寿司イノベータ~WindowDisplay~エルメス
エルメスのショーウィンドウがお茶目に演出されていました。
タコやイカやカニなどは割とリアルだったのですが、クラゲだけは照明の様になっていてスタイリッシュで印象的でした。
エルメスのWindowDisplay:寿司イノベータ
9月15日(火)まで、「寿司イノベータ」という展示が行われています。
エルメスのサイトにはディスプレイの綺麗な写真が載っていて、実際にみるよりも、細かく見えるので良いですね!
実際、ショーウィンドウの前であまりジロジロと見れないのは私だけでしょうか。
この「寿司イノベータ」という展示は、フランス出身のテオ マスリエさんというアーティストが、2020年のエルメスのテーマ「イノベーションの動き」に基づき、手がけた展示です。
テオ マスリエさんがニューヨークタイムズで”世界で最初に回転寿司店をつくった白石義明さん”の記事を見てヒントを得たそうです。
その白石義明さんはビール工場の見学でベルトコンベアを見たことをきっかけにベルトコンベヤー付調理食台(回転ずしレーン)を考案したとのことです。
回転ずしレーンがエルメスのショーウィンドウに飾られて、しかもタコさん、イカさんが接客をしてディスプレイされた商品が回転されているなんて、白石義明さんも想像をしていなかったことでしょう。
日常にはいろんなところにヒントがありますが、そのヒントをどれだけ多くの人の心に届くように形にして表現することができるかが才能なのかなと感じました。
銀座メゾンエルメスのウィンドウ・ディスプレイ、街に開かれた「エルメス劇場」は人の心を動かす素敵な演出が溢れています。