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【読書記録】20代で得た知見

Irokaです。
今日は読書記録を更新します。
読むのにすごく時間がかかったけれど、20代のうちに読んでおきたかったこの本。

20代で得た知見/F著

個人的感想

本の感想を一言でいうなら、エモい。
だけどその一言で形容するにはあまりにも稚拙に感じて、もどかしい。

筆者とその周りの人々で交わされた印象的な出来事や言葉が1〜2ページのごく短い短編集として綴られている。
そして、言葉の選び方がとても美しいと感じた。

時間にすると3分もせず読めてしまうものばかりで、さらっと読み流してしまえば、結局なんだったんだ・・?と思ってしまう話もある。

それに、この本を読んでも、これまで私が生きた20代としての人生が正しかったのか、残り少ない20代をどんな風に生きればいいのかの答えは出なかった。

だけど、この1つ1つの文章を言葉の1つひとつを味わうように、情景を思い浮かべながら読むと入ってくる感情が全く違うのだ。

私なりに、いろんな経験をして、いろんな本を読んで、いろんな人と出会って。
この本から、いろんな色をした情緒を感じ取れるようになったことが嬉しい。

ページをめくるたびに残りのページが減ってしまうのがさみしくなるのは、本を読んでいて初めての感覚だった。

この本を読み進めることがたいそう贅沢なものに思えて、毎晩ベッドに入ったあと、1〜2篇だけ読む。
高級なお菓子を普段より長くに口のなかに留めておきたくて、丁寧に咀嚼するのに似ているなと思った。


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さて、読んでいた本に触発されてなんだかポエマーな感想文に仕上げてしまいましたね・・でもすごく素敵な本でした。

では、また書きますね。
Iroka.




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