日記　2023/8/12

昨日はロッキンジャパンに行ってきた。友だちに誘われて、やや迷ったが、行くことに決めた。こういうのは行っといた方が良いことを知ってるから。以下は見たバンドの感想。

・なきごと
友だちが好きだったので一緒にみた。歌が上手かった。他の楽器に比べてベースが段違いに上手かったので後で調べたらschool food punishmentの人がサポートで入っていたらしい。そりゃ上手いに決まっている。

・indigo la end
かっこよすぎるンゴ〜。結局川谷絵音はインディゴでやってるときが一番かっこよく見える。手拍子とか声出し煽る感じのバンドももちろん楽しいんだけど、個人的にはやっぱりなんも考えずに音楽聴くのが好きなので、その点でもインディゴは最高やね。2バンド目にして既に大分満足してしまった。夜汽車やってくれて嬉しかった。

・ヤバイTシャツ屋さん
ちょっとだけNEE見たあとヤバＴに行った。めちゃくちゃライブ（というかフェス）がうますぎる。曲にノッているというより、ノらされている、というイメージ。これはすごい褒めてます。自分たちがどう見られてるかを理解し尽くしてるんだろうなと思う。

・Base Ball Bear
クソ最高〜〜〜。手違いで僕のためのセトリ組んでくれたのかと思っちゃった。リハで17才やってくれて、一回引っ込んだあとの一発目がBREEEEZE GIRLで、この時点でもう十分なのに、その後もずっと良い曲をやり続けていた。新曲もかっこいいし。この歴の長さのバンドの新曲がかっこいいということは本当にありがたいこと。若めの人たちはほとんどマカロニえんぴつを見に行っていたから、周りは落ち着いた人が多くて、とても居心地が良かった。オシャレ大学生であるところの友だちはまんまとマカえんに行っていた。かわいそうに。みんなサングラスをしていてかわいかった。

・キタニタツヤ
キタニはずっと「こういうオシャレでカッコいいやつ好きでしょ？」をやっててすごい。こっちとしても「もちろんです。」と言うしかない。てかめっちゃ歌上手くなった気がする。元から上手かったけど。MCで「今朝2曲デモ仕上げてから来ました」みたいなことを言っていて、忙しそうなのは何よりだと思ったけど、ちょっとだけwowakaのことを彷彿させてしまった。境遇も相俟って。頼むからすべてのミュージシャンが健康に暮らしてほしい。本当はこの後hydeを見ようと思ってたけど、さすがに疲れたのでパスすることにした。フェスは妥協の連続。

・hyde
結局見た。hydeが元気にステージ出れてる間にあと何回見れるか分かんないから。フェスは無茶の連続。hydeは僕が物心ついた頃からずっとかっこよくあり続けていてすごい。頭から水を被るとか、曲中に上裸になるとか、「みんなが見たいhyde」をいっぱいやってくれた。末永くまだまだかっこよくあって欲しいと思う。郷ひろみのモノマネをする時間を長めにとった結果、後半はタイムリミットに追われていた。

・THE BACK HORN
激アツ。クリープハイプの真裏だったから、ここもけっこう年齢層が高めだった。直近で見たからだと思うが、意外とキタニと似てるところもあるなと感じた。山田の動き方とかも含めて。オシャレさを全部抜いたキタニみたいな感じ。でもそれが最高。バンドはダサければダサいほど良いので。ちょうど西日がステージに差していて、それがとても似合っていた。100％やるだろうとは思っていたけど、実際コバルトブルーのイントロが流れたときはめちゃくちゃ上がった。何だかんだでこの日出演してたアーティストのアルバムの中で一番聴いたのはヘッドフォンチルドレンだと思うし。罠が始まったとき、隣りにいた妙齢の女性が思わず「オホホホホホ笑」みたいな声を出してしまっていた。わかるぜ。

・RADWIMPS
おれってこんなにRADのこと愛してたっけ？ベボベとかバクホンとかがめちゃくちゃ良かった分、「越えれんのか？笑」と冗談半分に思っていたが、かなり圧倒された。もちろん優劣をつけられるわけではないけど。人並みにRADは聴いてきたし、それなりに大きい影響を受けたバンドではあるものの、ライブに行くほどではないし、自分がこんなにRAD好きだとは思ってなかった。生でDADAを聴いて初めて、「自分がDADAの歌詞を全部覚えている」ということに気づいた。全員が神がかって見えた。ZORNも本当にかっこよかった。最後の曲が始まる前のコーレスのドラムを聴いて、ラストが君と羊と青であることに気づき、一人で優越感に浸っていた。他の人はイントロのギターが始まってからどよめいていて、「やっぱり洋次郎のことを分かってやれるのはおれだけか……」と思った。人それぞれの「RADを一番聴いていた時期」を肯定するみたいなセトリだった。

・-真天地開闢集団-ジグザグ
RADの余韻に浸って何も考えずに人の流れに乗っていたら出口の方に向かっていることに気づいて、慌てて逆流した。危ない。そのせいで最初の方は聴き逃してしまった。夜のステージに命の白さが映えていて、とても良かった。ラストは「人気ある曲をやんないと……」みたいなことをぼやきながらきちゅねのよめいりをやっていた。小さめの子どもとかも含めて、色んな世代の人が一緒に踊っていた。それを見て、改めてジグザグは国民的なバンドになれるポテンシャルがあると思ったし、是非なってほしいとも思った。本人がどう思っているかは知らないけど。最高の締めだった。

以上。昨日はとても良い一日だった。ちなみに僕は今この文章を高速バスで帰省しながら書いている。なぜこんなクソスケジュールになったかというと、計画性がないから。体が痛すぎる。前の席のオタクがコミケのおもしろコスプレのスクショを撮りまくって、エロあるよbot(笑)にDMで送っている。窓越しに花火が見える。

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