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プロフィール

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白河梨々香
Ririka Shirakawa
ニックネーム : りんこ
誕生日 : 2053年1月2日(20歳)
星座 : やぎ座
血液型 : B
好きな食べ物 : ツナマヨおにぎり
趣味 : 小説を読むこと
特技 : クラリネット、早起き

小中でいじめにあっていたことで、家のなかが好きな子供になった。いまでもインドア派でゲームとアニメばかりのため、友達がほとんどいない。ずいぶん昔に流行った「図書館戦争」シリーズが大好きで、二次小説を書いたこともある。話すのは苦手だが地頭がよく、たまに発するひとことが核心を突いていることが多い。生まれも育ちも色街。

いじめによる心的外傷体験を引きずっていたために希死念慮があったが、色街乙女の活動に光を見出し、いまは克服している。というのは表の理由で、実は片思いをしていることが生きる原動力になっている。片思いの相手のことはメンバーも知らない。実は20歳上である。

煙草を吸うアニメキャラクターにあこがれた影響で喫煙者だったが、好きな人が嫌煙家だとわかり禁煙を決意。一発で成功した。

母は元ソープ嬢で「何人もの男性器が行き来したところから子供を生むなんて」と出産に関して難色を示していたが「そこに心がなければ物理現象に過ぎない」と父に説得され梨々香を産んだ。

父は色街を牛耳る犯罪組織集団の長。しかし売春と麻薬はご法度である。父親の素性に関しては、母も梨々香も知らない。家族に危険が及ぶことのないようにとの父の配慮だった。家での父はやさしく紳士的で、梨々香は大好きだった。

どんなことにでも正面からぶっかっていく性格で、嘘が嫌い。自分にとって都合の悪いことでも正直に言ってしまうため、ほかのメンバーはやきもきしている。どうにも答えようのないときはただ黙る。

高校の吹奏楽部ではクラリネットを担当していた。色街乙女でもクラリネットを演奏してみようか? とプロデューサーに言われており、機会があれば挑戦してみたいと思っている。

明け方から朝にかけて色街を散歩して、虚無感に包まれた時間を過ごすのが好き。座右の銘は「行雲流水」

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雫石カロナ
Karona Shizukuishi
ニックネーム : かろん
誕生日 : 2050年6月14日(23歳)
星座 : ふたご座
血液型 : O
好きな食べ物 : オムライス
趣味 : 写真
特技 : タロット占い、書道

陽気な元風俗嬢と客の間にできた子供で、生まれも育ちも色街。母の陽気さを客観的な視点で見て育った。そのため物事に対して分析的なところがあり、つめたく思われることもしばしばだが、意外にも座右の銘は「惻隠の情」である。

父は行方知れずで、自分の出生に秘密があることを知っている。しかし勇気がなく、秘密をいまだに母に聞けないでいる。

元ピンサロ嬢の母に似て陽気な性格の姉がひとりいる。美人でサービス精神にあふれたプレイが評価されて、某店舗型ピンサロのランカーである。姉との関係は良好で、ふたりの休みが重なった日はたいていどこかに出かけている。

いつも伏し目がちなのは、極端なあがり症であり、コミュニケーションが苦手なため。写真で見るとクールだが、心を開いた相手に対しては愛嬌のある表情をする。そのギャップにやられる男性は多いが、向こうから来る男は恋愛対象外である。根っからの一目ぼれタイプである。

ほかのメンバーから頼りにされている存在であり、色街乙女のリーダーであるが「わたしでよいのかな」という気持ちがずっと拭いきれないでいる。温厚な性格だが、なぜか「怒るとこわい」という噂が一人歩きしている。

歌い方について、ほかのメンバーから「喘ぐように歌ってる」と言われている。それは本人も認めていて、あえて意識している部分である。ブレスが目立つが、ミキシングエンジニアもあえてフェーダーを下げようとしない。

趣味の写真には凝っていて、SNSのフォロワー数は多い。承認欲求を満たすというより、純粋に作品として投稿している。特技はタロット占いで、グミベアのタロットカードがお気に入りである。書道が特技だったのは小学生の頃で、全国書道コンクールで優秀賞を受賞したことがある。

色街乙女の活動はバイトとのかけ持ちである。バイトは喫茶店のウエイトレスで、作り笑顔ができないことに悩んでいる。まかないのオムライスを食べているうちにオムライスが好きになった。見た目のわりに横着者で、かなりの枚数の皿を割っている。

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糸貫ゆい
Yui Itonuki
ニックネーム : ゆいんぬ
誕生日 : 2051年8月24日(22歳)
星座 : おとめ座
血液型 : AB
好きな食べ物 : タピオカ、馬刺し
趣味 : 長風呂
特技 : バドミントン、水泳

まさに天然という言葉が似合う。元ヘルス嬢でベッドメイキングを生業にする元母親と、ラブホテルの経営者の間に生まれた。生まれも育ちも色街。母はおとなしい人で、父は金策などに走り回っており、あまり家には帰らなかった。

母は勤勉で、仕事以外の時間はゆいを育てることにささげていた。父は忙しくしていたが、誕生日やクリスマスなど、記念日には必ずプレゼントを買ってきてくれた。家族団らんという日は少なかったが、不自由なく暮らせていた。

高校の頃、友人と観光に出かけた色街の西のはずれで、性的暴行を受けた。性欲は色街で処理することが多いなか、めずらしいケースであった。本物の女子高校生でなければ、性の対象として見られない人は、いまだに一定数いたのである。

友人と待ち合わせをしていると「道案内をしてくれ」と車から声をかけられた。「友人を待たなきゃ」と言ったが「すぐ近くだろう」と言って車に乗せられた。全然近くではなく、山奥の別荘のようなところに連れて行かれた。

そこには十数人の男が集まっていた。それからの展開には、まったく現実感がなかった。男の姿がただ代わる代わる変化してゆくだけだった。

友人との待ち合わせ場所に戻ると、もちろん誰もいなかった。途方にくれたが、警察に連絡をしようという気分にはなれなかった。それから彼女は自分の傷を隠すため、深く考えることのできない天然ボケキャラを演じている。

彼女はたくさんの人に身体をゆるすようになった。悲しすぎる現実を一時でも安心感のある人との時間で上書きしようとした。

座右の銘は、経営者の父が尊敬していた渋沢栄一の言葉より「これで満足だという時は衰える時である」

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月崎梓
Azusa Tsukizaki
ニックネーム : あずあず
誕生日 : 2052年10月9日(21歳)
星座 : てんびん座
血液型 : A
好きな食べ物 : カレー、あたりめ
趣味 : ベース
特技 : 似顔絵、持久走

精神を病んでいたオナクラ嬢とボーイとの間にできた子供で、生まれも育ちも色街。母は深いアームカットの跡を誰かに指摘されるたびに、つとめて明るく笑い飛ばすように「これ?イカ焼き」と言っている。

ジョジョが大好きで、一時は髪を黒染めにしてブチャラティと同じ髪型にしていた。座右の銘は「一日一善」。「善悪の判断は人によって違うから、あたりまえのことをあたりまえにやる。あいさつだったり、お礼だったり、ごはんをつくることだったり」と本人は言う。

父は風俗のボーイから華麗な転身をして医師になり、色街の東側を担当している。診療科目は、内科・外科・皮膚科……ようするに何でも屋であるが、産科だけは苦手である。

お酒が好きで、つまみはあたりめ、シメはカレーライスである。酒癖は悪いほうで、深酒をすると男女かまわずダル絡みする。色街乙女のメンバーが梓の代わりに謝ってまわることも珍しくない。それでいて本人は覚えていないので厄介である。

家でも深酒をしてしまうことがあるため、なんとなく寄ったコンビニで酒とつまみを買うのはやめようと思っている。彼氏がいれば飲み方が変わるんじゃないかとまわりが提案してみても「彼氏がほしいんじゃない。好きな人を彼氏にしたい」と言って聞かない。

酔ったとき自嘲気味に「特技の似顔絵も持久走も何の役にもたたない。ベースは…役にたつかもしれない」と言った彼女の言葉を聞き逃さなかった梨々香は「つぎの曲のベース弾いてみたら」と提案してみた。しかし「レコーディングには耐えられない演奏技術だ」と言って断った。

色街乙女の活動はバイトとのかけ持ちである。バイトは大手デパート1階の美容部員で、メンバーからはぴったりだとの評価を得ている。色街乙女をやめてフルタイムで働いたほうがいいのかなあ…とひそかに思っている。

しかしやめる決意をしようと思うと、心のどこからか「自分の信じられる道を歩いていたい」という言葉が心に響いてくる。彼女にとって歌うことはもっとも自分を表現できる手段なのだ。もうすこし色街乙女にとどまってみよう。そう思うのだった。

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浜林賢二郎
Kenjiro Hamabayashi
ニックネーム : ハマケン
誕生日 : 2031年2月4日(42歳)
星座 : みずがめ座
血液型 : O
好きな食べ物 : ラーメン、寿司
趣味 : 小説を書くこと
特技 : DIY、料理

ホステスと客の間にできた子供で、生まれも育ちも千葉県。小学生の頃は親のドーナツ盤を聴いて過ごす。中学生になるとゲーム音楽にあこがれ、独学で作曲をはじめる。親戚からもらったギターをいじりながら、コード理論の基礎を学ぶ。

いじめを苦に高校を中退し、別の高校に編入して卒業。音楽活動を行いながらアルバイトを転々としていたなか、送り続けていたデモテープが審査員の目に止まり、ソロアーティストとしてデビュー。ラジオ、USEN等に出演する。

大手飲食チェーン店に勤務。内部告発を行ったことで干され退職。友人の紹介でレディースアパレル店に転職する。ECサイトの管理、商品写真撮影、撮影スタジオ設計施工などに携わる。個人ではラーメン店、からあげ店をイベントに出店して好評を博す。趣味のDIYでマンションバーを設計施工し開店する。気胸で入院中、暇な時間を活かして管弦楽法を学び始める。

ECサイトのクレーム処理および創作活動のストレスにより、パニック障害を発症。克服して独立し浜林音楽事務所を開業するも、独立のプレッシャーにより今度は双極性障害を発症。

現在は障害と向き合いながら、音楽プロデューサー業をこなしている。作編曲、レコー ディング、ミックス、マスタリングなども自らの手によって行う。座右の銘は「迷ったらやれ。迷ったら行け」

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