ワークショップ備品の標準化で生産性アップ!
ふせんにも品質があるのをご存知だろうか。
粘着が弱くてはらはらりと落ちちゃう付箋。パッドからめくるときにシワになるふせん。サインペンの文字を弾いちゃう付箋。大きすぎる付箋、小さすぎるふせん。残りわずかの付箋。ワークショップや日常的な発散作業に不可欠な付箋は「安物買いの銭失い」、妥協しちゃダメなやつ。
弊社の事務用品ワゴンもバックヤードも、玉石混交有象無象の状態でものすごくストレスがあったので、大掃除ついでに規格の標準化を図ることにした。
今後発注する付箋は、3M純正のPost It 強粘着 75x75mmに限定する。色はパステル4色か、黄色単色。ふつう粘着のエコなやつ禁止。Askulブランド禁止。ネオンカラーも禁止。
なぜかというと、最近のワーク・ブレストでは色に意味を持たせることが多いので、ある程度色ごとの在庫量を管理しないと困るのだ。たとえば黄色はファクト、ピンクはインサイト、という区分にし、記入はぺんてるの黒サインペン一種、投票はニチバンの8mm丸シールの赤。と決めたら他の備品は使わない。最近は10色入りのプロッキーもとんとお蔵入りで、シンプルに黒サインペン一本勝負だ。KJ法の見出し用途で少し大きめの75x127mmも使うが、消費量はわずかだ(なのに半未開封の在庫が5箱もある…)。
細い75x25mmはほとんど使わない。小さい50x50mmも少量あればいい。と思うと、大箱で仕入れる75x75mmのほか、ストックはかなり少なくて済む。つい最近発注したらしいAskulブランドの強粘着ネオンカラーが大量にあるけど、もったいないおばけに目をつぶって捨てちゃう。集中力を要するディスカッションには、手元の付箋の使いやすさはめちゃくちゃ重要だからだ。
普段使いには、ワゴンの1番上の段を付箋とサインペンの一時置き場にして、この段を週一でメンテする。多めに使う時は、バックヤードのストックからトレイに小分けにして使い、終わったら元のところに戻す。20枚程度以下になった塊は潔く捨てる。すべては、アウトプットへの集中のため。
この運用を、年明けから少しやってみようと思う。
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