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観光業コロナウィルス狂騒曲

世界中を恐怖の渦に陥れている新型コロナウイルス。
本日2月1日より政府が「指定感染症」「検疫感染症」へ指定し、中国本土への不要不急の渡航の自粛を要請する事態になりました。

我々観光業界にとってオフである冬季に訪れてくれる外国人観光客、特に東アジア諸国の方々はとてもありがたいお客様でした。これは観光業界に関係のない一般の日本国民の方々にとってはそうでなかいかもしれませんが、観光業界の多くの方にとってプラスなのは紛れもない事実。春節期間は稼ぎ時だと期待していました。

そして、世界中に感染が拡大しアメリカは渡航中止勧告。世界中の国々が追随する状況も有り、感染が終息するまでは世界的に観光需要の減退は避けられないでしょう。因みに中国を嫌いな方が盛んに「日本の観光事業者は中国人に頼り過ぎだ!」とネットに書き込んでいるのを見かけますが、これは世界中の多くの国で同じことが言えるわけで韓国やタイ、台湾などの観光業界も日本同様に頭を痛めているのです。
中国問題が世界経済に与える影響は本当に大きく、2日前のニュースで高級ブランド世界最大手のLVMHモエヘネシー・ルイヴィトンでさえ香港のデモに加え、コロナウイルスによる中国市場の買い控えが今後の業績に影響すると言っているくらいですから。そんな中、観光業界関係者ならではの視点で日本国内における観光事業者の二極化と国際問題が密接に繋がっていることを書きたいと思います。

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※写真に深い意味はありません。和んでもらうために美味しそうな中華料理でも載せようかと(笑)

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