会社辞めて行政書士で開業する前に、もう一度自分と向き合ってみましょう!
行政書士廃業したハロ吉です。
「早く会社辞めて独立するぞー!SNSのあの先生みたいにキラキラ輝いて、沢山稼いで、仲間にも囲まれて生活するぞー!」って思っていませんか?
そこまで行かなくても、
「行政書士食えないって言われてるけど、ネット見たら、努力ややり方次第で、生活できるぐらいは大丈夫そう。もう会社辛いから、辞めて開業しよう!」って感じでいませんか?
もし当てはまっていたら、いったんストップです。
別に行政書士が食えないとかではなく、どんな働き方をして生きていたいと思っているか?の話です。
若いうちはガンガン飛び込んで、色々経験するべきです。でも私みたいに中年以降になって、冒頭のような思考でいたら要注意です。
なぜこんなことを言っているかというと、行政書士という労働集約的な業務で稼ぐということは、会社員的な生活よりも大変で、責任と仕事量が増えることになるからです。
「仕事休めない、残業だらけ、給与安すぎる」など現状に満足していないから、勉強頑張って資格取ったのだと思いますが、開業して稼げるようになると言うことは、今以上に仕事だらけの人生なりますってことです。
アラフィフの私は色々経験してきましたので、どんな働き方をしたら、私と家族が幸せを感じるかがハッキリ分かっています。
でも行政書士で開業をしようとしてた時は、それが分かっていませんでした。
独立して稼ぐのがカッコいいと思っていました。
私は稼げなかったので、仕事で忙しいはなかったですが、四六時中、売上のこと、仕事のこと、来月の生活費のことを考えるのが、しんどすぎました。
休日に仕事のこと考えるなんて、望んでいた生活とは大違いでした。
今士業の事務所にいますが、メチャクチャ忙しいです。でもボスはもっともっと忙しいです。実務以外に人付き合いで、会食だらけ。部下のミスに謝罪に行く。稼いでいるけど全然羨ましいとは思えない働き方です。
労働集約的労働で稼いで、次のステップとして、稼ぎながら不労所得的なものを作っていけるなら良いと思いますが、そこまで考えてないなら、会社辞める前に、もう1回立ち止まりましょう!
自分がどんな人生を歩みたいのか?
どんな稼ぎ方、働き方をしたいのか?
独立開業のプラス面だけみて、決断するのはストップです!!
開業する方全てが、私みたいではないと思いますが、人生の大事な岐路ですから、じっくり自分と対話する時間を取ってください。
会社辞めて行政書士で開業する前に、もう一度自分と向き合ってみましょう!という話でした。
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