サイバーパンク2077 DLC 「仮初の自由」 ストーリー解説 （前半編 : ルート分岐前）
サイバーパンク2077のDLC（拡張パック）「仮初の自由」のストーリー解説記事を作成しました。
※ 注 : サイバーパンク2077 DLC「仮初の自由」ストーリーのネタバレを含みます。
「仮初の自由」全ての記事へのリンク
前半編（ルート分岐前）、ソングバードルート編、リードルート編、塔エンド（新エンディング）編の〝全てのストーリー解説へのリンク〟は下記になります。
読んでいただく前の注意点
ストーリーの解説に特化
このストーリー解説は、サイバーパンク2077 DLC（拡張パック）「仮初の自由 」のストーリーを理解するための解説であって、ゲーム攻略サイトではありません。
エンディング分岐について
DLC「仮初の自由」ではメインジョブ「着火剤」で、2つのルートに分岐します（A : ソングバードルート、B : リードルート）。更にそれぞれのルートで2つづつ分岐があるので、最終的には合計4つのエンディングに分岐します。
[ A : ソングバードルート ]
① ソードのキング（塔 : 新エンディング）
② ワンドのキング
[ B : リードルート ]
① ペンタクルのキング（塔 : 新エンディング）
② カップのキング
ソングバード編、リード編、塔エンド（新エンディング）編のストーリー解説へのリンクは、この記事の上部・下部に貼っております。
目次
前半編 : ルート分岐前
本編 > DLC 仮初の自由 / ソングバードからの通信
Vはサイバー空間でオルト（AI）と取引をして、Vのレリックの問題を解決するために動き出す事になりました。ちなみにオルト（AI）がVと取引をするメリットは神輿の破壊です。
Vの目標はアラサカタワーに乗り込んで、神輿のアクセスポイントへ直接アクセス（ジャックイン）する事です。
このアラサカタワーに乗り込む手前までが「サイバーパンク2077」本編のストーリーです。そして、 ソングバードからの突然のリンク（接続）以降がDLC「仮初の自由」のストーリーです。
オルト（AI）との取引が終わってサイバー空間から生還した直後、ソングバードと名乗る人物からVのレリックを介して突然の連絡があります。ソングバードはVのレリックの問題を把握していて、自分なら解決出来ると伝えてきました。
Vにとっては、レリックの問題を解決するにはオルト（AI）に頼るしか道が無くなっていたので、新たな選択肢が突然出てきた事になります。
今後、ソミがVのレリックにリンク（接続）している間はVと通信が出来る様になります。何らかの理由によってリンク（接続）が切れると通信が出来なくなります。
ソングバードからVへの大統領救出要請
ソングバードの本名はソン・ソミです（以下 : ソミ）。
ソミはVのレリックとリンク（接続）した後、Vに取引を持ちかけます。
それは、Vのレリックの問題を解決するから、新合衆国のマイヤーズ大統領を助けて欲しいという内容でした。
ソミによると、ソミとマイヤーズが乗っている大統領専用スペースシャトルであるスペースフォース・ワンが何者かにハックされて、危険な治外法権地区であるドッグタウンへ不時着せざるを得ない状況にあるとの事です。
Vはソミに協力するためにドッグタウンへ潜入します。
ソミ（ソングバード）の最終目標
「仮初の自由」をなるべくわかりやすく理解するために、この記事の序盤の時点で「ソミの最終目標」について書かせていただきます。ゲームプレイでは序盤では判明していない内容となっております。
マイヤーズはソミをFIA（連邦情報局。国の諜報機関。国のスパイ組織。）の有能なネットランナーとして個人的な利益のために兵器として利用していて、ソミはマイヤーズの命令でブラックウォールを頻繁に越えていました。
ブラックウォールの突破は、国際法の違反でもあるので、大統領が国際法に違反する行為を指示していた事になります。この事が公に発覚すると新合衆国の存続が危ぶまれるほどの大きな国際問題となって、新合衆国の消滅、最悪の場合は戦争になります。
ソミの身体はブラックウォール（ブラックウォールはAI）の突破を繰り返す事によって蝕まれていて、治療しなければ死に至る深刻な状態にあります。つまり、V同様に死が迫っている状態です。
ソミの最終目標は、ブラックウォールに蝕まれた自らの身体を治療する事。そして、マイヤーズの呪縛から逃れる事でした。
ソミはドッグタウンのリーダーであるカート・ハンセン大佐が持っている神経マトリックスがあれば、ソミの治療が出来る事を知っています。
それからソミは神経マトリックスがあれば、ソミだけではなくVの治療も出来る事を知っています。
神経マトリックスとは？
「神経マトリックスの中に生息している超高性能なAI ＝ 治療薬を作るために必要なもの」です（詳細は下記）。
ドッグタウンのリーダーであるカート・ハンセンとその部下が、ドッグタウンの地下バンカーにあるサイノシュア極秘研究施設の探索中に、メインフレームを発見しました。
神経マトリックスは、そのメインフレームの中に入っています。メインフレームは例えるなら容器の様なものです。
サイノシュア極秘研究施設は、ミリテクのサイノシュア・プロジェクトのために使用されていた施設で、既に閉鎖されています。
神経マトリックスには、ミリテクのサイノシュア・プロジェクトによって、ブラックウォールの外側から取り込まれた超高性能なAIが生息しています。
まとめると、ハンセン達がサイノシュア極秘研究施設でメインフレームを発見。メインフレームの中には神経マトリックスが入っている。神経マトリックスの中には超高性能なAIが生息しているという事です。
ソミの計画では、まずこの超高性能なAIを神経マトリックスから抽出して治療薬を完成させる事です。
スペースフォース・ワンの不時着
ソミの置かれている状況やソミの最終目標がわかったところで、ここからはソミに大統領救出を依頼された直後へ話を戻します。
マイヤーズが乗っているスペースフォース・ワンがドッグタウンに向けて降下中、ハンセンはスペースフォース・ワンに向けて地対空ミサイルを発射して着弾しました。その後、スペースフォース・ワンはドッグタウンへ不時着します。
詳細は後述しますが、ハンセンの目的はマイヤーズの暗殺でした。
Vはマイヤーズを助けるために不時着地点へ向かいます。Vは墜落したスペースフォース・ワンの中でマイヤーズと対面します。マイヤーズはスペースフォース・ワンのセーフルームに避難していました。
ちなみに、ソミは脱出ポッドで既に脱出済みです。
マイヤーズと共にハンセンの軍隊であるバーゲストの攻撃から逃げる途中で、ソミとのリンク（接続）が切れて連絡が取れなくなってしまいます。
マイヤーズと廃ホテルへ
ソミが指定した廃ホテルの部屋へマイヤーズとVは逃げますが、いつまで経ってもソミからの連絡はありません。
マイヤーズが情報収集のためにラジオを付けると、ハンセンはスペースフォース・ワンがドッグタウンに不時着した事に関する記者会見を開いていました。
ハンセンは記者会見で「新合衆国はドッグタウンに軍隊を送り込む理由を以前から探り続けていた。そして、新合衆国はドッグタウンを制圧して満足はしない。次の標的はナイトシティだ。」と語りました。メディアを使って戦争の脅威を煽り、新合衆国の不利になる様なプロパガンダを行いました。
前提として、マイヤーズが掲げている命題（最優先で取り組むべき課題）は、一度崩壊してしまったアメリカ合衆国を再統一する事です。ドッグタウンを含むナイトシティについては不本意ながら新合衆国に取り込む事が出来ていません。ドッグタウンを含むナイトシティは中立の立場を貫いていて、新合衆国に取り込まれたくないので、ハンセンはこの様なプロパガンダをナイトシティ全体に向けて行なっています。
マイヤーズはソミの安否を気にしていました。表抜きはソミは友人であると言ってますが、マイヤーズはソミをブラックウォールを越える兵器として必要としていると同時に、何よりもマイヤーズの命令でブラックウォールを突破している事が外部へ漏洩する事を絶対に阻止する必要がありました。
ソロモン・リードとの接触
一晩明けてもソミと連絡が取れないので、マイヤーズはカードを切る事にしました。
マイヤーズはVに対して、ドッグタウンに潜伏しているFIAのスリーパーエージェントで、元ソミの上司でもあるソロモン・リードに接触し、共に協力してソミを救出する様に言いました。
マイヤーズ曰く、Vがリードに接触する時に、Vがリードの味方である事の証明が必要になるだろうと言いました。VはマイヤーズからFIAエージェントである事を証明するコインを受け取って、VはFIAエージェントとしてデータベースに登録されます。マイヤーズから「形だけでも宣誓をするか？」と言われます（宣誓してもしなくてもストーリーには影響はありません）。
リードは統一戦争停戦後、7年間の間ドッグタウンでスリーパーエージェントとして、別の仕事（クラブのバウンサー）をして生計を立てて暮らしていました。
リードはハッカーだったソミをヘッドハントしてFIAに引き入れた事に、今でもソミに対して罪悪感を感じています。それと同時に、新合衆国政府に対しては強い忠誠心を持っています。
よって、リードは、ソミをマイヤーズの呪縛から逃して自由にしてあげたいと思う気持ちと、マイヤーズの元へ無事にソミを送り届けるという大義（国家への忠誠心）の狭間で葛藤し続ける事になります。
Vと合流したリードはマイヤーズが隠れている廃ホテルへ2人で向かいます。マイヤーズを含めて3人で話し合った結果、リードとVでソミを探し出す事になりました。そして、リードはマイヤーズの帰路手配を進めて、マイヤーズは無事に新合衆国へ帰りました。
アレックスへの協力要請
リードはソミを救出するためのメンバーを増やす必要があると考えました。
アレックスはリードと同じくドッグタウンに潜伏しているリードの元部下（チームメンバー）で、FIAのスリーパーエージェントです。
リードと同様に統一戦争後の7年間、ドッグタウンに幽閉されていました。その間「ザ・モス」という名前のバーのオーナー兼バーテンダーとして生計を立てて暮らしていました。
リードとVは「ザ・モス」へ行き、アレックスに会ってソミ救出の協力を要請します。
アレックスは協力を引き受ける条件として、FIAの諜報員（スパイ）から足を洗って、モナコでのんびりと暮らせる条件を提示します。そして、その条件が約束されたのでソミ救出に協力する事になりました。
スライダー（ヴードゥー・ボーイズのネットランナー）
Vはリードとアレックスに、マイヤーズとVがハンセンの軍隊であるバーゲストとの戦闘中、キメラ（ミリテク製兵器）に対してソミが高度なハックをした際に、ソミとの通信が途絶えたと言いました。
アレックスは一日中ネットに繋がっているネットランナーなら何か異常を検知したかもしれないとの事で、スライダーなら痕跡を調べる事が出来るかもしれないと言いました。リードとVは、早速スライダーを訪ねる事になります。
スライダーはヴードゥー・ボーイズのメンバーで、ヴードゥー・ボーイズのアジトの地下でネットランニングしている人物です。
スライダーに会ってソミを探している事を説明します。スライダーはスペースフォース・ワンが墜落した日のネットトラフィックを調べるために、ソミとリンク（接続）していたVのレリックへ接続しました。
スライダーはサイバー空間にソミの痕跡を発見します。そして、ソミがブラックウォールのプロトコルを使ってVにリンク（接続）をしていた事が発覚します。
スライダーはその事実に驚愕しました。
スライダーはソミを歩く爆弾だとして、もしブラックウォールの近くで爆発したらブラックウォールは崩壊し、不良AI達が壁の外側から内側へ流れ込んできて、人間社会は崩壊する。全人類に関わる脅威だと強く警告しました。
リードはソミがその様な危険な状態であるからこそ、ソミとのリンク（接続）を復旧させる必要があるとスライダーを説得します。
スライダーは当初拒みましたが、リードはネットウォッチがブラックウォールのプロトコルを使っているソミの痕跡を見つけたら、いずれはその痕跡を調べたスライダーに辿り着く。そして、ネットウォッチのエージェントはスライダーやスライダーの仲間を狙ってくる。ソミとのリンク（接続）を復旧させた後、スライダーの痕跡を含めて、スライダー、リード、Vに繋がる糸は全て断ち切れと言いました。
スライダーには犯罪歴があります。もしそれをスライダーが実行してくれれば、FIAはスライダーを今後は追わない事をリードは約束しました。
スライダーによってソミとのリンク（接続）復旧
スライダーはしぶしぶではありますが、ソミとのリンク（接続）を復旧させました。Vは再びソミと通信（会話）出来る様になります。
ソミがキメラを起動した後、ソミはハンセンに捕捉されて、今はハンセンの捕虜になっているとの事です。そして、ハンセンに従っている分には、危険は無いと言いました。
ソミはVに助けを求めました。ハンセンの本拠地であるブラック・サファイアで開かれるVIPが集まるパーティーに来てくれたらソミから接触するとVに伝えます。
その直後、ソミとのリンク（接続）は不安定になり、スライダーはブラックウォールの影響を受けて脳を焼かれて死亡し、Vは瞬時の判断でジャックアウトして難を免れました。
ミスター・ハンズ（フィクサー）の協力
ドッグタウンのフィクサーであるミスター・ハンズは、Vがハンズに依頼された幾つかの仕事を成功させた事の見返りに、厳重に守られているハンセンの本拠地であるブラック・サファイアの図面や脆弱性等の情報を入手してVに提供します。
ブラック・サファイアへの潜入
Vとリードはブラック・サファイアのパーティー会場へドレスアップして潜入します。そして、パーティー会場でソミとの接触に成功します。Vとソミがリンク（接続）ではなく、実際に顔を合わせて会うのはこれが初めてになります。
リードはソミに脱出を提案しますが、ソミは拒みます。ソミはハンセンが治療薬を作るために必要な神経マトリックスを持っているので、ハンセンから逃げるわけにはいかないと言いました。
ソミはその神経マトリックスをハンセンから奪うために、ハンセンの捕虜で居続ける必要があるとの事です。
ソミ（ソングバード）の神経マトリックス奪取計画
ソミ曰く、神経マトリックスはハンセンがドッグタウンの地下バンカーから掘り出したメインフレームの中に入っているが、ハンセンはメインフレームを解除する（開ける）鍵を持っていないとの事です。
そこで、ハンセンは過去にサイノシュア・プロジェクトに関わっていた元ミリテクの2人組（双子）のネットランナー（カッセル兄弟）と取引をしたそうです。
その双子のネットランナーはメインフレームへのアクセスコードを持っていて、金と引き換えにハンセンにアクセスコードを渡す約束をしたとの事です。
そして、近々、その双子のネットランナーがハンセンのラボを訪れて、そのメインフレームにアクセスコードを入力して開いて、ソミが開かれたメインフレームの中から神経マトリックスを抽出する予定になっているとの事です。
ソミは、V達が事前に双子のネットランナーからアクセスコードを盗む。そして、行動インプリント（外見や声等を変える技術）を使って双子のネットランナーになりすまして、スタジアムにいるハンセンとラボで会う。そして、そのハンセンのラボにあるメインフレームから神経マトリックスを抽出して奪取する計画をVに伝えました。
マイヤーズ暗殺の黒幕
Vはパーティー会場でソミと別れます。そして、リードと2人でバーカウンターで話をします。
リードは大統領暗殺を実行しようとしたのはハンセンだが、黒幕はソミだと言いました。
ソミはハンセンとVに別々の話を持ちかけて、2人を取り込もうとしたとの事です。
前提として、新合衆国 ＝ マイヤーズがドッグタウンに干渉しようとしている事に対して、ハンセンは抵抗、牽制をし続けています。マイヤーズがハンセンの暗殺対象になるのは不思議ではありません。
リードはVに言います。ソミはハンセンに対しては、マイヤーズのシャトルをドッグタウンに落とすので、その見返りとして神経マトリックスを譲ってもらう取引をした。そして、Vのマイヤーズ救出を免罪符にした。このソミの計画が失敗した時のために、治療薬のためなら協力してくれるであろうVを味方につけておきたかったのではないかと分析します。
一旦、リードの分析の補足をします。
ソミはハンセンが持っている神経マトリックスが欲しかったので、ハンセンと事前に取引をしてマイヤーズの乗ったスペースフォース・ワンをドッグタウンに不時着落させました。ハンセンはマイヤーズを殺さずに人質に取る事をソミと約束していました。
ソミはマイヤーズが人質に取られる事も殺される事も望んでいなかったので、ハンセンには内緒でVに治療薬の話を持ちかけてマイヤーズの救出を依頼しました。
しかし、ハンセンはソミとの約束を反故にして、マイヤーズを暗殺するためにスペースフォース・ワンへ地対空ミサイルを発射しました。しかし、奇跡的にマイヤーズは生きている状態でドッグタウンへ不時着し、Vが救出したという経緯になります。
補足は以上になります。
ストーリー中盤で、リードはソミが大統領暗殺の黒幕であると断定しました。
リードは「今はソミに協力するしか無くて、その他諸々はその後だ。」とVに言いました。
ブラック・サファイアでのハンセンとVの会話
ハンセンはパーティー会場で、突然Vに近寄ってきて話しかけてきます。
ハンセンはマイヤーズの暗殺が失敗した原因として、Vやリードが大統領を救出し、ドッグタウンから脱出をさせた事を知っていました。
それから、マイヤーズがソミを使って個人の利益のためにブラックウォールを度々越えさせていて（ブラックウォール崩壊の危険性）、ネットと人類を危険に晒している事も知っていました。
ハンセンは「マイヤーズの大量破壊兵器であるソングバードは私の側に付いた。そして、（マイヤーズの命令で）ブラックウォールを突破していた事をネットウォッチや世間にバラされたくなければ、私の裏庭から出て行け。」とマイヤーズに伝えろとVに言いました。この発言から新合衆国がドッグタウンに干渉しようとしている事がわかります。
ソミ（ソングバード）救出作戦の事前ミーティング
ハンセンと双子のネットランナーとの会合の場が、ソミと神経マトリックスに接近するチャンスです。
アレックスによるとハンセンの目的は、メインフレームの中に入っている「ミリテクと新合衆国の極秘研究データ」で、神経マトリックスの存在は知りもしないとの事です。つまり、ハンセンとソミで欲しいものは異なりますが、いずれにせよ2人が欲しいものはメインフレームを開けないと手に入らないという事になります。
アレックスとVが行動インプリント（外見や声等を変える技術）を使って双子のネットランナーになりすまして、本物の双子のネットランナーの代わりにハンセン達との会合に参加する作戦を立てました。
ハンセンと双子のネットランナーとの事前の取り決めでは、双子のうちの1人はソミとラボへ行ってアクセスコードを入力してメインフレームを開く。もう1人はハンセンの側に残るという事になっているらしいです。
よって、2人の役割分担としては、Vはラボでソミと連携してメインフレームへアクセスコードを入力する。そして、アレックスはハンセンの側に残る事にしました。
アレックスはVが神経マトリックスへのアクセスが可能なったらアレックスに合図して欲しいとの事で、その合図の後、アレックスがハンセンと側近達を排除すると言いました（アレックスはハンセン達を自分が排除するとサラッと言います）。
ちなみに、ハンセン殺害はマイヤーズ直々の命令だそうです。ドッグタウン絶対的なリーダーである彼を殺して、ドッグタウンの結束力を弱める狙いがあったのかもしれません。
ソミ（ソングバード）に呼び出されたV（2人だけの会話）
ソミはVにリンク（接続）をして、2人きりで話をしたいと言ってVをドッグタウンの指定の場所に呼び出します。
ソミは「ナイトシティで任務があった時にこの場所の近くに住んでいて、時々ここに足を運んでいたの。私にとってとても特別な場所よ。故郷のブルックリンを思い出すから。」とVに言います。
ソミはマイヤーズ襲撃はソミとハンセンで仕掛けた事を認めます。しかし、計画通りに事が進んでいない事をVに伝えました。
元々の計画はVがマイヤーズを救出し、ソミは神経マトリックスを確保して、ソミとVの2人で逃げるはずだったとの事です。しかし、ハンセンが約束を反故にして、ソミがハンセンに囚われてしまった事。そして、FIAの同僚達（リード、アレックス）が出てきてしまった事がソミの計画の誤算だったとの事です。
ハンセンはメインフレームの中にあるデータ（ミリテクと新合衆国の極秘研究データ）さえ手に入れる事が出来れば、ソミを解放すると言っているとの事ですが、ソミがメインフレームを開いて用済みになれば、ハンセンはソミを消すだろうとソミは考えている様です。
ソミは、マイヤーズ、リード、新合衆国の全てから逃げ出したいとVに言いました。
ソミの今後の作戦としては、リードとアレックスがハンセンの相手をしている間に神経マトリックスを奪取して2人だけで逃げる。そして闇クリニックで2人の治療薬を作るとの事です。
ソミはVにハンセンに会う準備は出来たとリードに伝えて欲しいと言いました。
リードのソミ（ソングバード）への想い ＆ ICE（アイス）ブレーカー
リードが指定したFIA御用達のクリニックへVは向かいます。そこでVを待っていたリードとVは会話をします。
リード曰く、ソミは何年も前からマイヤーズに囚われていると言いました。更にマイヤーズは、少しでも優位に立つためには、ソミやブラックウォールを利用してどんな手でも使うと言いました。
例え、今回の一件で、マイヤーズがソミを許さないとしても、リードはソミをマイヤーズを含む全てから逃すために、ソミの逃亡に手を貸すと言いました。リードはFIAに対する反逆行為も辞さないと言います。
リードはソミをヘッドハントしてFIAに引き入れてしまった事に責任を感じているので、何があってもソミを必ず守るという決意をVに伝えます。
リードは神経マトリックスを手に入れた暁には、ヨーロッパにある最高のクリニックで2人（ソミとV）の治療に当たらせるとの事です。
リードは、ソミは今迷っていて自分を見失っていると言いました。
よって、ソミを確実に助け出すために、どんなネットランナーでも無力化するICE（アイス）ブレーカーをVがソミに使用する作戦をVに伝えます。
ソミがメインフレームを開く無防備なタイミングでVがICEブレーカーを使ってソミを鎮圧する。その後、ソミを救出して家に帰す計画をVに伝えました。
クリニックのリパードクによって、Vの身体にはソミに使用するためのICEブレーカーと行動インプリント（外見や声などを模倣する技術）が埋め込まれます。
メインフレームのアクセスコード入手
ハンセンとの会合へ向かう途中の双子のネットランナー（カッセル兄弟）の車をハックした後、リードとアレックスは双子のネットランナーを殺害します。そして、Vはその死体からメインフレームのアクセスコードを入手します。
その後、アレックスとVは行動インプリント（外見や声などを模倣する技術）によって双子のネットランナーに成りすまします。
その後、ハンセンとソミに会って作戦を遂行するために、3人でスタジアムへ向かいます。
スタジアムで神経マトリックス奪取（分岐直前）
アレックスとVは双子のネットランナーに成りすましてハンセンと会って軽く話をした後、予定通り、アレックスはハンセンの側に残り、Vはソミと共にメインフレームのあるラボに向かいます。
ソミはVにリンク（接続）して話しかけます。神経マトリックスを奪った後は、ソミがスタジアムをハックして、スタジアム全体を敵対モードにして、ハンセンの軍隊バーゲストに対抗する事。そして、その混乱に乗じてソミとVでスタジアムを脱出すると伝えました。
ソミによってメインフレームが起動し、Vがアクセスコードを入力出来る状態になります。
A : ソングバードルート、B : リードルートの分岐点
ここでDLC「仮初の自由」ストーリーの最初の大きな分岐があります。
事前にセーブしておく事をおすすめします（但し、分岐直前だとセーブ出来ません）。
A : ソングバードルート : 「リードを裏切る」を選択。アクセスコードを入力しソミと共に逃げる。
B : リードルート : 「 ソングバードを裏切る」を選択。ソミにICEブレーカーを使用する。
ソングバードルート編は下記をクリック
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塔エンド（新エンディング）編
このテキストは、あくまでも一個人の解説・考察であることをご了承ください。
ご意見やご感想、異なる考察や情報などは、ぜひXのDMやコメント欄にお寄せいただけると大変嬉しく思います。
長文にもかかわらず最後までお読みくださった方、誠にありがとうございました。
・この解説・考察を書いた人: IRUKA ROCKETS
・X ユーザー ID : @IrukaRockets
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