トレード日誌21 基本の融合
トレードに限らず、何かを極めている人というのは大抵、その基本の一つ一つを息を吸うように行っているものですよね。
傍から見ているとそれらを難なく行っているがゆえに簡単に見えるものですが、実際に自分でやってみると、たとえ基本的なものでもそれを高いレベルで行うのは難しかったり、たとえ1つできるようになったとしてもそれを他の基本と同時に組み合わせて行うとなると途端に難しく感じるようになるものです。
何が言いたいかというと、私の最近のトレードを見返してみると、根拠がダウ理論&200EMAでの反発にかなり偏ってしまっていたなぁということです。このやり方は損切を200EMAの少し下に置けばいいことが多くかなり気軽にできるのですが、最近それに頼り切ってしまい、トレードがかなり雑になってしまっていました。
テクニカル分析の基本には、平均線、トレンドライン、ダウ理論、チャートパターンなどなどいろいろな基本技術がありますが、重要なのは、一つ一つは簡単なこれらの技術を融合させてトレードを行うことだということを再認識していきたいと思います。
そういえば、アメリカの政策金利ですが、9月で下げられることがかなり確定的になりましたね。これでドル円はさらに下げ傾向になりそう。とはいえ利下げの幅はまだわからないのでその幅によっては逆に利下げ後には注意が必要になるかもしれません。
私は普段ファンダ要素を織り込んでトレードすることはほぼないのでちょっと怖いですが、せっかく分かりやすいファンダ要因が来ているので練習もかねてトレードしていきたいと思います。