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居る日記|4日目(宮本)
早急に休む必要を感じるので今日は短め。
今日は宮本が静かなピンチに陥ります。
お楽しみに!
暑い。
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昨日の雨とは打って変わって強めに晴れた。城崎の街景色が本気を出してきた。美しい。
『土地も家の中に居る』のポストカードが届いた!
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カードの絵は、今回一緒に滞在制作を行なう絵描きの北林みなみさんに描いていただいた。とても素敵なので全員見て。
さっそく江原河畔劇場に置かせてもらった。ご来場の際はぜひお手にとってください。これからいろんな場所で配ります。
外に出る前に、雨林が今読んでいるフィールドワークの本と、「そこに居るために」のためのリサーチの話をしてくれた。一気に視界が開けたような、視力が上がったような、言葉では真ん中を捉えられそうにないけど、今取り組んでいることの旨味みたいなものがぶわっと香るような感覚がして震えた。なんて楽しいんだ。
リサーチ4日目
今日は『土地も家の中に居る』会場の下見に行く。会場は江原駅から徒歩10分ほどの場所にある、一軒家の客間をお借りすることになっている。詳しい住所は、ご予約をいただいた方に個別にお送りします。ワークショップも同じ会場で行ないます。
会場へ向かう前に、周辺を少し歩く。
歴史資料館に展示されているような貴重な建物がそのまま残っていたりして「すごい…」しか言葉が出なくなるほど感動したのだけれど、カメラロールを見返すと写真をまったく撮っていなかった。
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ぐっとくる
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セットだなあって思った気がするけど写真だとそんなでもない
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シンメトリー消化器
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会場は思っていた以上に素晴らしくてテンションが上がった。見に行けてよかった。向かうところがぐっと具体的なものになった。いい時間をお届けできると思います。
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外湯巡り4日目/静かなるピンチ
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足に疲れを感じるので今日はよく温まろうと思っていたら、ここ柳湯は城崎温泉の外湯の中で一番熱いとのこと。ちょうどよかった。料金を支払おうとするが、受付の方がどことなく渋っている。ん?と思って顔をあげると、
「熱いお湯ですが」
と言われる。
「あ、はい」
「43℃あります」
「あ、
(あっ)
大丈夫です」
まあここまで来て引き下がるわけにもいかない。全制覇するつもりなんだから。
脱衣所が妙に涼しい。これまでのどの温泉よりも冷房が効いている。そして先客の方々が顔を真っ赤にして出てくる。なるほど熱さに嘘はないようだ。
意を決して中に入る。土曜日なのに人が少ない。あの受付の脅しのせいかな?と思いながら体を洗っていると、先に入ったお客さんが後ろで、確かに、
「これ無理かも…」
と、言った。
そして本当に出て行った。
緊張してきた。
隣で体を洗っていた他のお客さんも、2分ほどお湯に浸かってそそくさと出ていった。
怖い!!!
内心かなりびびっている。でもはやく温まって休みたい。半泣きの心でいざ入浴。
あっつい
熱さで肌がびりびりする。熱すぎて笑いそうになる。
でも疲れにがつんと効いてくれている感覚があり、今日で正解だったなと思う。なんでもない顔をしてお湯から上がり、止まらない汗を流す。逃げるようにして柳湯を後にした。おぼえてろよ。
こんな書き方をしておいて何だが、かなり良いお湯だった。くせになりそう。
帰ってきてこれを書いているけれどミスタイプしっぱなしでまったく進まない。よって本日はここまでとす。
そんな日もある。
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