医療DX,デジタルヘルス,医療AIの話
以下は2025年2月2日の投稿です。
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https://ameblo.jp/motomitsu1/
★★もくじ★★
■医療機器(医用画像)
○富士フイルム,健診センター「PURA」がアラブ首長国連邦にオープン
○キヤノン、メディカル事業で1651億円減損 前12月期25%営業減益
○世界初!胸部X線撮影やCT検査時の呼吸状態を非接触で計測
○タイにてAIを活用したモバイル結核健診の運行開始、LPIXEL
○Smart Opinion、“世界一の病院”Mayo ClinicとAIモデル実証実験
○非専門医による肺エコー検査、AIガイド下で精度向上
○丸紅、アフリカのフィリップスヘルスケアコーポレーションに出資
○日本シグマックス「ポケットエコー miruco」より新機種発売
○富士画像診断WS「CARNACORE」新バージョン新発売
○富士フイルム,AIプラットフォーム「SYNAPSE SAI viewer Ver2.6」
■デジタルヘルス
○京都大学、SaMD開発でクラウドファンディング
○中外製薬、ソフトバンクと生成AIの活用で臨床開発業務を革新
○電子カルテや医事会計システムもRPAで自動化
○ソフトバンク子会社と北海道電力、ヘルスケアアプリ提供
○【動画】街の人々の健康を地域全体で支えるPHR
○【動画】PHRサービス、船橋市の特定健診受診者様向け
○PHR基盤が「自然と健康になれる社会」の実現を支える
■国外動向(IT)
○全解明「欧州医療健康データスペース」、現地調査で見えた実像
★★ここから各記事の概要★★
○富士フイルム,健診センター「PURA」がアラブ首長国連邦にオープン
https://www.innervision.co.jp/products/release/20250308
富士フイルムは,アラブ首長国連邦のアブダビに,健診センター
「PURA」がオープンしたことを発表した。「PURA」は,
アラブ首長国連邦で公的医療機関や医療保険を広く展開する
企業「Pure Health」が運営する健診センター。
富士フイルムが展開するがん検診を中心とした健診センター
「NURA」の運営ノウハウなどを提供する。
(INNERVISION 2025.1.31)
○キヤノン、メディカル事業で1651億円減損 前12月期25%営業減益
https://jp.reuters.com/markets/world-indices/76RSOI6CQRKMLIHP7XJ3S6BNTA-2025-01-30/
キヤノンは30日、24年12月期の連結営業利益が前年比
25.5%減の2797億円になったと発表した。
地政学リスクや日本の医療機関の経営悪化などビジネス環境の
変化により、メディカル事業でのれん減損を1651億円計上した。
(ロイター 2025.1.30)
○世界初!胸部X線撮影やCT検査時の呼吸状態を非接触で計測
https://newscast.jp/news/1358155
近畿大学医学部は、電子部品メーカーであるSMK株式会社との
共同研究により、「ミリ波センサ」を用いて胸部のX線撮影や
CT検査時に患者の呼吸状態を非接触で確認できる新たな
システムを開発しました。
(newscast 2025.1.28)
○タイにてAIを活用したモバイル結核健診の運行開始、LPIXEL
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000010005.html
マヒドン大学公衆衛生学部とエルピクセルは、2025年3月より
実証事業として、Artificial Intelligence (AI)を活用したモバイル
結核検診(X線撮影装置を搭載したバス)の運行開始を発表した。
(PRtimes 2025.1.27)
○Smart Opinion、“世界一の病院”Mayo ClinicとAIモデル実証実験
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000097981.html
超音波検査結果から、AI技術で乳がんの疑いを画像診断できる、
AI乳がん検診「Smaopi」の開発に取り組む、Smart Opinionは、
JETROが「Mayo Clinic」医療技術スタートアップ支援プログラム、
Mayo Clinic Platform_Accerelateと連携して主催する
「HealthTech Gateway "AI Medical in the US"」のPhase2に
参加する5社のスタートアップの1社に選出された。
(PRtimes 2025.1.27)
○非専門医による肺エコー検査、AIガイド下で精度向上
https://jamanetwork.com/journals/jamacardiology/fullarticle/2828727
近年、救急や在宅医療の現場で、肺エコー検査が注目されている。
気胸や肺水腫などの診断に肺エコーが有用とされる一方で、
質の高い画像を得るには熟練した技術が必要なことが課題であった。
この課題に対し、米イェール大学の研究チームは、 AI支援システムを
導入することで、非専門医が専門医と同等の精度で肺エコー検査を
行えるとの研究結果を発表した。
本成果はJAMA Cardiologyに掲載されている。
(The Medical AI Times 2025.1.27)
○丸紅、アフリカのフィリップスヘルスケアコーポレーションに出資
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC273WC0X20C25A1000000/
丸紅は27日、医薬品や医療機器などを扱うモーリシャスの商社、
フィリップスヘルスケアコーポレーションに出資し、持ち分法
適用会社にすると発表した。丸紅がアフリカでヘルスケア分野に
参画するのは初めて。
(日経新聞 2025.1.27)
○日本シグマックス「ポケットエコー miruco」より新機種発売
https://www.innervision.co.jp/products/release/20250304
日本シグマックスは,『いつでも,どこでも,すぐに診る』の
コンセプトを前機種から継承し,新たな機能を搭載し幅広い
診療ニーズに対応可能な超音波画像診断装置
「ポケットエコー miruco(ミルコ)CL5」を
2025年2月3日(月)より新たに発売する。
(INNERVISION 2025.1.29)
○富士画像診断WS「CARNACORE」新バージョン新発売
https://www.innervision.co.jp/products/release/20250306
富士フイルムは、富士画像診断ワークステーション「CARNACORE」の
新バージョンを、富士フイルムメディカルを通じて2月1日より発売。
新バージョンでは、一般的なクリニック向けのスタンダードモデルに
加えて、CT・MRIといった高度医療機器を備えたクリニック向けに、
取り扱い可能な検査件数・画像枚数を拡張したハイクラスモデルを
ラインアップ。施設の用途に合わせて選択可能です。ま
た、新バージョンは、従来は搭載していなかった画像処理技術を搭載。
画面デザインも刷新し、さらに使いやすいシステムへと進化しました。
(INNERVISION 2025.1.30)
○富士フイルム,AIプラットフォーム「SYNAPSE SAI viewer Ver2.6」
今回提供を開始するVer2.6では,頭部MRI画像向けの3つの
読影支援機能を搭載した。また,CT画像読影支援機能も
さらに進化させ,リンパ節抽出機能の対象範囲を拡充した。
(INNERVISION 2025.1.31)
★★★
○京都大学、SaMD開発でクラウドファンディング
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000062054.html
ミュージックセキュリティーズは、大学の研究資金調達の
「Securite ACADEMIA」において、京都大学大学院
医療DX 教育研究センターが進める『京都大学医学研究科
ヘルスソフト開発支援基金』の募集を開始したと発表した。
(PRtimes 2025.1.27)
○中外製薬、ソフトバンクと生成AIの活用で臨床開発業務を革新
https://www.chugai-pharm.co.jp/news/detail/20250130153000_1461.html
中外製薬とソフトバンク、SB Intuitions(株主ソフトバンク100%)は、
生成AIを活用して、新薬開発における臨床開発業務の革新を目指す
共同研究に向けた基本合意を締結しました。
(中外製薬ニュースリリース 2025.1.30)
○電子カルテや医事会計システムもRPAで自動化
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000817.000001723.html
市立吹田市民病院では、人手不足解消を目指してロボオペレータを導入。
パナソニック インフォメーションシステムズの伴走サポートを上手く
活用し、導入から短期間で電子カルテや医事会計システムに関わる
さまざまなルーティン業務を自動化させることに成功しました。
(PRtimes 2025.1.27)
○ソフトバンク子会社と北海道電力、ヘルスケアアプリ提供
https://businessnetwork.jp/article/25696/
ソフトバンクの子会社であるヘルスケアテクノロジーズと
北海道電力は、ヘルスケアアプリ「ほくでんヘルスケア」を
2月3日より提供開始すると発表した。
ほくでんヘルスケアは、北海道の広大かつ積雪寒冷地という
地域特性や高齢化の進展、医療従事者不足等により、医療機関への
アクセスが難しい地域であることを踏まえて開発されたアプリ。
(BUSINESS NETWORK 2025.1.31)
○【動画】街の人々の健康を地域全体で支えるPHR
https://www.youtube.com/watch?v=vC6uGklIwsQ
とある地方自治体の地域医療推進チームを訪れるTIS部長の
草彅さん、新入社員の生見さん。自治体担当者のひとりが
「この街の人々の健康を地域全体で支えたいんです」と
地域医療に関する願いを話します。それに対して草彅さんは、
「受診歴や日々の健康状態を共有できれば治療やサポートが
しやすくなります」PHRの紹介資料を指しながら説明します。
( 2025.1.)
○【動画】PHRサービス、船橋市の特定健診受診者様向け
https://www.youtube.com/watch?v=MUkvS91VmRs
船橋市医師会と特定健診のデータをPHRプラットフォーム
QOLMS(コルムス)にて閲覧する方法のご紹介動画。
(YouTube 2025.1.30)
○PHR基盤が「自然と健康になれる社会」の実現を支える
https://dcross.impress.co.jp/docs/column/column20201012/003864.html
PHRを活用するための情報連携基盤(PHR基盤)の特性と
メリット、およびスマートシティの拡大への貢献について
アクセンチュアの藤井氏らが説明する。
(DIGITAL X 2025.1.30)
★★★
○全解明「欧州医療健康データスペース」、現地調査で見えた実像
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/03082/012800002/
欧州連合(EU)加盟各国の政府閣僚で構成するEU理事会は
2025年1月21日「欧州医療健康データスペース規則
(European Health Data Space、EHDS)」を採択した。
EHDSが規定しているのは、一次利用のためのプラットフォーム
である「My Health@EU」や、標準化された電子カルテ
・検査情報・診療行為・投薬などのレセプト情報を含む外部の
医療機関とのデータ連携を意図して設計した「電子医療健康データ
(EHR、Electronic Health Record)」、二次利用のための国境を
越えたプラットフォームの「HealthData@EU」である。
各プラットフォームは国境を越えて構築され、一次利用と
二次利用の目的で、将来EU全域で実装されると約4億4千万人分の
データが利用可能となる。
(日経XTECH 2025.1.30)
★★★