カードゲーマーのためのクラフト入門 ダイスケース 道具・材料編

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1.道具

 まずは道具。大体どこの家にもありそうなものが中心。右からはじめて
1.カッターナイフ(大)
 厚紙とかを切るのに使用。厚いもの、大きいものには大きい刃で。
スライド式だと厚紙を切るときに刃が動くことがあるので、刃をネジで固定する方式がオススメ。
 画像のカッターナイフはNTカッターのSL-700GP。スライド式とネジ式のハイブリッドでちょっと使うときは刃をスライドさせて、ガッツリ切るときはネジでしっかり刃を出して使う優れモノ。スライドで刃を出した時はバネで刃が戻る安全設計。

2.カッターナイフ(小)
 ちょっと細かいところや、薄いものを切るときは小さいカッターで。こっちは厚物を切らないのでスライド式でOK。百均とかのカッターでも最低限のラインは満たすが、スライドがちゃっちかったり、ボディの中で刃がカタつくものもあるのでNTカッターやオルファ等メーカー品推奨。

3.ピンセット
 細かい作業はあまりないけど、ボンドを塗った内張りとかを貼るのに重宝する。手で貼ると手にボンドが付いて思わぬ2次被害に見舞われるので注意。あまり安いピンセットを買うよりは、ちょっと出してそこそこのモノを買うといい。
 写真のピンセットはミネシマの精密ピンセットF-108。同価格帯のピンセットに比べてクオリティが頭一つ出てる印象。ツル首かストレートかはお好みで。

4.定規
 線を引くのも紙を切るのにも欠かせないアイテム。30cm定規1本あれば大体OK。自分は15㎝と20cmも使い分けています。ちょっと短いのがあると小回りが効いて良い。マストではないけど、ノギスもあるとなお良し。

5.ヘラ
 接着剤とかについてるヘラがいい感じの長さでちょうど良い。付属品は大体ポリプロピレン製なのでボンドが乾いたらパリッと取れるので使いやすい。

6.別たち
 革を切る専用の刃物。革を切らないのであれば不要。使う前に革砥で軽く刃を撫でると切れ味が維持しやすい。

7.裁ちばさみ
 今回は内張りのスエード調生地を切るのに使用。一応カッターでも布は切れるけど、やはり専用の刃物を使ったほうが切りやすいし仕上がりもキレイ。

2.材料・消耗品


特に写真はないです。
大体ハンズとか文房具屋とかで揃うと思います。
1.厚紙(2mm厚)
 今回作るカルトナージュのベースとなる厚紙。2mm厚はあんまり置いてないかも知れないけど、これがないと始まらないので頑張って探してください。

2.ケント紙
 薄さの割にちょっと固めの画用紙。内張りの芯に使う。A4サイズ2枚分もあればOK。

3.水貼りテープ
 紙の裏側に切手みたいな濡らすタイプの糊が塗ってあるテープ。厚紙で組んだ箱の辺を補強するのに使用。湿気で糊が勝手に溶けるので、ラップで包んでチャック付きの袋とかで密閉して保存を推奨。

4.木工ボンド
 カルトナージュにおける主力接着剤。糸が引かず、水で落ち、臭いもなく、安い。非常に扱いやすい接着剤。紙同士、紙と布、紙と革の接着に関してはこれがベスト。他にも使うアテがあるのならば500g入りの大き目ボトルでもOK。

5.エポキシ接着剤
 A液とB液を混ぜる2液混合タイプの接着剤。ゴム系と違って糸を引かないし、半乾きを待つ必要もない。溶剤が抜けることで硬化するのではなく、2液混合の化学反応で硬化する。金属と異素材も強力に接着してくれるので、今回は蓋をとめるマグネットボタンを接着するのに使用。

6.革
 今回のカルトナージュの外装。組んだ箱の外に貼る。これもハンズとか手芸屋で置いている。今回の革は三宮のユザワヤで購入。約40cm×40cmサイズで2千円はしていないはず。このサイズで約1/3程度は残った。革はあくまでオプションなので、気に入った布でもOK。

7.内張り用布
 今回はスエード風生地を使用。スエード風にすると高級感が出るのが良い。あんまり毛足が長いと鬱陶しいので、短めの生地がオススメ。


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