医療DX,デジタルヘルス,医療AIの話題
以下は2024年9月15日の投稿です。
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https://ameblo.jp/motomitsu1/
★★もくじ★★
■医療機器(医用画像、AI)
○丸文が超音波診断装置を販売 加クラリウス社製ハンドヘルド型
○キャノン、NEDOのiPS細胞を用いた人工血小板製造PJに参画
○AIを活用した全身スキャンHealthTech、Neko Health
○キング・ファイサル病院が新しいAI医療ツールを公開
○革命的なAIモデルが癌診断を向上させる
○韓国のペット診療 AI診断導入でハイテク化
○胆道がん診断、AIで支援 岡山大病院と両備システムズが共同開発
○「遠隔病理診断システム」 下関の病院が県内で初めて導入
○アルツハイマー病を前駆期で検出し、認知機能低下を予測
■デジタルヘルス
○阪急阪神、おいしい健康、日立がデジタル×リアル健康支援
○心不全の悪化兆候、スマホアプリ使い早期発見めざす
○IUHWと広島市大、音声解析技術による心臓病早期診断で特許申請
○AIケアプラン SOIN(そわん)、帳票作成AI第二弾をリリース
○日本郵政、習慣化プラットフォーム「Smart Habit」を導入
○明治アクセラレーターを機に協業連携へ。THE PHAGE
■国外動向(医療IT)
○「OpenAI o1」科学、医療など複雑なタスクの推論が可能に
○韓国AI技術企業、巨大言語モデルで医療従事者の負担軽減
○Apple、数十億に影響を及ぼす症状をサポートする画期的な健康機能
○dBio、スマートヘルスケアソリューションで、玉名市と提携
○約300億円の調達でユニコーン企業へ、生理アプリ「Flo」
○スマートマスクで呼気から健康状態をチェック
★★ここから各記事の概要★★
○丸文が超音波診断装置を販売 加クラリウス社製ハンドヘルド型
https://dempa-digital.com/article/591538
丸文は10月中旬から、ハンドヘルド型汎用超音波画像診断装置
「Clarius(クラリウス)超音波スキャナー」を販売する。
同装置はカナダのヘルステック企業であるクラリウス社製。
(電波新聞 2024.9.13)
○キャノン、NEDOのiPS細胞を用いた人工血小板製造PJに参画
https://global.canon/ja/news/2024/20240912.html
キヤノンは、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)を中心とする
研究開発プロジェクト「高品質人工血小板の連続製造システムの
研究開発とその実用化」に参画します。本プロジェクトはこの度、
NEDOが公募した事業「経済安全保障重要技術育成プログラム
/有事に備えた止血製剤製造技術の開発・実証」の実施予定先
として採択されました。
(同社ニュースリリース 2024.9.12)
○AIを活用した全身スキャンHealthTech、Neko Health
https://atpartners.co.jp/news/2024-09-08-neko-health-an-ai-powered-whole-body-scanning-healthtech-startup
Spotify CEOのDaniel EKが共同設立したスウェーデンの健康
スタートアップ、Neko Healthがロンドンに2番目のオフィスを
開設しました。同社は、年間の全身スキャンとAIを活用した
インサイトにより、心臓病や皮膚がんなどの疾患を検出し、
予防医療の改善を目指しています。
(atpartners 2024.9.8)
○キング・ファイサル病院が新しいAI医療ツールを公開
https://www.arabnews.jp/article/business/article_128757/
キング・ファイサル専門病院・研究センター(KFSHRC)は
AIを活用した新しいヘルスケア・アプリケーションを発表した。
KFSHRCは診断と治療に焦点を当てた20以上のAIアプリケーションを
開発してきた。これらのツールはディープラーニングを用いて
医療画像を高い精度で分析し、より迅速で正確な病気の診断を
可能にしている。
(arabnews 2024.9.10)
○革命的なAIモデルが癌診断を向上させる
https://elblog.pl/ja/2024/09/09/革命的なaiモデルが癌診断を向上させる/
研究者たちが、癌の診断と評価の精度を大幅に向上させる
革新的な人工知能モデルを発表しました。 この最先端技術は、
臨床組織病理学画像評価基盤(CHIEF)として知られており、
癌を特定し、腫瘍の起源を判断し、患者の結果を予測する際に、
既存の深層学習システムより最大36%効率的であると報告されて
います。ハーバード医科大学のチームが主導するこの開発は、
さまざまな診断業務で利用できるツールを作成することを
目指しています。
(elblog 2024.9.9)
○韓国のペット診療 AI診断導入でハイテク化
https://sp.m.jiji.com/article/show/3335876
ゴールデンドゥードルの「モッジ」は、AIによるX線検査で、
膝を脱臼している可能性が22%であると診断された。
X線検査で分かる異常を、数秒で特定してくれるシステム
「X Caliber」は、診断を迅速にし、獣医師の負担を
軽くしている。このシステムを開発した韓国の通信大手
SKテレコムによると、「X Caliber」の疾病検出率は
最大で86%に上るという。
(時事通信 2024.9.11)
○胆道がん診断、AIで支援 岡山大病院と両備システムズが共同開発
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/505533
岡山大病院と両備システムズは、人工知能(AI)を使った
胆道がん診断の支援システムを開発した。胆道表面の凹凸や
がんの範囲が分かるように、内視鏡画像を青い色素が付いた
画像に変換して診断精度を高め、生存率の向上につなげる。
(中国新聞 2024.9.12)
○「遠隔病理診断システム」 下関の病院が県内で初めて導入
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20240913/4060021179.html
済生会豊浦病院が導入した「遠隔病理診断システム」は、手術中に
撮影したがんが疑われる細胞組織の画像を宇部市にある山口大学
医学部付属病院に送ることで、病理医にがんかどうかなどを診断
してもらうことができます。
購入費用はおよそ2000万円で、国からの補助およそ
500万円を受けて県内で初めて導入しました。
(NHK 2024.9.13)
○アルツハイマー病を前駆期で検出し、認知機能低下を予測
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000064325.html
MIG株式会社と南東北グループは「VRゴーグルを用いた脳健康測定」
につきまして、MCI期と診断された患者を被験者に「脳健康VR測定」を
実施、その研究成果が学会誌に掲載された。従来の認知機能検査では
識別出来ない、アルツハイマー型認知症発症リスクの高い進行性の
MCI患者と安定したMCI患者とを高い精度で区別することが出来た。
(PRtimes 2024.9.10)
★★★
○阪急阪神、おいしい健康、日立がデジタル×リアル健康支援
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002236.000005179.html
阪急阪神HDとウェルビーイング阪急阪神、おいしい健康、
日立製作所の4社は、経済産業省が推進する「令和6年度
日常生活におけるPHRを活用したユースケース創出に向けた
実証調査事業」の実証事業者として採択された。
(PRtimes 2024.9.12)
○心不全の悪化兆候、スマホアプリ使い早期発見めざす
https://www.asahi.com/articles/ASS9914Q3S99PLZB00FM.html
京都府立医科大学とオムロンヘルスケアが、ICTを活用して
在宅療養中の心不全患者の血圧や体重の変化を遠隔監視し、
悪化の兆候を早期発見する取り組みの実用化をめざしている。
(朝日新聞 2024.9.10)
○IUHWと広島市大、音声解析技術による心臓病早期診断で特許申請
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000063574.html
国際医療福祉大学(IUHW)と広島市立大学は、共同研究において
心血管疾患の診断および治療支援に関連する基本特許を出願しました。
カルディオインテリジェンスと共に実用化フェーズへと進展しました。
(PRtimes 2024.9.11)
○AIケアプラン SOIN(そわん)、帳票作成AI第二弾をリリース
https://www.sanyonews.jp/article/1609594?rct=prtimes_chushikoku
CDIは、AIを活用したケアマネジメント支援ツール「SOIN」に
おいて、帳票作成AIサポート機能に、新たに「アセスメントシート」
を追加し、リリースしたことをお知らせいたします。
(山陽新聞 2024.9.13)
○日本郵政、習慣化プラットフォーム「Smart Habit」を導入
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000206.000035684.html
習慣化プラットフォームSmart Habitを開発・運営するは、
日本郵政コーポレートサービス(株))のヘルスケアソリューション
サービスに「Smart Habit」の導入が決定したことを発表した。
(PRtimes 2024.9.10)
○明治アクセラレーターを機に協業連携へ。THE PHAGE
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000644.000016550.html
THE PHAGEが提供する「グルコースフライト」は、個々の
生体情報を解析し個別最適化された生活行動を提案することで、
ユーザーの主体的な血糖管理を促進する。
(PRtimes 2024.9.12)
★★★
○「OpenAI o1」科学、医療など複雑なタスクの推論が可能に
https://aismiley.co.jp/ai_news/ooenai-o1-release/
OpenAIは、新たなAIモデル「OpenAI o1」を発表しました。
思考プロセスに長けたモデルで、数学、科学、医療などの
分野における複雑な推論機能をChatGPTで利用可能です。
(AIsmiley 2024.9.13)
○韓国AI技術企業、巨大言語モデルで医療従事者の負担軽減
https://news.yahoo.co.jp/articles/a452c07e8b5ae0b00ea3d5f08e6d957e132cb00c
韓国のAI技術企業のアップステージが、ネット大手カカオの
ヘルスケア部門のカカオヘルスケアと「LLM(巨大言語モデル)
を活用したデジタルヘルスサービス開発に関する協力協定」を
結び、生成AIに基づくデジタルヘルスケア事業に本格的に進出する。
(KOREA WAVE 2024.9.9)
○Apple、数十億に影響を及ぼす症状をサポートする画期的な健康機能
https://www.apple.com/jp/newsroom/2024/09/apple-introduces-groundbreaking-health-features/
Apple Watchは、新しい睡眠時無呼吸の通知を提供し、
AirPods Pro 2は、臨床レベルで処方箋不要のヒアリング
補助機能など、世界初のオールインワンの聴覚の健康を
サポートする体験を提供します。
(同社プレスリリース 2024.9.8)
○dBio、スマートヘルスケアソリューションで、玉名市と提携
https://www.prnewswire.com/jp/news-releases/dbio-302240437.html
台湾の矽響先創科技股份有限公司(Decentralized Biotechnology
Intelligence Co., Ltd、dBio)は、熊本県玉名市とMOUを締結。
この合意により、dBioの最先端AIoTウェアラブル技術が
地域の介護施設や病院で導入されることが決定した。
(PRNewswire 2024.9.10)
○約300億円の調達でユニコーン企業へ、生理アプリ「Flo」
https://womanslabo.com/news-women-240913-1
女性向け健康アプリ「Flo」を運営する英企業のFlo Healthが
約300億円の大規模な資金調達を実施した。これにより評価額は
10億米ドルを超え、ユニコーン企業の仲間入りを果たした。
(ウーマンズラボ 2024.9.13)
○スマートマスクで呼気から健康状態をチェック
https://medical-tribune.co.jp/news/articles/?blogid=7&entryid=564460
吐いた息から、呼吸器疾患や腎臓病などさまざまな
健康問題のモニタリングに使える可能性を秘めているという。
米カリフォルニア工科大学(CalTech)医用工学教授の
Wei Gao氏らによるこの研究は「Science」に掲載された。
(Medical Tribune 2024.9.13)
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