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色川ビールに使われる 那智の滝 「延命長寿の水」 とは?

こんにちは。
色川クラフトビールプロジェクトです!

今回は、色川ビールに使われている「水」について紹介します。

色川ビールには、世界遺産・那智の滝の源流域の水を用いています。
色川の一部の地区では飲料水としても使われており、色川に帰省した人がしみじみ言うのは「色川の水がおいしい」という事です。

色川の水は、一口飲んだだけで都会の水との違いが分かります♪

そんな那智の滝の水は「延命長寿の水」とも謳われ、古くから信仰を集めてきました。
一体どんな歴史があるのでしょうか。

我々はそんな「延命長寿」の水の謎を紐解くべく、那智大社に訪問し禰宜さんにお話をお聞きしてきました!


日本でここしかない「滝」が御神体の神社

那智の滝の始まりは、西暦紀元前662年にまで遡ります。

神武天皇御一行は丹現在の那智の浜に上陸されました。一行が光り輝く山を見つけ、その山を目指し進んで行ったところ、那智の滝を探りあてられ、その御瀧を大己貴神(おおなむちのかみ)の現れたる御神体としてお祀りされたのが始まりとされています。

熊野那智大社が造営される以前、熊野の神様は元々ここ(那智御瀧・飛瀧神社)でお祀りされており、全国的にも珍しい「滝」が御神体である神社です。

古来から延命長寿の信仰が篤く、数多の修行者や参拝の人々が訪れ、今日もこの那智の滝の水は延命長寿の水として尊ばれています。

那智の滝が「延命長寿の水」とされる歴史的背景

那智の滝は、那智原始林に点在する「那智四十八滝」の一の滝として、約1300年前から滝行が行われてきた修業の現場でもあります。

那智山の奥山、大雲取山から流れ出る本流にいくつもの流れが重なり合い、ついには原生林を切り裂くように落下しているのがこの「那智の滝」です。
水柱は落差133m、銚子口の幅13m、滝壺の深さは10mの名瀑で、落差は日本一です。銚子口の岩盤に3つの切れ目があって、三筋になって落下し始めるところから、「三筋の滝」ともよばれています。

引用元:和歌山県公式観光サイト

那智の滝が「延命長寿の水」と知られるようになったのは、その昔、滝壺に那智山にて千日修行を行っていた花山法皇が、延命長寿の仙薬である「九穴(くけつ)の貝」(9つの穴が開いた貝のこと)を那智の滝に念じてお沈めになったことに始まり、広まったと言われています。

現代でも那智御瀧内のお瀧拝所舞台へ入場すれば「延命長寿の水」を実際に飲むことが出来ます。

色川ビールはこのような神聖で由緒ある水を使って造られているクラフトビールです!

色川で汲んだ水は、タンクに載せ醸造所まで運搬します

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