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「薬剤師」は資格でもあり、私のアイデンティティでもあることに気がついた話

2022年5月からわたしは「ちひろんろん」として生きて行くにあたって
「薬剤師」という肩書きとどう向き合っていこうかと考えていた。
(ちひろんろんと呼ばれるようになったのは正確には7月)

将来、薬剤師の資格が必要な役職になる可能性はなきにしもあらずだが、
薬剤師という資格がないとできない仕事は実は6年半くらいしていない。

でもプロフィールにちょろっと記載するだけではなく、
「薬剤師」という肩書きをTwitter名に記載しようと決めた。


薬剤師という肩書きがない状態で仕事をしてみたかった

わたしはSHElikesという女性向けのキャリアスクールで受講している「シーメイト」である。

SHElikesには「コミュニティ」というものがあり、
シーメイトさんたちがそれぞれのコミュニティに関するお役立ち・交流イベントを企画してくれている。
その中で広報・PRコミュニティのイベントの
『あなたに届け!繋がりたい相手の心に刺さる💘SNSプロフィールの書き方講座』
のアーカイブ動画を視聴した。

そのBeforeとAfterが下記ツイートである。


SHElikesに入った理由

わたしが SHElikesに入ったのは副業をしたかったから。

本業で休職してしまった際に、とても恐怖を感じた。
収入が本業1本だけではそれが潰れてしまったときの状態に。
本業でストレスを感じて休職をしてしまったら
もしかしたら薬に関する仕事が嫌になるかもしれない…
薬に関係しない何かで収入を得たいと思った。

でも、私から薬学をとったらどんな仕事ができるの…?

そんな中、どんなことができるのか、探すためにSHElikesに出会って入会することを決意。


そもそも私は薬剤師と堂々と名乗っていいのだろうか?

繋がりを得られる可能性もあるからTwitterのプロフィールに
一応薬剤師であることは書いておくけど、
あんまり薬のことはツイートもリツイートもしないでおこうと決めた。

実際、フォローしている方の薬のことに関して
ちょっといろいろ発信なぁと思うことがあったりもするけれども、抑えている。

ということは薬剤師の資格を活かした仕事をしているかといわれると
現職では薬に関する仕事はしているけれども
薬剤師ではない人の方が知見があったりすることもあるし
薬剤師っていうよりかは薬学を専攻した薬にちょっと詳しい人なのではないのかと…

ふと、そんな不安がよぎるように。
正直なことを言うと、新卒では調剤薬局の薬剤師として勤務していたけれども、
わたしにはどうしてもわたしの理想とする薬剤師になることは厳しいと感じてしまった。
そんな自分に失望してしまったから職種を変えたというのも理由のひとつだったから
よほどの覚悟がないと医療現場に戻ることはないと思う。

将来は薬剤師の資格が必須になる役職に就く可能性もある職種ではあるけれども、
そんな役職に就いている自分が想像できなかった。

余計に不安に駆られた。


やりたいことを突き詰めようとすると切っても切れない存在だった

そんな中、シーメイトさんにも医療系の資格を持たれている人もちょこちょこいたりして…
それを武器にしようとしている人もいて…

そういった様子を見ていると私もこの薬学の知識を使って健康や薬に関する何かしてみたい。
そのように思えてきた。

そうしたら、やっぱり
以前よりも薬の知識のアップデートはなかなかできていないけれども
全くもって勉強していないわけでもない。
むしろ、3社とも完全に別職種だから広く知識を得られている。

薬の勉強をすることは分野によっては苦手なものもあるけど、やっぱり楽しい。
新しい薬を知ることも楽しい。
それに派生して英語で臨床試験の文献を読むことも、
高校時代、ほぼ赤点で呼び出しをくらっていて、
大学受験を失敗したといってもいい数学で
統計学を学ぶことも楽しいと思えるようになった。

これは私の強みだ。

そんな強みは私から切っても切り離せない。


薬剤師は私のアイデンティティ

薬学を学んでいたからこそたくさんのものを吸収できている。
私のアイデンティティでもあるんだ。

だからプロフィールから「薬剤師」という言葉を消せなかったんだ、
いや、消したくなかったんだ。

今学んでいるコーチングでも何かできないだろうか?
誰かと一緒に何かできないだろうか?

少しずつそんなことも考え始めている。

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