TOEICで必要な読解スピードは?1分間に英文を何語読めば良いか【WPM】を解説
英語を読むスピードが上がればTOEICでの高得点が狙えることはもちろん、英語を使った仕事の効率も上がります。
外資系企業であれば、日常業務の英文メール、英語の社内通知、調べたい英文記事や論文などを読む際に、読むスピードが大きく影響します。
もし英語を読むスピードが、今の2倍になれば、業務時間内の生産性を高めることができます。
また、TOEIC、TOEFL、IELTS、英検など、英語の問題文を限られた時間内で読んで問題を解かなければいけない資格試験でも英文読解のスピードアップは必須と言えます。
そして、スピードを上げるためにはこのスピードを客観的に計測し続けることが大切です。現状も目標も、指標がないと効率の悪いトレーニングになってしまうからです。
そこで、今回は、英文を読むスピードの指標である【WPM】とその測定方法を紹介します。
1.WPMとは?
WPMは「Words Per Minute」の頭文字を取って略したもので、1分間で読める英単語の数を示します。
w/mなどと描かれることもありますが、これも同じWords Per Minuteのことです。
英語ネイティブのWPMはどれくらいかというと、色々な計測データがあるようですが、300程度と言われています。
2.WPMの測定方法
WPMを計測することができる英語総合読解力測定メジャーさんというサイトがあります。
テスト用の英文が「中学1・2年用」「高校入試」「高校1・2年用」「大学入試」「難関私大入試」とレベル分けされていて、WPMを計測できます。また、ただ"読んだ"だけでなく、ちゃんと内容を理解して読めているのかを確認するテストもついています。
3.日本人のWPMはどれくらい?
大学生のWPM平均が80〜100と言われています。一般的な日本人は大学卒業後にWPMが上がっていくとは考えにくいので、大人の平均はおそらくこれよりも下回っていると思われます。
仮に80だったとしたら、ネイティブの3分の1以下ということになりますね。(実感値としてもそのくらいかなと思います。)
4.TOEICで高得点を狙うためのWPMは?
TOEICのリーディング試験で最後までちゃんと解くとなると、WPMは150以上必要と言われています。もし180あれば十分です。
つまり、ネイティブのように速く読める必要はない、でも日本人平均の倍近くのスピードで読めないといけないというイメージです。
そして、本番で初見の問題でWPM150以上を出すためには、練習ではWPM200になるようなトレーニングをすべきと言えます。
5.まとめ
英文読解のスピードを上げるには、現状のスピードを確認し、目標のスピードを定める必要があります(TOEICを目標にするなら繰り返しの文でWPM200を目指しましょう)。そのうえで英語を読むスピードを上げるために今何が必要なのかを考えながらトレーニングを行いましょう。
もし自分一人でのトレーニングに不安がある場合にはコーチと一緒に苦手を把握してトレーニングメニューを決めることが有効です。
コーチは英語学習のプロなので、あなたの苦手を見抜くだけでなく、その苦手に対して必要なトレーニングの提供、そしてそれを継続するためのサポートも徹底的に行ってくれます。是非一度相談だけでもしてみてくださいね😊
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