65歳から先10年間の仕事をどうやって創るか
60代以降、どんな風に仕事をつくっていくか。まだ年齢的には遠い課題だけど、ひとつのロールモデルが見つかった。
獨協医大 越谷病院におられた池上敬一先生だ。来夏から、新潟県三条市に移って新しい仕事を始めるという。救急救命センター長の経験者、専門は総合診療科と、まさに地域が必要としている以上の超ハイスペックな人だと思う。それにしても、「三条市の働きかけに応え」っていう身軽さに驚愕する。
三条しただ郷クリニックが下田保健センター内で7月1日開院
http://www.kenoh.com/2019/03/04_shitada.html
それまで拠点としていた場所を遠く離れて、何の縁もない場所に新しい仕事を樹立するというのは、はんぱなく大変な仕事だと思う。それを、64歳にして「とりあえず10年はやろうと思う」と言い切ってしまえる自信と決意。かっこよすぎる。医療職の人材育成や地域医療「システム」への貢献も見据えたすごい意欲。それぞれのテーマは、普段から試行錯誤して発信されていることと一直線につながっている。
こんな風に、突然訪れた機会と縁から、必要とされる場所に根を張れる60代になるには、あと30年、気が抜けないなと思った。いまはちょうど「向こう10年は(娘の卒業までの間)京田辺を拠点に」と思っているけど、その先は10年サイクルがあと2周ある。どこで働くのか、誰と働くのか、誰のために働くのか。
どこにいようとも、学ぶ仲間はいつでもこうしてオンラインでつながっていられる。時折noteにスキをくれる(そして「なるほどね~」マガジンに追加してくれる)池上先生のこれからの取り組みを全力で応援しながら、学びと発信を続けたい。
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ちなみにnoteのヘッダー写真はいつもunsplashからお借りしていますが(いいつもクレジット書いてませんが、全部Likeしてあるのでいつかまとめて…)、今日のは珍しく知人・立石従寛の作品でした!印象的!