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杏で町おこし?
3月の中旬頃に、実家の隣の敷地に杏畑があり、そこに剪定枝が積んであった。
何年か前から、町では杏の里にする計画があり、徐々に杏を育てている人が増えてきているらしい。
とはいえ、それほど大々的に宣伝しているわけでもなく、それほど力をいれているわけでも無さそうな感じで、そういえばちょこちょこ杏を作っているところがあるなぁと思う程度。
その話はさておき、草木染めに使えそうだから剪定枝が欲しいなーと思ったので、その旨を伝えたところ、快く貰うことができた。
杏で染めたことは無いけれど、梅の枝で染めたことは何度もあるので、似たもの同士同じような色に染まるかなと。
剪定枝は、そのまま風通しが良く、雨などで濡れない場所に置いておくと、いつでも思い立った時に染められる。葉っぱは鮮度が大事な場合があるので、乾燥した枝や皮などを集めておくと、重宝する。
もらった杏の枝で試し染めをしてみた。
杏の枝も梅の枝と同じく、アルカリ水で赤みを出して染めるのが良さそうだったので、細かく切った枝を重曹水で煮出してみた。
染液が赤くなってきて、色味も梅の枝で染めた時と似ていた。
ただ、染液に残っている赤味があまり布に入り込まなかった気がする。もう少し濃い色に染まると思っていたのだけれど。
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遅ればせながら、剪定枝のお礼にエコバッグを染めてみた。染めるだけだと少し味気なかったので、レタリングした文字を布用転写シートを使ってワンポイントに。
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まだまだ剪定枝があるので、次回はアルカリ抽出しないで染めてみたい。