コンビニ店員の話

自己紹介でも書かせていただきましたが、私は週に2回ほどコンビニでアルバイトをしています。ちなみにファミリーマートです)

「コンビニ店員はハードなアルバイト」というイメージは未だに根強いですし、人不足と24時間営業の是非は社会問題にもなっていますが、私自身は、「大変だけど、何だかんだ面白い」みたいなふうに思っていて、もう2年近く続けています。
コンビニにはいろんなお客さんがやってくるので、それが結構楽しかったりするんですよね!

ということで、今回は私がコンビニでアルバイトしていて「印象的だなあ」と思うお客さんについて、(私の独断と偏見に基づくネーミング付きで)書いていきたいと思います。

①美しい食事さん

…金髪ショートカット&青い瞳の北欧系(勝手にそう思っている)の外国人女性で、とても感じのいい方。いつも「バナナ」「1リットルの水」「果物ジュースorフルーツ系の飲むヨーグルト」をお買い上げになり、そのチョイスが醸し出す雰囲気にマッチしているので、「美しい食事さん」と命名。

②チキンサラリーマン

…たまに来る、チョイスが1つの食材(チキン)に偏りまくっている男性。一度、「サラダチキンのラップサンド」「グリルチキン(胡椒味)」「ファミチキ」を同時に買っていったので、つい「これ、全部チキンですけどいいんですか?」と余計な口を挟みたくなった。
『孤独のグルメ』の「汁おでん」の回で、五郎さんがきぬかつぎ、コロッケ、むかごを同時に注文してしまい、出てきてから「あちゃあ、またしくじったあ。イモだらけになってしまったぞ」と気付くシーンがあるけど、それに近い感覚なんでしょうか。
何となく食べたいものを選んでいたら自然とチキンだらけになっている五郎さんパターンなのか、それとも自分の嗜好を自覚した上であえてチキンを大量摂取しているのか…

③30番おじさん

…必ずタバコの「ラークワンロング」(私のお店では30番)を複数個買うおじさん。絶対にその銘柄なので、顔なじみの店員には「2個」「4個ね」など個数だけ伝えてくる。知らない人には何のこっちゃ分からない。このおじさんの注文にうまく応えられるかどうかで、新人が慣れてきたかどうかが分かる(気がする)。ちなみにダジャレ好き。

④寝不足さん

…平日の朝、よく眠眠打破系ドリンクの強化版「激強打破」「強強打破」を1本ずつ買っていくサラリーマン。同時にこのコンボをキメて大丈夫なんだろうか?と思うが、店員である立場上、何も言えないので、去り際の背中に「眠たいんだろうけど、がんばってくださいね」と語りかける(心の中で)

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コンビニ店員がみんなお客さんの特徴を覚えているわけではないと思いますが、私はこんな感じで勝手に命名しながらバイトしてます(すみません)

コンビニのバイトはキツいイメージがあるし、いざやってみると、やっぱり目が回りそうなほど忙しかったりしますが、私は意外と面白いよ、というお話でした。

ちなみに今日もこれから出勤です!ゴールデンウィークだけど!美しい食事さん、来るかなー。

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