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虫刺され対策(ドクダミチンキ)

5年前ぐらいから(多分もっと前から)
傷や虫刺されの痕がなかなか治らない。
酷い時には1年前の虫刺され痕が
黒ずんだ状態で残っている。


畑作業をする時に、蚊除け対策をしないで
少しの時間だからいいやと
外で作業をしていると、
あっという間に蚊の猛攻撃に遭う。
暑い日差しを避けて作業なんてしていたら、
蚊が活動している時間と一緒になる。

ただでさえ虫刺されの痕が治りにくいので、
蚊に刺されないのが1番だけれど、
そうもいかない。
携帯用蚊取り線香を服に引っ掛けて
作業をしていても、
手の甲や線香から離れた所は蚊に刺される。

どうしたものか...
こうなったら、蚊に刺された痕を残さないよう
に対策するしかない。


今年は、庭に大量に生えてくるドクダミで
チンキを作ることにした。
ドクダミは、漢方で十薬と言われるほど、
沢山の薬効がある薬草。
むくみ解消、便秘解消、殺菌効果など。


ドクダミの独特の匂いや、
抜いても抜いても出てくる生命力の強さに
うんざりしている人もいるかもしれない。
道を歩いていても、少し日陰になったところに
群生しているのをよく見かける。

とはいえ、ベトナムではフォーに入れたり、
中国では根っこも料理に使って食べる。
ドクダミの独特の匂いは、
熱によって分解するので、
生のドクダミにお湯を注いでお茶にすると
匂いはしないという話。
まだ試したことはないけれど。

話を元に戻すと、
虫刺されにドクダミチンキを作ってみた。
チンキとは、アルコールを使って、
薬草やハーブの成分を抽出すること。
水溶性の成分以外に、脂溶性の成分も
抽出される。

チンキの作り方は、
ドクダミを引っこ抜いて、
洗って水気を切ったら、
熱湯消毒した瓶にはさみで刻みながら
瓶一杯まで入れる。
最後に35%ホワイトリカー(又はウォッカ)を
注いでできあがり。
2週間以上経ったら、漉してできあがり。

作ったチンキはそのまま皮膚に塗ると、
アルコールが刺激になる場合もあるので、
様子を見ながら水で希釈して使う。

水で5〜10倍希釈して、グリセリンを加えて
化粧水として使うこともできる。
虫除けスプレーにもなると書いてあるが、
そこまで強い効果は無いと思う。
蚊除け対策として、アロマスプレーや
ミント水、色々試したけれど、
香りによる効果は持続力は低いし、
スプレーした着後でも、
蚊が近くを飛んでいるので、
虫除け効果については少し懐疑的。

ドクダミの他に、虫刺されに効果があると
言われているのは、
ヘビイチゴやヨモギなど。

梅の時期なので、梅酒用に
ホワイトリカーもよく見かけるし、
ドクダミの旺盛な時期、
ドクダミチンキを沢山仕込んでおこうと思う。
これで今年は蚊に刺されたら、
すぐにこれを塗って、
来年まで痕を残さないようにしたい。

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