行政書士で開業した当時のお金の話。反面教師にしてください!
開業費用の内訳
・登録費用
約30万
・事務所備品(電話、パソコン関係その他諸々)
約20万
以上を払った上で、私が自由に使えるのは貯金50万ぐらいでした。
ここからコネなし金なし経験なしで、開業しています。しかも、奥さんと幼子を抱えてのスタートです。
たぶん仕事取れないと2ヶ月で詰みます。
じゃあ計画はあったのですか?と・・・。
ブログ書いたり、交流会とかやってれば、いつか取れるのではないかと。
まあほんと無責任極まりないです。
当然ながらそんなことで仕事なんて依頼されるはずもなく、ヤバくなった私は、奥さんにお願いして、コンサルを申し込みます。
「このままではヤバいから教えを請いながら頑張りたい!」
このコンサルに50万ぐらい使います。
このコンサルにはセミナー営業を提案され、セミナーを開催します。
その結果売上が上がるようになります。
多分セミナー経由で、5〜10件、売上も150万ぐらいは上がったのではないでしょうか?
このままいけるかなと思いましたが、ラッキーパンチは続かず、セミナーの広告費用を捻出するのも、難しくなり、生活費がヤバくなります。
そこで取った行動が、政策金融公庫からの借入れでした。創業当時ですので、150万ほど借りることができました。
でもこれって投資ではなく、生活費用も入ってますから、ヤバい借入なんですよね。
でも当時の私は150万が入ったことで、メンタルが強くなり、広告費や、勉強代にお金をドンドン使っていきます。
それでも売り上げは安定せず、2ヶ月に1件上がるか上がらないか。(単価10万〜20万)
当然お金はドンドン減っていきます。
だいぶ追い込まれた私は実家に頭を下げて100万を借ります・・・。
もう末期ですね。この100万を借入れている間に、次の就職先を探すのが良かったと思いますが、プライドなのか、意地なのか、同じ生活を続けます。
もちろんドラマみたいに奇跡的に上手くいくことなんかなく、最後は奥さんからの働いてくれ!の一言で、就職先を探すことになりました。
反面教師にしてほしいのは以下の点です。
・開業資金は多ければ多いほど良い
(年単位で考えた方が良いです)
・安易にコンサルにお金は使わない
・借入はできればしない
(事業拡大、再現性のある広告費以外)
・撤退の見極めは大事
何にせよ開業したらホント、お金がすべてですので、できる限りお金に余裕を持って、スタートしましょう。
ギリギリの方がパワーが出るという美談がありますが、普通のメンタルの方はやめましょう。
お金がないと視野が狭くなりますし、メンタルがヤバくなりますので、お客様へのサービスもおかしくなります。
計画的に開業準備を進めながら、資金をしっかり貯めてスタートしましょう!
行政書士開業当時のお金の話でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?