2023年より、新社名<ironowa>(いろのわ)の幕開けです。
2023年1月より、社名を<株式会社ironowa>(いろのわ)に変え、新たなスタートを切ることにしました。
この新社名<ironowa>には、
「様々な個性やバックグラウンドを持つ人々がまちに集まり、互いに手を取り合い、各自が主体的になって暮らせるまちをつくりたい」という想いを込めています。
ただ 「ironowaって・・・何?」という感じですよね。。。
はじまりは、大塚駅北口駅前広場のネーミングライツ取得。
「ironowa」というワードが誕生したのは、2021年に大塚駅北口のロータリーがリニューアルした際、駅前広場のネーミングライツ(命名権)を取得した時のことです。
一般的に、企業がスタジアムやドームの命名権を取得すると、その施設に企業名を付けるケースをよく見かけます。でも、それに倣って「山口不動産広場」なんて名前にしても、駅前広場に降り立った「ひと」の体温はあがらない。
そこで考えついたのが、「ironowa hiro ba」でした。
iro (色)= 多様性を表現+カラフルで色々な魅力あるまちを創造するという想い。
wa(輪・和)= 人と人との繋がり(輪)+協力・助け合い(和)を表現。
こんな想いを込めて、駅前広場を名付けました。
さらに、「広場」という単語をローマ字で書いてみると「hiroba」。僕らがこれまで開発してきたビルに掲げている「ba」という文字が隠れているんです。
「ba」は、「being&association」の略。日本語にすると、「そこにいれば、つながりを感じられる場へ」という想いを込めた言葉です。僕たちが魅力的な「場」づくりに込めた想いを表現できるという意味でも、「ironowa hiro ba」はまさに、この広場名に最もふさわしいと思いました。
大塚→豊島区→東京→日本へ。
大塚のある豊島区は昨年2022年で区制90周年を迎えました。僕としては10年後の100周年へ向け、ここ豊島区の公の仕事にも今後、積極的に関わっていきたいと思っています。
現在は地元「大塚」がベースですが、いずれは豊島区→東京→日本と、事業展開を実現していきたい。
そのためには社名を変更した方が良い、という考えに至りました。
その上で新社名としてブランディングディレクターKさんとともに考えたのが、この<ironowa>でした。
「カラフルな個性をもつ人々がまちに集まり、互いに手を取り合って、各々が主体的に生きていけるまちをつくっていきたい」という想いを込めたこの言葉がまさに、僕が思い描く会社の未来の姿と重なりました。
僕らが<ironowa>で描く夢。
最後に、新社名<ironowa>のロゴを紹介させてください。
丸い文字、細い文字、傾いた太い文字、カラフルな文字。形の異なる文字は、人それぞれが持つ個性を表しています。文字が重なり合いリズムを作るタイポグラフィは、「多様性を持ちながら互いに繋がり合い、共に未来へ進んでいく姿」を表現しています。
僕らの目指したいまち、社会のあり方を、このロゴが表現してくれています。
世界情勢を見てみると、パンデミックや戦争によって、信条や価値観の違うもの同士、国や民族同士の分断は深まるばかりで、「互いを認め合う」方向とは真逆に進んでしまっています。
でも、僕はこんな時だからこそ、人と人とのつながりが社会を変えていけると信じているし、そんな想いを込めた<ironowa>が、よりカラフルでユニークなまちをつくっていけるよう、そして大塚や豊島区の体温をあげていけるよう、真摯に努力していきます。
これからの<ironowa>により多くの魅力的な仲間が集まり、そしてそんな仲間たちと一緒に、より素敵な未来を作っていくべく、これからも一生懸命頑張っていきます。
皆様これからも末永く何卒よろしくお願いいたします。