新しい冒険
「新しいものは、こわい」
新しい冒険の旅に出た。
旅に出て1週間が経った。
今の気持ちを素直にここに記しておくことにする。
正確には、最初の4日とこの2日は
"別の場所"にいたのだが、
これまでだったら、"別の場所"と思い、
わけてかんがえて、別の冒険にしそうなところだが、
今回はなんとなく、
きっちり分けて書くことよりも、
そこは曖昧に、
臨機応変に、
同じ冒険上に存在しているものなのかもしれないなと思っている。
それが今回の冒険がこれまでと大きく違うところかもしれない。
これまでを、ひとつの世界の中で、
いろんな山のぼりをしたような旅とすれば、
新しい冒険は、がらっと変わって、
そもそもの立つ場所や、目的すらちがう。
新しい世界を開拓するような冒険である。
その変わりようには覚悟していたものの、
そこに期待もしていたものの、
1週間にして早々に大きなショックだ。
ひとつひとつの出来事や出会う人々に衝撃を受けている。ここにいる人々はこれまで私がいた場所とは、文化がまるでちがう。
使う道具も、言葉も、生活リズムや、コミュニケーションの取り方、距離感など全然違うのだ。
歩くだけでも、久しく感じたことのなかった緊張感が拭えない。
しかし、とりあえず嫌なショックではなさそうだということは、予感している。
あまりにも新しい文明に触れて、使い方がわからないゆえに、怖さを感じるような感覚。
これまでの慣れ親しんだアナログな世界のほうが居心地がよかったんじゃないか、戻ったほうがいいのではないか、とよぎる。
けれども、これはきっと
慣れれば、非常に便利で快適なものなのだろう。
初めてiPhoneという言葉を耳にした時は、
自分には関係のない遠いものだと思っていたし、
LINEが怖かったし、スマホへの移行には慎重で、結構ギリギリまでガラケーで過ごしていた。
それほどわたしが慎重派ゆえに、新しいものへの恐怖や、自分には似合わないというふうに感じやすい部分でもあるのかもしれない。
今晩はここまで。
このペースでかくと、時間がかかりそうだが、
のんびりいこう。
今日もいい日であった。