地域をダメにする「聞いてないオジサン」
最近、木下斉さんと盛り上がったのがまちづくり・地域活性化で避けては通れない「聞いてないオジサン」への対応について。私の人生も聞いてないオジサンとの戦いの連続です。定期航路を始めた時は「勝手に航路始めるな。県議を使って港を埋めてやるぞ」とか、球磨川くだりの再建を引き受けた時は「天草のやつが勝手に人吉球磨の観光の宝を奪った。」など散々な言われよう。まあ「だからなんですか?」と言う話なんですが、木下さんや私みたいにそう言った方々に対する豊富な対応経験があり、メンタルが強い人間は乗り越えることができますが、若者や経験が浅い行政担当者の方々、真面目な経営者は聞いてないオジサンの圧力にやられてしまい、精神的に病んでしまったり、意見を取り入れすぎてなんとも言えない事業になってしまったりする事案を頻繁に目にします。
先日このことについてTwitterで呟いたらまあまあの反応がありました。やっぱり聞いてないオジサンで悩んでいる方って多いんだなと思ったし、本当に地域のガンなんだと改めて痛感。聞いてないオジサンへの対応策は木下さんがVoicyで詳しく解説頂きましたが、私はより現場目線で改めて書いてみたいと思います。
なぜ「聞いてない!」と言ってくるのか
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