見出し画像

医療DX,デジタルヘルス,医療AIの話題

以下は2024年10月27日の投稿です。
最新の投稿や古い投稿はアメブロでご覧ください
https://ameblo.jp/motomitsu1/

★★もくじ★★

■医療機器、医用画像・AI
○NVIDIAとMicrosoft、AI医療スタートアップを加速させるため提携
○GEヘルスケア、AIツール『CareIntellect for Oncology』発表
○コニカミノルタ、超音波診断装置の新機種 AIで神経検出
○コニカミノルタ、肺疾患の検出AI改良 「誤判定」を低減
○島津、血管撮影システム向け音声認識機能「SMART Voice」開発
○JLKの脳卒中ソリューション、日本・厚生労働省の許認可取得
○医療AIプラットフォーム技術研究組合、生成AI利用ガイドライン
○北海道大学、2025年度から「医療AI」の講義を学部生向けに開始
○MRIでの疑い病変のみ生検行う前立腺癌スクリーニング戦略

■行政動向(IT)
○「診療所ゼロ」4倍に 40年推計、342市区町村に(厚労省)

■デジタルヘルス
○AIで健康診断データを解析 認知症予防で東大と実証/山梨
○アイリスとアサヒGr介護・看護事業者向け口腔状態評価アプリ実証
○健診結果からがんや脳卒中リスクをAI予測 MDVや住友生命など
○保健同人「楽天ヘルスケア」アプリに、健康コンテンツ提供
○経産省PHR実証、ボストンコンサルティングGが日立を採択
○シャープ、AIoT家電が1,000機種突破 睡眠計測センサーとエアコン連携
○TXP Medical、生成AIと電カルRWD事業の国内トッププレーヤーへ
○ウェアラブル「個人健康レポートサービス」、第一三共が採用
○遺伝性腎疾患の病理診断にAIを活用する新たな手法を開発、筑波大
○スキルシステムズ、AIで希少がん早期発見 画像診断
○臨床検査伝票・医学文献から検査データを生成AIで抽出
○コガソフトウェア、生活習慣病管理料の算定要件に包括的に対応

■国外動向(IT)
○OpenAIの文字起こしAI「Whisper」、医療現場での利用に警鐘
○Appleが血糖値管理アプリをテスト、Apple Watch統合への布石か
○カカオヘルスケアがAI活用、疾患管理を支援するソリューション
○Throne:AIで排泄物を分析するトイレカメラ
○"HealthEx"がSeedとSeries Aで合計$14Mを調達

★★ここから各記事の概要★★

○NVIDIAとMicrosoft、AI医療スタートアップを加速させるため提携
https://reinforz.co.jp/bizmedia/62317/
NVIDIAとMicrosoftは、AI医療スタートアップの加速を目指し、
両社のエコシステムを統合する新たな提携を発表した。
NVIDIAのGPU最適化モデルやMicrosoftのAzureクレジットを活用し、
医療機器の開発やワークフロー改善に取り組むことができる。
(Reinforz Insight 2024.10.25)

○GEヘルスケア、AIツール『CareIntellect for Oncology』発表
https://innovatopia.jp/ai/ai-news/43815/
GEヘルスケアは2024年10月21日、がん治療医向けの新しいAIツール
「CareIntellect for Oncology」を発表した。このツールは、
患者の病歴や疾患の進行を迅速に要約し、関連情報を特定することが
できる。さらに、GEヘルスケアは2024年10月20日から23日にかけて
ラスベガスで開催されるHLTH 2024カンファレンスに参加し、
AIと医療に関する最新の取り組みを紹介している。
(innovaTopia 2024.10.22)

○コニカミノルタ、超音波診断装置の新機種 AIで神経検出
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2165B0R21C24A0000000/
コニカミノルタは21日、人工知能(AI)を搭載した超音波診断装置の
新機種を11月1日に発売すると発表した。AIが神経の位置を色分けして
画面に表示することで、医師が体に針を刺す際などに把握しやすくなる。
(日経新聞 2024.10.21)

○コニカミノルタ、肺疾患の検出AI改良 「誤判定」を低減
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC252KM0V21C24A0000000/
コニカミノルタは25日、X線画像から肺の病気の疑いを検出する
人工知能(AI)の精度が向上したと発表した。実際は正常にも
かかわらず誤って疑いを指摘する「偽陽性率」を
従来の3割から1割に抑えた。
(日経新聞 2024.10.25)

○島津、血管撮影システム向け音声認識機能「SMART Voice」開発
https://www.shimadzu.co.jp/news/2024/yshm1qa7es0gvh85.html
島津製作所は、血管撮影システム「Trinias series with SCORE Opera」
向け音声認識機能「SMART Voice」を開発しました。
(同社ニュース 2024.10.23)

○JLKの脳卒中ソリューション、日本・厚生労働省の許認可取得
https://www.korit.jp/etnews-jlk-ai-medicaltech-healthcare-ai-ich-241022
JLKは、同社の脳CT灌流映像ソリューションJLK-CTPが17日、
米食品医薬品局(FDA)に続き、日本の厚生労働省の許認可取得に
成功したと、21日、発表した。
(KORIT 2024.10.22)

○医療AIプラットフォーム技術研究組合、生成AI利用ガイドライン
https://mhealthwatch.jp/japan/news20241023-2
https://haip-cip.org/news/20241002/
医療AIプラットフォーム技術研究組合は、厚生労働特別研究にて
日立コンサルティング社の協力のもと、「医療・ヘルスケア分野に
おける生成AI利用ガイドライン」を策定した。
(mhealthwatch 2024.10.2)

○北海道大学、2025年度から「医療AI」の講義を学部生向けに開始
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t350/202410/586215.html
北海道大学は2025年4月から「医療AI」に関する講義を学部生向けに
開始する。2年生以上の全学部の学生を対象とした選択授業の1つ
として新設する。
(日経メディカル 2024.10.23)

○MRIでの疑い病変のみ生検行う前立腺癌スクリーニング戦略
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/nejm/202410/586185.html
スウェーデンGothenburg大学のJonas Hugosson氏らは、50~60歳の
男性を前立腺癌スクリーニングに招待し、前立腺特異抗原(PSA)値が
3ng/mL以上だった男性を、系統的生検を行う群と、MRIで癌が疑われた
病変に限定して生検を行う群に、ランダムに割り付けてフォローアップを
継続する臨床試験を行い、中央値3.9年の追跡で、MRI陰性だった場合は
生検を省略すると過剰診断を減らすことができ、致死的な癌を見落とす
可能性は極めて低かったと報告した。
(日経メディカル 2024.10.23)

★★★

○「診療所ゼロ」4倍に 40年推計、342市区町村に(厚労省)
https://fukushishimbun.com/reha/37447
厚生労働省は17日、診療所のない市区町村が2040年には
342市区町村に上るとする推計を「新たな地域医療構想等に
関する検討会」に示した。2022年時点で診療所ゼロは
全国1747市区町村のうち77。
(福祉新聞 2024.10.25)

★★★

○AIで健康診断データを解析 認知症予防で東大と実証/山梨
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/uty/1511598
山梨県と東京大学は健康診断のデータをAIで解析して
認知症予防につなげる実証実験などを行うことになり、
協定を結びました。
(UTY 2024.10.25)

○アイリスとアサヒGr介護・看護事業者向け口腔状態評価アプリ実証
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000035813.html
AI医療機器を開発するアイリスは、アサヒグループジャパンと
協業し、訪問介護・訪問看護事業者向けの新しい口腔状態評価アプリ
『クチミル』を開発しました。
(PRtimes 2024.10.23)

○健診結果からがんや脳卒中リスクをAI予測 MDVや住友生命など
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00030/102500600/
1.数年内の疾患リスクをAI予測するサービスが続々登場
2.複数企業で健康・医療データを集める動き
3.ヘルスケア産業の市場規模は2050年に約60兆円に拡大
(日経ビジネス 2024.10.25)

○保健同人「楽天ヘルスケア」アプリに、健康コンテンツ提供
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000071351.html
保健同人フロンティアは、健康管理ができるスマートフォンアプリ
「楽天ヘルスケア」と連携し、「楽天ヘルスケア」アプリに加わった
新機能「健康レポート」向けに健康コンテンツを提供いたします。
(PRtimes 2024.10.22)

○経産省PHR実証、ボストンコンサルティングGが日立を採択
https://www.hitachi.co.jp/Div/jkk/press/news/241021.html
経済産業省からPHR実証調査事業の執行団体として選定された
ボストンコンサルティンググループは実証事業者の公募を行い、
日立製作所が「保険薬局をチャネルとした健診未受診者の行動変容
・健康改善事業」の実証事業者として採択されました。
(日立ニュースリリース 2024.10.21)

○シャープ、AIoT家電が1,000機種突破 睡眠計測センサーとエアコン連携
https://womanslabo.com/marketing-case-241022-1
シャープが販売するAIoT家電が、今年9月に累計1,000機種を突破した。
「AIoT」は、「AI」と「IoT」を組み合わせた同社による造語で、
家電をクラウドのAIとつないだ製品のこと。
(ウーマンズラボ 2024.10.22)

○TXP Medical、生成AIと電カルRWD事業の国内トッププレーヤーへ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000099.000031630.html
同社は、MPower Partners、NTTコミュニケーションズ、
メディカルデータビジョンから総額約24.6億円を調達した。
(PRtimes 2024.10.23)

○ウェアラブル「個人健康レポートサービス」、第一三共が採用
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000071267.html
テックドクター、ウェアラブルデバイスを活用した「個人健康レポート
サービス」を法人向けに提供開始。第一三共ヘルスケアが参画する
大規模健康診断で採用。
(PRtimes 2024.10.22)

○遺伝性腎疾患の病理診断にAIを活用する新たな手法を開発、筑波大
https://www.tsukuba.ac.jp/journal/medicine-health/20241024140000.html
遺伝性腎疾患アルポート症候群のモデルマウスを用いて、
糸球体基底膜の病変を可視化する新たなイメージング技術を
開発しました。その病理画像データをAIに深層学習させることにより、
病変の自動検出が可能となりました。
(筑波大学プレスリリース 2024.10.24)

○スキルシステムズ、AIで希少がん早期発見 画像診断
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00728319
スキルシステムズ(大阪市)は、希少がんの一つである
成人T細胞白血病・リンパ腫(ATL)の早期発見に向けた
人工知能(AI)画像診断支援システムを開発中だ。
(日刊工業新聞 2024.10.21)

○臨床検査伝票・医学文献から検査データを生成AIで抽出
https://aismiley.co.jp/ai_news/generative-ai-cloud-service-shuttlelabo-release/
シャトルブラザーズは、臨床検査伝票・医学文献から検査データ
などを自動抽出するクラウドサービス「Shuttle Labo」を、
2024年10月24日より提供開始しました。
(aismiley 2024.10.24)

○コガソフトウェア、生活習慣病管理料の算定要件に包括的に対応
https://www.sankei.com/pressrelease/prtimes/AQJLQZMUKVNQDHAWP67ETFS3XQ/
同社『ライフケアコンパス』は生活習慣病管理料(I)(II)の算定を
支援するとともに、療養計画書に基づいた総合的な治療管理を
実現するために、血圧・体重などのPHR記録から、運動療法の
提案を含めて生活習慣指導までまとめてサポートします。
(産経新聞 2024.10.20)

★★★

○OpenAIの文字起こしAI「Whisper」、医療現場での利用に警鐘
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2410/27/news070.html
米OpenAIが2022年に発表した音声テキスト変換AI「Whisper」に、
文章の一部または全部を捏造してしまういわゆる「幻覚」による
重大な欠陥があると、米Associated Pressは、多数のエンジニアや
研究者へのインタビューに基づいて報じた。
(ITmedia 2024.10.27)

○Appleが血糖値管理アプリをテスト、Apple Watch統合への布石か
https://xenospectrum.com/apple-tests-blood-glucose-management-app-a-stepping-stone-to-apple-watch-integration/
Appleは糖尿病予備軍向けの血糖値管理アプリケーションの
社内テストを実施。同紙によれば、このアプリは食事と血糖値の
関連性を追跡し、ユーザーの生活習慣改善をサポートする機能
を備えている。
(XenoSpectrum 2024.10.26)

○カカオヘルスケアがAI活用、疾患管理を支援するソリューション
https://www.mk.co.kr/jp/it/11145751
カカオヘルスケアが人工知能(AI)を活用して、希少疾患患者の
疾患管理を支援するソリューションを開発する。
この疾患は先天的に血糖値を作る酵素が生成されず、体内の
血糖値を自ら調節できず、低血糖が発生する遺伝性希少疾患である。
(毎日経済韓国 2024.10.21)

○Throne:AIで排泄物を分析するトイレカメラ
https://innovatopia.jp/healthcare/healthcare-news/43627/
米Throneが、トイレボウルの側面に取り付けて排泄物を撮影する
カメラを開発した。Throneのシステムは現在プレオーダー受付中で、
通常価格は499ドルだが、早期購入者には299ドルで提供されている。
同社は高齢者層や慢性的な消化器系疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎、
過敏性腸症候群など)を持つ人々をターゲットにしている。
(innovatopia 2024.10.21)

○"HealthEx"がSeedとSeries Aで合計$14Mを調達
https://www.atpartners.co.jp/news/2024-10-22-healthex-a-pf-that-enables-healthcare-organizations-to-efficiently-collect-manage-and-enforce-patient-consent-and-preferences-has-raised-a-total-of-14m-in-seed-and-series-a-funding
HealthExのソリューションは、医療組織が患者の同意と嗜好を
簡単に作成、収集、実施できるようにし、医療システムが
患者データの信頼できる管理者としての役割を果たすことを
可能にする最初のAIプラットフォームの1つです。
(atpartners 2024.10.22)

★★★

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?