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Androidのデベロッパーサイトを見てみよう

デベロッパーサイトとは何者?

Android OSをより深く知るための存在。それがデベロッパーサイトだ。最新OSのこと、Android OSで動くアプリの作り方、Android OSを更生するソフトウェアのこと。そんなあれこれが何でも書いてあるページだ。これさえ見ておけばOKとも言えないが、気になることがあったときに訪れる場所ではある。文章を書く時の国語辞典、みたいな位置づけだろうか(例えがちと古いか……)。

こう書くと、わたしがこのサイトで日々学んでいる知識人だと思われるかもしれないが、実際そんなことは全然ない(汗)その理由のひとつに、わたしの英語レベルがそう高くないことが挙げられる。とはいえ、このサイトは日本語訳した文章を表示することができ、わたしは基本的にそれを読むのだが、これが不思議なくらい頭に入ってこない。これを日本語訳された文章が読みづらいからだと決めかかっているのだが、もしかすると原因は他にあるかもしれない。書いてある内容が(わたしにとって)高度であるとか、そもそもわたしのやる気が低いとか。真相は不明だが、このサイトを読んで霧が晴れたような気持になったことが、少なくともわたしには、不思議なことに一度も無いのだ。

試しにひとつのページを読んでみよう

このサイトがどれほど難解かを知るために、ここはひとつ実際に読んでみようではないか。試読にあたり、いかにも初心者がとっつきやすそうなアプリの基礎というページを選んでみた。Android OS上で動くアプリに関する基礎情報が書いてあるページだ。もちろん日本語バージョンを採用させてもらった。以下、引用文を交えながら進めてみる。

Android アプリは Kotlin や Java、C++ 言語を使用して記述できます。Android SDK ツールは、コードをデータやリソース ファイルと一緒に APK(Android パッケージ)にコンパイルします。これは、.apk という接尾語の付いたアーカイブ ファイルです。1 つの APK ファイルに Android アプリのすべてのコンテンツが含まれており、Android 端末はアプリをインストールする際にこのファイルを使用します。

https://developer.android.com/guide/components/fundamentals?hl=ja

まず上記のような文章から始まる。冒頭1行目から「なるほど、そういう言語で作られるのね」と思った後、続く「Android SDKツールは、~」という未知の主語で始まる2文目で「誰それ?」状態となる。このように、デベロッパーサイトは、初心者を包み込む姿勢を見せつつも、実はある程度の予備知識を持っていることを求める、「優しい面構えなのに、話してみると意外と厳しい先生」の一面を持つのだ。

しかし、分からない単語は読み飛ばしていくと、滋味深い味わいを感じることもある。同ページのアプリのコンポーネントの章を見てみよう。

アプリのコンポーネントは Android アプリに不可欠な構成要素です。各コンポーネントは、システムやユーザーがアプリに入るエントリ ポイントになります。一部のコンポーネントは他のコンポーネントに依存しています。
アプリのコンポーネントには 4 つのタイプがあります。
・アクティビティ
・サービス
・ブロードキャスト レシーバ
・コンテンツ プロバイダ
各タイプは異なる目的を果たし、コンポーネントの作成方法や破棄方法を定義するライフサイクルもそれぞれ異なります。これら 4 つのタイプのアプリ コンポーネントについては、以降のセクションで説明します。

https://developer.android.com/guide/components/fundamentals?hl=ja#Components

色々と分からない単語もあるが、「どうやらアプリは4つの何かで構成されているんだな」ということが分かる。それぞれの説明はこの文章の下に書いてあり、これまた分かったような、分からないような読後感の文章に仕上がっている。

今後はデベロッパーサイトを横目で見つつ、そこに書いてあることに関して、自分なりの解釈や理解を持って読み解いていきたいなと思っている。

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