トレード日誌9 SILVERで爆益中!
環境認識
日足で、2024年2月終わりから3月中旬すぎまでの上昇を1波ととらえると、2波でフィボ0.618までの押し目をつけており、次の上昇を3波ととらえることができる。この上昇は頂点での上髭を除いても1波の値幅以上に伸びており、強い上昇トレンドととらえられる。
ここで今の1波から3波をまとめて1波ととらえると、その後の下落でフィボ0.5まで戻しておりこのあとの上昇を3波ととらえることができる。その場合、現在の値段と比べると伸びきるまでにかなり余裕があるとみられる。
現在の最高値でレンジとなってから下落したものの、現在少しとどまっている価格帯はその前の押し安値を割っておらず、ダウ理論的にはまだ上昇トレンドは継続中である。
注目した理由
参考にしている方がGOLD、SILVERについての動画を上げており、チャートを眺めていたら上のような状況が見え、押し目からの上昇が狙えるのではないかと思った。
経緯
確か、注目し始めたときはこのような状態だった。
直近高値からの押し目でこのような状態になっていた。23日の値動きから青い水平線を引き、もしこの形状がダブルボトムとなればこの水平線、または上の黄色いネックラインブレイク、またはレジサポ転換からエントリーできるかなと思っていた。上位足では上昇トレンドが継続しているので、ショート目線では考えなかった。
しばらく監視していると、水平線とネックラインをブレイクしたもののいまいち伸びず直前の押し高値にも届かないのでうーんと思っていたら、また水平線の下に戻ってきてしまった。
これは高値を切り上げられず短期の下降トレンドを転換できないか、と思っていたら、ここでふと気づいた。
「これ逆三尊じゃね?」
経験あるFXトレーダーの方はこの気づきを鼻で笑われると思うのだが、私はこの瞬間に初めて逆三尊ができようとしていることに気づいたのだ。思えば押し目の底値帯で、安値が2つ同じくらいの価格帯でなく、少し切り下げている時点で逆三尊を視野に入れるべきだった。この気づきが最初のトレードで起こったことは私にとってとても貴重な経験になったと思う。
切り下げラインと30.5の水平線どちらでブレイクが起こるかわからなかったが、とりあえずレジサポ転換かプライスアクションでエントリーを決めようと思ってその瞬間を待った。
結局24日(金)の閉場までには逆三尊は完成せず、私はやきもきした思いで月曜の朝7:00を待った。月曜はできる最大の早起きで7時すぎに起きたのだが、起きたときには既に30.46くらいまで上がってしまっており、すでにブレイクしそうになっていることに私は焦った。しかし、このまま勢いよくブレイクしたら一度押し目をつけてレジサポ転換するはずだと自分を落ち着かせながらチャートを眺めていた。
眺めること3時間、午前10時、私はまだエントリーしていなかった。正直のところ、初のトレード、そして短期では下降トレンドのため、そして水平線やネックライン周辺での値動きがあまりぱっとしないので少し自信を失い始めていた。何か間違っているのではないかともう一回環境認識をするため、形成されたチャートをもとに黄色の切り上げ線を引いた。
このラインが意識されていることに気づいた私は、もしかしたらもう一度この切り上げラインにタッチしてから上昇するのではないか?と考えた。
であればエントリーまでもう少し待つことになるな…そう考えたら、慣れない早起き(私は普段早くても9時起きとか)をしたせいか睡魔が襲ってきた。
「仮にこの次の足でブレイクしたとしてもどうせ1時間足の確定は待つし、11時までならギリいけるか…」と考えてしまった次の瞬間には私の体はPCのそばにある布団の中に入っていた。
50分後の11時にアラームが鳴り、まだ寝ていたかった私はチャートを見て一気に目が覚めた。
レジサポ転換するどころか、私がまさしく狙っていた高値の切り上げの陽線が確定していたのだ。
マジで11時にセットしといて良かった。正直11時にこのようなチャートになっている可能性は全く想定しておらず、レジサポ転換くらいはしている可能性もあるなーと思っていたのだ。まさか寝る前に見ていたその足で高値切り上げまでするとは。
二度寝前にエントリーの準備だけはしておいたので、私は改めてチャートを検証する暇もなくエントリーボタンを押した。
結果的にその後の動きは、私の想定していたもの通りの動きとなった。レジサポ転換からの高値切り上げまで待ったことでダウ理論からの根拠も加わり、初期の損切ラインは3つ目の山の下という割と強気な位置に置くことができたし、エントリー後に少し戻しはしたがその含み損の時間も短くて済んだ。
実は私はまだこのポジションを保有しているので、これを書いている5/29 0:54 現在かなりの爆益が出ている。せっかくなので、あれからどのような経緯でこのポジションを保有しているかについても明日の記事で残しておきたいと思う。記事を分けるのはまだポジションを持っているからであって、決して明日の記事のネタがないわけではない。
今回はトレードの記録を淡々と残すのではなく趣向を変えて何を考えていたかも書いてみました。結果無駄に長くなった気もします…まあ自分が見返すためにも書いているので、何を考えていたか書くのは無駄じゃない…と信じたい。