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二度美味しい☆デラウェア②

前回のデラウェアの話の続きで、絹の軸糸を染めてみた。
前回の記事→

デラウェアの皮で染めるとブドウ色になった話。

煮出し中

アントシアニンは、酸性の状態の方が安定するというので、薄い酢水を使い、沸騰寸前の状態でコトコトと煮出してみた。
煮出した液は澄んだ赤っぽい色。
思ったほど青みが出なかったのは酸性にしたせい?

糸を入れた瞬間に染液が濁った。
絹糸に色素がどんどん吸い込まれていって、取り出した時には赤紫色に染まっていた。

糸を取り出す前

この前、アトリエシムラのワークショップに参加した時に、とても丁寧に染めていたので、それを参考に丁寧に染めることを意識した。

写真よりもう少し青みがある紫

糸が乾いた時に、何だか赤みが少なくなって青紫色に変わっていた。
乾かしている間に色が変わったのか、乾かす前の写真を撮っておけば良かった...

これはこれで好きな色に染まったのだけれど、この色味がいつまでもつのか気になるところ。
この糸を使って、ストールを織る頃には違う色になっていそうだけれど、それも草木染めの楽しいところ。

ブドウ染めの記事を書いた次の日に、巨峰を1房いただいた!
ブドウを食べられるのは勿論嬉しいし、染めにも使えるので2度おいしい。

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