出店報告:たかとり一箱古本市
こんばんは、いたるです。
9月29日に福岡市早良区で行われた「たかとり一箱古本市」に一箱店主として出店させていただきました。
出店の様子をお伝えし、たかとり一箱古本市の魅力と楽しかった気持ちをお伝えできたらと思っています。
どうしても翌日に書きたくて勢いで書きました。後日、修正するかとおもいます。
たかとり一箱古本市について
日 時:令和6年9月29日(日) 10時半~16時30分
会 場:福岡市早良区高取 松尾サイクル付近
主 催:たかとり商店街(多分)とひなた絵本店さん
出店数:6店
出店費:500円
特 典:なし
駐車場:近隣の有料駐車場を使用
西新ー藤崎の4つの商店街が合同で行う「第20回サザエさん通り商店街夢まつり」の催しの一環として高取商店街エリアで実施。ここ数年は荒天だった時をのぞいて毎年行われているそうでした。
ひなた絵本店さんは、以前は高取商店街には2店書店があったが、今は0。西新藤崎は多数の高校、大学のある学研都市なので書店がないのは寂しい。せめてイベントの時だけでも街に書店を、と思い企画されたそうです。
私が聞いたことを思い出して書いているので、間違っている箇所があるかもしれません。
搬入の様子
当日は自家用車で現地入り。余裕をもって1時間前に到着する張り切りっぷり。
今回、搬入と展示用にアウトドア用キャリーコンテナを導入しました。アウトドアしないのに、ほぼ古本市と仕事用に買っちゃいました。
今回は小説やエッセイ、漫画など約60冊を準備しました。キャリーバックでは2箱程度。一箱古本市とは・・・。それに椅子なども詰め込みましたが、さすがはコンテナ。収まりました。というか、なんとか詰め込めたという状況。すのこは片手でもち、もう片方でコンテナ引いて会場入りしました。
出店の様子
上記のキャリーコンテナにテーブルを設置し、その上に肥前名尾和紙を引いて展示用テーブル完成。いつものすのこを立てかけていなどんブックス、開店です。
もちろん持ってきたすべての本が一斉の並べることができず、購入していただけると度に少しずつ出していって、最後にはすべてを並べることができました。
一箱古本市はレジャーシートの上に商品を並べることが多いです。どんな本あるかな、としゃがんでのぞき込むのは古本市の醍醐味ですが、少しでも目線に近いところに並べたほうが手に取ってもらいやすいかな、と考えていました。以前は搬入のために会社から台車を借りていましたが、どうしてもにもちが多くなる、そこでキャリーコンテナにテーブルを置く形を思いつき、今回初めてやってみました。
一度に展示できる商品数は限られますが、やってみてよかったです。いなどんブックスが今後屋外で出店する際のスタンダードになりそうです。
当日は4つの商店街が歩行者天国になり、出店や催しものがあり、人通りが絶えず多くの方に足を止めていただきました。これまで出店した一箱古本市で一番人通りが多かったかも。9時半から行われてたパレードは紅葉八幡宮の神輿を先頭でとても華やかでした。
出店した感想
31種、42冊を新しい読者に届けることができました。
私が十字軍史に興味をもった「アラブがみた十字軍」を手に取っていただいたご夫婦は、以前お仕事でサウジアラビアに住まわれていたということで、あちらにはご友人も多いとおっしゃっていました。須賀敦子さんの「ヴェネツィアの宿」にも興味を持たれていました。
「鷲が舞い降りた」を購入した男の子は、最近同じくジャック・ヒギンスの「女王陛下のユリシーズ号」を読んでお勧めにでてくるから、と嬉しそうでした。
吃音もちで口が達者ななほうでない私ですが、今回はいつもよりたくさんお話することができて、嬉しかったです。私のInstagramをチェック、フォローしてくれた方もいらっしゃいました。感激です。
出店者同士の交流もできました。皆さんと会話して、隣の古書アオバさんとはノンアルコールビールを一緒に飲みました。
こんな風にリラックスして一日を過ごせたのは、主催のひなた絵本店さんの気遣いのおかげでした。ご飯かいにいかなくていいですか、と小まめに声をかけていただき、おかげ様で一人できていましたが他の出店者さんの商品を見ることができました。一緒にイベントを盛り上げている気分になり、また出店したいし、書籍を通じて高取も盛り上げることに参加したい、なんて気持ちになりました。本当にありがとうございました。
今回もオリジナル帯を作成し、使用しました。多くの方に褒めていただきま、嬉しかったです。デザイナーさんにも今日、お礼を伝えました。
最後に
天候にも恵まれ、お祭りの力も借りてとても楽しい一日でした。
また出店したいと思っていて、福岡佐賀で一箱古本市に関心がある方には出店も見に来ることも強くお勧めしたいイベントです。
いなどんブックスとしても、多くのお勧めの書籍を手渡すことができ、キャリーコンテナとすのこのスタイルが好感触で、帯、栞とこれまでの取り組みも好評でやりたいことをやりきりました。もちろん、他の出店者さんからも気になる書籍を購入させていただき、大満足の出店でした。
主催のひなた絵本店さん、出店者の皆さん、イベント全体の運営の方々の御礼を申し上げます。素敵な一日をありがとうございました。
来年も出店したいです。
これからについては、仕事が忙しくなって出店は難しいと思っていましたが、もう1か所出店できないか、と探しています。本を読む時間を作らないといけませんね。
出店が決まればこちらでご報告しますし、これからも読んだ書籍やお気に入りの作品を紹介していきます。
私が愛するイタリアに恋した女性たちや、声優中田譲治さんについて語ったりしたいです。
長文読んでいただき、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?