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20241223/2000090217.html
来年の大阪・関西万博で大阪府や大阪市などが設ける
「大阪ヘルスケアパビリオン」の展示内容が発表され、
25年後の自分のイメージが映し出されるコンテンツなどが
紹介されました。
(NHK 2024.12.23)
○政府、基幹インフラに「医療」追加へ…「能動的サイバー防御」導入
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20241224-OYT1T50157/
政府は、経済安全保障推進法に基づくサイバー対策強化の対象と
なる「基幹インフラ」について、新たに「医療」分野を追加する
方向で検討に入った。多発する医療機関へのサイバー攻撃や、
業界内のデジタル化の進展を踏まえ、対応が急務と判断した。
(読売新聞 2024.12.24)
○[医療改革] 標準型電子カルテ、本格版を27年度に提供開始
https://www.wic-net.com/report/4825/1.html
政府の経済財政諮問会議は26日、経済・財政新生計画の
「改革実行プログラム2024」を決定した。
医療関連では、標準型電子カルテの試行版(α版)の効果を
検証した後、27年度に本格版を提供する方針を示した。
(MCプラス 2024.12.26)
★★★
○ミルボン、2025年大阪・関西万博「ヘルスケアパビリオン」出展
https://news.nifty.com/article/item/neta/12358-3679369/
ミルボンのブースでは、「ビューティプラットフォーム」の
未来像を動画や没入型体験で紹介するほか、個人の健康情報
(PHR)を活用したパーソナライズされたケア提案などを体験
できます。
(Nifty 2024.12.23)
○患者情報をクラウド上に保存するシステムを開発 運用開始へ
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20241231/2000090426.html
大阪国際がんセンターなどのグループは、災害時やサイバー攻撃を
受けたときでも必要な診療が続けられるよう、アレルギーの種類など、
患者の情報の一部をクラウド上に保存するシステムを新たに開発し、
1月から運用することにしています。
(NHK 2024.12.31)
○NTTプレシジョンM インテグリティ・ヘルスケアを関連会社に
https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=77646
NTTプレシジョンメディシンは12月23日、インテグリティ
・ヘルスケアを持分法適用の関連会社とする方針を発表した。
TTプレシジョンメディシンが開発・展開するクラウド型電子
カルテと、インテグリティ・ヘルスケアが開発・展開する
PHRシステム・オンライン診療システムの連携による
医療機関への付加価値向上とEHR4/PHRデータ基盤の構築など
「医療データプラットフォーム」の構築に強みを発揮する。
(ミクスonline 2024.12.25)
○MedBankと順天堂大学、AI技術を活用した病理診断に向け共研
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000155088.html
MedBankと順天堂大学は、このたび、画像AI解析技術の活用による
病理診断に向けた共同研究契約を締結しましたのでお知らせいたします。
(PRtimes 2024.12.29)
○埼玉よりい病院のDX推進をエム・シー・ヘルスケアがサポート
https://prtimes.jp/story/detail/x08RODhayjx
埼玉よりい病院を中心とする3者(1医療法人及び2事業者)が
2023年秋から「ワンチーム」として連携し、AWSを活用した
データ保全や生成AIを用いた業務効率化の実現を目指してきました。
(PRtimes 2024.12.24)
○佐賀市のIT企業オプティム、医療機関の文書作成、AIが支援 2025年から販売
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1383325
「OPTiM AI ホスピタル」。他社の電子カルテシステムと
連携する。外部で情報を管理するクラウドサービスと異なり、
インターネットに接続せずに生成AIの処理が医療機関内で完結し、
患者情報の流出リスクを最小限に抑えられるという。
(佐賀新聞 2024.12.30)
★★★
○Alibaba、視覚的推論可能なAIモデル「QVQ-72B-Preview」を公開
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2412/26/news116.html
中国Alibabaは、高度な視覚的推論能力を持つ新しいオープンウェイト
AIモデル「QVQ-72B-Preview」を発表した。複雑な問題を解決する
ために視覚情報を理解し、推論する能力において大きな進歩を遂げた
としている。
(ITmedia 2024.12.26)
○上海市が医療AIイノベーションを推進
http://j.people.com.cn/n3/2024/1230/c95952-20259723.html
上海市は24日、正式に「上海市医療AI(人工知能)発展活動案
(2025−27年)」を発表した。活動案はAIと医療の革新的かつ
深い融合をめぐり、イノベーション策源、支援プラットフォーム、
応用シーン、産業発展などの5分野の18件の措置を掲げている。
(人民網 2024.12.30)
○韓国ヘルスケア企業がAI技術を基盤にした製品開発に速度を上げている
https://www.mk.co.kr/jp/it/11206483
ベルティスは、AI技術を導入し、診断検査モデルの性能を高めている。
タンパク質マーカーを効果的に見つけるために、巨大言語モデル基盤の
タンパク質検索エンジンを独自開発し、分析パイプラインに適用している。
(毎日経済韓国 2024.12.30)
○台湾発の医療AIリーダーKenkone、AEA 2024で輝く—NHKが特集
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000127346.html
Kenkoneは、「より安全で効果的な人間中心の医療を創造する」と
いうビジョンの下、革新的なAI技術を通じて、医療記録の不完全さや
医療従事者の過重労働といった課題の解決に取り組み、世界の
医療体制の改善を目指しています。同社のAI医療記録システムは、
音声認識と大規模言語モデル技術を融合し、記録効率を向上させ、ミ
スを削減することで、医療従事者にとって信頼できるアシスタントと
なっています。
(PRtimes 2024.12.26)
★★★