チェンマイにて カレン族Huaysompoi Villageへ 2024/3/16〜17
pic: 夕方バッファローの群れを探しに行くお母さん!
《カレン族さんの村 Huaysompoi Village、コーヒー農園へ》
チェンマイの旧市街地に2泊した後、
1泊2日のカレン族コーヒー農園ツアーに参加
このツアーは
大阪府高槻市にある『サパーンコーヒー』さんが主催されている
現地チェンマイ集合解散のツアー
私が参加した今回のツアーは2回目で
昨年(2023年)12月に第1回目を開催されたとのこと
ツアー定員は5名
継続して開催していけるといいなぁと計画しているそうだ
旧市街地のターペー門に朝10時に集合
カレン族のスタッフさんが車で迎えに来たくださった
山間部に入ると山肌は黒く焼かれた跡があちこちに見られた
今も焼き畑の伝統が残っており
それが空気悪化の原因の一つと言われている様だ
想像以上に険しい山道
村の中心付近までは舗装道路だったが
私たちの宿泊所へはいわゆる山道
赤土でボコボコになっている道だ
そういえばむき出しの山肌も赤い
タイ北部には温泉もあるらしいので火山灰質なのだろうか
村の住居は高床式
床下には洗濯と収納?兼ねているのか
どのお宅にも沢山の衣類が吊るされていた
カレン族というと、だいたいの方は『首長族』を思い浮かべるかと思う
現地スタッフのワットさんの説明だと
カレン族には2種族?あって、ここの方々は首長族では無いとのこと
確かに皆さん、首にあの独特な首輪はつけていらっしゃらなかった
とても穏やかで和かにお話をしてくださる方々だった
言語はカレン語
ワットさんはここのカレン族出身者だが、カレン語は少ししか話せず
主にタイ語と英語で生活をしているそうだ
世代が若くなるほどその傾向が強くなっている様だった
ワットさんは大学で英語を勉強したそうで
とても流暢な英語を話す方だった
メインのコーヒー農園へ案内していただく
え⁇ここですか?
私の中のコーヒー農園のイメージは
エチオピアやグアテマラ等の綺麗に区画整理された
いわゆるプランテーションだったから
樹が茂っている山の中にズンズン入って行かれて驚いた!
山の勾配がかなりある中での手積みの作業
アラビカ種のティピカとカルティモール、ブルボン、
さらにロブスタ種もあるとのこと
それぞれを実の色で見分けて袋に入れるらしい
つまり
山に自生しているコーヒーの木が沢山あるのだ
そしてコーヒーの香りや甘さや味は、この山の滋養そのものなんだと思った
コーヒーの木を覆う様に生えている山の樹々
そのおかげで日除用の幌もいらない
全てが天然、オーガニックなのだね
収穫は12月に終わったそうで
今回は実がなくてごめんなさい!と言われたが
残っていないか山の中を一所懸命に探してくださり
写真の枝を持ってきてくださった
実をいただくととても甘くいがみもなかった
コーヒーはフルーツ!と実感した
吐き出した種=豆に、白い薄皮がついているのもわかった
コーヒーの収穫地を拝見できて嬉しかったのに
さらに
山の中の渓流地へ連れて行ってくださり
村の方々が作った納涼床の様な休憩場所に案内してくださった
この場所はとても綺麗に整備されていて
街や村から家族連れや若者たちがお弁当を持って訪れていた
この流れの先にはもう1箇所滝があり、そこは滝の裏側も通ることができた!
この場所で少し休憩をして
その後、今回宿泊するお宅に連れて行ってもらった
p.s.
ワットさんのお母さんはとってもチャーミング!
バイクの後ろにヒョイと座ってボコボコの山道を乗っていく
バッファローが戻って来ないから探してくるね〜、ですって!
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