アフリカの恵まれない子供たちに筆を持たせてみたら
ペンは剣よりも強しというけれど、強ければいいというものでもない。ペンで書かれたものは永続的だ。かたや、剣で刻まれた傷というものは刹那的である。つまり、傷はいつか塞がって治る。しかし残らないというのも考え物である。ちょっと寂しい。
この、ペンと剣の中間地点に位置するのが筆である。筆で描かれたものというのは残りはするけれど、解釈に多様性が生まれる。ペンで書かれたもの、つまり文書というのは、新聞なんかが分かりやすい例えであるように義務教育を受けた人間が誰しも意味を理解する目的で書かれているので、ただ意味が分かるだけの薄っぺらい文章、残す価値もないゴミクズである。
アフリカの子供たちを恵まれてないとか見下す前に、自分たちの感受性の低さを嘆いて、恵まれていないのは自分自身であるということを新聞各社のお偉いさんは自覚した方がいいと思う。
以上!
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