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2024年家計総決算・投資年間報告-思い通りにいかない節約と投資について反省会-
2024年の年間家計総決算と投資報告です。
家計決算
まずは年間の支出割合です。下図は割合の大きさを色エリアで表しているため、支出の全項目はないのですが、特に多い項目がわかります。
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大きい順に家賃→日用品→娯楽費→交際費・・となりました。
やはり世間一般的な認識と同じく、家賃が固定費の大半を占める結果となりました。次いで日用品が大きくなっていますが、これはまとめ買いや引っ越しの影響かと思います。まだまだ日用品はストックがあるので、来年は多少下がりそうな予感です。
一方、娯楽費や交際費など、日用品に次ぐ出費となっています。交際費については、筆者の思想上、制限は設けたくない。娯楽費については、少し多すぎる感じがする。娯楽費については、服飾費やスポーツ、旅行費といった用途が考えられるが、残念ながら本家計簿は小項目まで集計しているわけではないため、内訳についてはわからない。
とはいえ、原因はわかっている。下のグラフを見てほしい。
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10月が突出して大きい出費となっていることがわかる。2024年の10月は、私事ではあるが、ある抑圧からの解放期であり、また大変喜ばしい出来事があったため、「もうこれは使いたいだけ使うしかない!」と散財しまくったのである。節約家として言い訳させてもらうと、この出費の内訳としては、ほとんどが釣り道具や料理道具などの生産機材やスポーツ用品や食材といった健康に資する物品であり、いつか買おうと思っていたものを一気にまとめ買いした次第である。
後悔はないが、いざ出費を見てみると普段節約している私には身震いする金額だ。しかし、筆者も人間なので散財欲が爆発することもある。そんな時に、変なものを買わないためにも、常日頃から有用な支出対象をピックアップしておくことは重要であると改めて認識した出来事だった。
次に、意外と少なかった食費類だ。
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一人暮らしの平均値は25%からすると、かなり低い値であることがわかる。今年一年間、不要な外食を抑え、日々調理スキルを磨いた成果がでている。筆者は、TVで取り上げられている「麺類+もやし」のようなゴミ栄養素レシピではなく、栄養素やカロリーの質等を鑑みたうえで、野菜とタンパク質た
っぷりの食事をとっている。
健康を犠牲にする節約は倹約ではなく、寿命(時間)を質に入れる行為
である。筆者は2024年の食生活において、栄養とコストを両立させる本当の意味でのコストパフォーマンスを追い求めてきた。まだまだ途上ではあるが、来年はコストは抑えつつ、よりよい食事を研究したいと思う。
次に、水道光熱費着目する。
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夏は電気代が多く、また、冬はガス代が多い傾向があった。しかしながら、全体としては家計に占める割合は10%以下で推移しており、十分に節約達成できたといえる。
実は、2024年は引っ越しのため、3月以前と4月以降の住居が異なっている。現在の住居は鉄筋コンクリート造で断熱性が高く、かつ省スペースのため、エアコンの効きが良く省エネなのである。
水道光熱費は住んでいる家に依存する項目ともいえる。戸建ての方は難しいだろうが、賃貸ならば思い切って固定費削減のため引っ越すのも手だ。
最後に、実際の支出だ。総額は1,954,724円。単身世帯かつ民営借家の平均年間支出2,137,656円のため、平均より20万円弱、月間では15,000円の節約であったことがわかる。これはまぎれもなく家計簿をつけて支出を監視している成果であるといえる。とはいえ、年齢別・属性別で絞ると多少金額も前後するため、概ね平均と判断してもよいだろう。
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平均を超えなくてよかったと思うべきか、これだけ計算して平均か、、と思うべきか。筆者はあくまで無駄な出費を減らすために家計簿をつけているのであり、欲しいものを我慢するためではない。この結果を見ると、まだまだ家計簿には絞れる部分がありそうだ。
2024年の目標値と支出平均値との差が下記グラフです。
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娯楽費や外出費など、目標値から大きく乖離していることがわかる。守れない目標は、モチベを下げる悪影響にしかならない。一事が万事。一つでも無茶な目標があれば、守れないのはしょうがない、とメンタルが悪化するもの。今年の反省を活かし、来年はもう少し娯楽費と外食費の目標値を緩和し、ほかを少しずつ削る予定である。
2024年の総評としては、悪くはないが、大成功ともいえない。まぁここまで家計簿を細かくつけるのは初めてなので、一年目にしてはうまくいった、とポジティブに考えたい。
継続は力。2025年も頑張ろう。
投資報告(預金・現金を除く値)
2025年の年間投資報告。
まずは利益率。棒グラフが月次の利益率(前月からの利益増減/総投資額)を、白抜きの四角が総額の利益率(総利益額/総投資額)を示している。
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