浅草・熱海・横須賀周遊で感じたインバウンドの偏在。各種データから紐解く訪日外客の旅行動態
ちょっと間が空いてしまったが、9月末に半年ぶりに東京へ出張をした。インバウンドが大盛況との報道を見聞きしていたが、実際に現地を訪れると九州とは次元が全く違う外国人の多さに正直驚いた。特にコロナ禍前より欧米人の姿を多く見かけるのと同時にアラブ系やインド系、東南アジア系など多種多様な国籍、人種の訪日外国人観光客が訪れているように感じた。一方で首都圏といえども一歩離れると外国人は見かけるものの、浅草などをはじめとする23区内の観光スポットに比べるとそれほど多くは感じられず九州と大差ないかむしろ少なくさえ感じた。その辺りをデータを見ながら振り返ってみたい。
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