営業・セールスの練習方法
「セールス」「営業」というと抵抗感がある人も多いと思います。
商談でもなかなか相手に自分の有料の商品・サービスを提案することに踏み出せないという人もいるのではないでしょうか。
そういった方はセールスの練習のために「オススメする」ということを習慣づけると良いかもしれません。
自分が行って美味しかったお店、面白かった小説・漫画、オススメの旅行先など、
なんでも良いですが自分が良いと感じたものを積極的に他人にオススメしてみましょう。
「セールス・営業=売り込み」というイメージが強い方もいると思うのですが、私のイメージとしては「セールス・営業=オススメ」です。
お金が発生するのが「セールス・営業」で、お金が発生しないのが「オススメ」というだけで、本質的には違いはないと考えています。
実際私が何かしら商品・サービスをセールスする場合は、それが自分の商品であれ他人の商品であれ、その商品のことを本心から良い商品だと思っているので、シンプルにそれをオススメするような気持ちでセールスをしています。
逆に言えば本心から良い商品だと思えないような商品はセールスしません。
ただ本心から良い商品だとは思っていますが、それは「=完璧な商品」という意味ではありません。
そもそも完璧な商品というものはこの世に存在しないと思っています。
人間でも完璧な人間というのは存在しませんよね。
誰しも良いところもあれば欠点もあるものです。
人の良いところを見ず、悪いところにばかり目を向けていては人間不信になりかねないですし、完璧な人間じゃなければ許せないということであれば恋人も結婚もできなくなってしまいます。
人間も商品も完璧はなく、良いところもあれば悪いところもある。
大切なのはその良い部分と悪い部分のバランスです。
セールスに抵抗感がある人は商品の悪いところばかりが目についてしまっているような気がします。
もちろん商品の悪い部分を改善していく努力は必要ですが、セールスをするにあたっては商品の良い部分に目を向け、その商品を好きになる努力をすることが大切だと考えています。
人間関係と同じですね。
とは言え日本人は特にお金を話をするのがタブー視される風潮があるので、どうしても有料の商品をセールスする時に抵抗感が生まれてしまう可能性もあるので、
まずは練習としてお金が絡まない「オススメ」として、自分が良いと感じた商品・サービスを積極的に人に勧めていくことでセールスの感覚も掴めてくるのかなと。
もちろんオススメすると言っても、ただ単純に「このお店美味しかったからオススメだよ」程度でサラッとオススメするのでは意味が薄いので、
やるからにはオススメされた人が、実際にそのオススメされたお店にいきたくなる、オススメされた商品を買いたくなるように全力でプレゼンしましょう。(そのためには全力でプレゼンしたくなるほど自分自身が良いと感じた商品をオススメするようにしましょう)
オススメされた人が実際にお店に行ったり商品を購入したりということが多くなればかなりセールス力も上がっているので、金額がいくらであっても有料の商品をセールスすることも難しくなくなっているでしょう。
普段の生活の中でできる練習法ですが効果もかなり高いので、セールスに苦手意識や抵抗感を持っている人はぜひ取り入れてみてください。
少しでも参考になりましたら幸いです。