トレード日誌26 ロスカットから学んだこと

今週のドル円は、アメリカの指標が悪かったり高市氏当選の織り込みからの石破氏当選というどんでん返しとイベント満載でしたが、ここら辺は私が触れるにはまだ力不足なので個人的な学びを共有します。

結論から言うと、今週火曜日に一度ロスカットを経験しました。とはいっても大した額じゃありませんし、業者からもらったボーナス分での取引だったのでダメージ自体は軽いです。ただ、精神的にはかなりのダメージを負いました。(笑)

少しその時の状況について説明すると、もともと私は少し前の米金利発表前にドル円をショートしており、いずれは円高になってくれるという思いと含み損の大きさから、損切りできずにいました。しかし、ドル円が下がってくれるのを今か今かと待っているうちにもう含み損の額が口座の証拠金の額を超えようとしており、ドル円が上がるたびに短期の取引で勝って証拠金を稼いでロスカットを回避している状態でした。(ボーナス分を使い切ったら別の口座を使う気でいたので、追加の資金を入れるつもりはありませんでした。)
そんな中9月24日、私は午後5時から7時くらいのスキャルピングでかなり負けてしまい、証拠金がゼロに少し近づいてしまいました。この状態でドル円が上がってしまえばロスカットされてしまいます。焦った私は、午後9時くらいの方向感のないドル円で再度スキャルピングを始めてしまい、更に負けてしまいました。そして最後には11時に指標が出るのを見過ごしてロングをし、一気にロスカットまで持っていかれてしまいました…

これは自信を持って言えますが、もし証拠金に余裕がある状態であればあの値動きの中では絶対に取引しませんでした。しかし、証拠金に余裕がなくなり、ロスカットを回避するためにはあのタイミングで取引するしかありませんでした。

この経験から学んだことは、「方向感がなく、値動きが分かりづらい相場では取引をすべきではないということです。」今更言うようなことか?というか、もともと分かっていることではありましたが、この経験をしてさらに心に刻み込むことができたと思います。こういったレンジ状態での取引が得意な方もいらっしゃると思いますが、現時点での自分はこの状態で値動きを見極められるような相場観はもっていませんし、FXはトレンドに乗るだけでも十分勝つことができるはずです。

結局そのあとドル円は146円まで上昇しましたのでどうせ耐えきれるはずはありませんでしたし、金銭的には実質ノーダメージで学ぶことができたと思って来週からも頑張りたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!