140字小説【スポットライトが眩しくて】

国語の授業で自由に詩を書いた。終業のベルが迫る頃、みんなの詩を読み終えた先生。先生は最後に僕の書いた詩をみんなの前で読み上げた。詩人の名は伏せて。「この詩を書いた人は人生の詩人だと思います」「誰?誰?」と詩人探しが始まる。でも知っているのは2人だけ。スポットライトが眩しかった…。


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こし・いたお
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