12月19日がん患者と並走する家族の心得セミナー第3回
今回のテーマは「抗がん剤」
神戸大学で腫瘍内科の医師として、日々患者さんと向き合う清田先生の講義。丁寧にお話いただき、化学療法、抗がん剤治療というものがどういうものかがよく分かりました。そして、医師として、患者さんに真摯に向き合っていることもよくわかりました。
その後、抗がん剤治療経験者の山植さんからのお話。術前の化学療法はそれほど強くなかったけど、術後の化学療法が筆舌尽くし難い辛さだったと。それが入院ならお世話してもらえるのだけど、通院なのでつらかったと。独居なので一人で這うようにして家で暮らしていたのだそう。そんな中でもお買い物に行ってくれるお友達がいらっしゃったり、ご自身の支えを感じ、生かされていることに感謝されたのだそう。ご家族は息子さんがいらっしゃったけど、大切な試験の前だったから言えなかったし、同居していたら心配させるだけだったから同居してなくてよかった、と複雑なお気持ちも聞かせていただきました。患者さんのリアルなつらさをお聞きして、抗がん剤の大変さを実感しました。
※次回第4回は、12月26日(土)18時~
再発・転移というものに真正面から向き合います。イベントページに載せており、スポット受講も可能ですので、どうぞご参加下さい。(一般3000円)
※講師はズーム参加ですが、会場は用意する予定です