「目にした、耳にした芸談あれこれ」というタイトルでnoteの「雑誌」を作る。大胆不敵にも有料にするのでとりあえず、パイロット版を書いてみる。使い方を把握していないのでこんな感じで書くとどう見えるのかな?

これは昔ツィートしたものを再構成した。

2011年12月7日「王子落語会」の打ち上げで鯉昇さんと二時間ほど話をして、各種芸談を沢山聞いたのだが、隣の宴会がとてつもなく煩かったのと、結構深酒をしていたので記憶が怪しい。いずれ思いだすのと思うが。

で、思い出したものをいくつか。

(口伝が原則の落語の世界では)名跡がどう伝わったかよりも、稽古による噺がどう伝わったかの方がある意味で重要だ。

落語家と言うものは古典のその後にどうしても興味があって、自分もいくつか用意してあるが、なかなか出し所がない。喬太郎さんの『オートミ酸』のように誰かが特定の噺をやったら必ず演るとでも決めておかないと出番がない。

『千早ふる』の続編を昭和四十年代に読んだ。「つくばねの峰よりおつるみなの川こひぞつもりて淵となりける」を「つくばね」「みなのがわ」という二人の相撲取りの物語にしてあった。実際に聴いたことはない、誰の速記だったかも記憶にな


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