居る日記|7日目(宮本)
展示『土地も家の中に居る』が始まっています。
設営や諸々の準備に追われて、なかなか日記を更新できていませんでした。
展示も今日が3日目、やっといろいろ落ち着いてきたので、写真を見ながら会場づくりの様子を振り返ってみます。
手前にあるのは物販コーナーと物々交換所。
雨林の写真ZINEや、みなみさんの手刷りTシャツを販売しています。
もしかしたらそのうちグッズが増えるかも。
物々交換所は形式上、物が増えるはずはないのに、なぜかどんどん賑やかになっていていいかんじです。日々育っていってる。
これからご来場予定の方は、居た形跡を残せる何かを持ってくると楽しいかもしれません。イラストやテキストを書き足して付加価値をつけている方もいらっしゃいました。
風が見える。
写真では伝わらないけど、日に当たると布がきらきらしてとても綺麗。
ぜひ近くで見てみてください。
雨林が来てくれた。
雨林は今アイルランドに居るので、今アイルランドに居るはずなんだけど、今豊岡に居る。自分でもまだ信じられないと言っていた。
当初の予定では日本に来ないはずだったから、今年の豊岡演劇祭は1人でがんばるんだ!と鼻息を荒くしてたのだけど、もし居てくれなかったら何も回っていなかっただろうと思うほどに今は甘え切ってしまっている。
雨林は想像力と勘の良さが冴えっ冴えで、話しているとよく「君には何が見える?敵は何だと思う?」状態になる。
わたしには彼女の見ているものが見えないけど、何かが見えているときの彼女の表情をよく知ってる。
椅子の上にあるのは「居るための指示書」。
ご来場くださった皆様にお配りしています。
来場者の形跡がこの部屋(「ほどく部屋」と名付けています)に増えてきて、空間の密度や空間に漂う気配が日に日に変化していておもしろい。
すでに一度いらした方も、よかったらまた覗きに来てみてください。
すっかり様子が変わっているはずです。
昨日の夕飯、高砂の海鮮丼。ぴかぴかだ…
展示会場からほど近くにある雑貨店、伝所鳩。
店内にいるときのふるまいに明確な正解があるタイプのお店。
水縞のポチ袋セットを買った。めちゃくちゃ東京のやつだ。
月が大きくて明るかった。明日は十五夜。
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