うちの微生物の偏食が激しい話
我が家では微生物を飼っている。
正しく言えば、ベランダコンポスト内にいる微生物のことだ。
こちらで記述したベランダコンポストだが、順調に白カビや発熱を繰り返し、一番最初に投与していたネギの切れ端やアボカドの皮などはすっかり土と同化している。
そろそろ何かしら植えてデビュー戦を迎えようかというところである。
しかし、最近になって問題が発生してきている。
生ゴミが分解されないのである。
投与した野菜クズの分解スピードが落ち始めるということは、たい肥として完成しつつあるという証でもあるのだが、どうも分解スピードが落ちている、というわけではなさそうだ。ぶっちゃけ分解していない。
投与している生ゴミが野菜くず中心なのでエネルギーが足りないのかと思い、発酵促進剤として米ぬかを混ぜ込んでみても効果ナシ。まったく土が発熱しないのである。
乾燥している、というわけでもない。
そしてとある物を混ぜ込むと今までの苦労がうそのように発熱し始める。
そのとある物というのが、みかんである。
親戚から送られてきて、ちょっと食べ損なってしまったみかんを刻んで混ぜ込むと、喜びを体現していると言わんばかりに発熱する。
他の野菜くずには目もくれず、みかんの皮にはアッという間にびっしりと白カビのモフモフがつく始末である。
偏食にも程がある。
グラノーラという贅沢品の味を占めたせいだろうか。
みかんだけじゃなくてお野菜も食べなさい!!!!(オカン
そんな偏食微生物が住む我がベランダコンポストで何を植えようか悩む。
まさか植える物にまで偏食(?)というかえこひいき的なものをされるとたまったものではない。
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